参加者の区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 07:50 UTC 版)
「バーチャルマーケット」の記事における「参加者の区分」の解説
ユーザー バーチャルマーケットに訪れる全ての参加者のこと。参加するにあたり、事前の申し込みや登録などは不要。 VRイベントと銘打っていることから誤解されがちだが、VR用のゴーグル(ヘッドマウントディスプレイ)が無くても、STEAMに対応したパソコンさえあれば参加することができる。 (Vket6以降、HIKKY社開発のVketCloudというブラウザ対応の3D空間描画技術を採用したことで、スマートフォンでも参加が可能になった) Vketをきっかけに初めてVRやバーチャル空間に触れるといった層も少なからずおり、既にバーチャル空間の楽しみ方を知り尽くしている一般ユーザーが積極的にVketツアーを企画したり、初心者案内を行うなど、参加者が一体となって新規参入者を歓迎する向きがある。 クリエイター サークル出展を申し込み、自身の制作物を出品する参加者のことを指す。 アマチュアの3Dモデラーが大半を占めるが、中にはプロの3Dモデラーやイラストレーターなども散見される。 サークル出展者には3m×3m×4mの展示スペースが割り当てられ、ブースと呼ばれる店構えを作成し、その中に自身の出品物を陳列する。出展申し込みを行い、ブースを運営に入稿することで初めて会場に出展物が並ぶこととなる。(展示スペースのサイズは、展示会場によって異なることがある) 初代VketとVket2では全ての出展希望者を受け入れたが、Vket3で出展希望者が大幅に増え、落選者が多発。それを受け、Vket4およびVket5では再度全ての出展者を受け入れたが、出展申し込みはしたが入稿をしないサークルが発生し、会場の一部が空きスペースとなるなどの問題が発生した。 出展にかかる出展料は初代VketからVket5までは無料だったが、Vket6からは出展料が採用された。出展料と抽選を組み合わせることで、前述のような空きスペース問題は解決が見られた。 企業出展者 バーチャルマーケットの企業会場に出展する法人のことを指す。 VR関連の事業開発、新規事業としてのVRの市場調査などを目的として、バーチャルマーケットに来場するユーザー向けに自社商品のアピールや販促を行う。 VRユーザーと多くの接点を持てる場としてバーチャルマーケットは唯一無二の機会である為、VR業界への参入を検討している企業のファーストアプローチとして適していると評されている[誰によって?]。 Vket毎の主な初出展企業 Vket3 セブンイレブン、パナソニック、WEGOなど Vket4 ソフトバンク、日本HP、アウディ、伊勢丹など Vket5 ディズニー、KDDI、東宝、BEAMSなど Vket6 JR東日本、NTTドコモ、大丸松坂屋など Vket2021 ローソン、SMBC日興証券、ソニーミュージックソリューションズなど
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参加者の区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:13 UTC 版)
コミックマーケットでは、企業、サークル、スタッフ、一般来場者も全て含めての来場者を「参加者」と呼ぶ。 これはコミックマーケットにおいて参加者は対等であり、「お客様」は存在せず、皆がコミックマーケットの参加者なのである、との理念からである。参加者の主な区分は以下の通りである。 サークル参加者 同人サークルとして参加し、コミックマーケットより与えられた個々のスペース(ブース)で自作の同人誌やグッズなどの頒布を行う参加者。参加するためには事前にサークル参加の申込を行い、当選しないと参加することができない。参加するためには参加費が必要である。通常は机半分、椅子2脚が1スペースである。コミケでは通称として「サークル」と呼ばれる。 スタッフ参加者 コミックマーケット準備会のスタッフとして参加し、運営や各種作業を行う参加者。無償のボランティアだが弁当など飲食物とカタログ、サークル参加申込書が支給される。(カタログと次回のサークル申込書はスタッフとして注意事項やサークル参加者への告知内容を理解するために支給されている)スタッフ参加には事前に開催される「拡大準備集会」に複数回参加する義務がある。また開催時は設営から撤収までの通日参加が原則となっている。コミケでは通称として「コミケスタッフ」、「スタッフ」と呼ばれる。 一般参加者 サークルが頒布する同人誌や企業ブースの販売物の購入を目的とした参加者をいう。コミケ会場でのコスプレイヤーとしてのみの参加やコスプレイヤーを撮影するためだけの参加も一般参加者となる。参加するための事前申請・登録は不要で、入場料は無料。多くの他の同人誌即売会と異なり入場券がわりのカタログ購入が必須ではないため、カタログに記載されている注意事項や案内について理解されない参加者が増えており、禁止行為である会場付近での徹夜行為や早朝からの来場、会場内での飲酒のほかサークルや運営側に対していわゆる「お客様」対応を求める行為など「コミケの常識」を理解されない一般参加者がいるのも事実である(準備会が発行するカタログはコミックマーケットでの注意事項やルール、マナーを伝える手段でもあるため、準備会ではすべての参加者に熟読を呼び掛けている。C74より公式サイトでカタログの注意事項やルール・マナー部分を抜粋して公開をしている)。コミケでは通称として「一般」と呼ばれる。 企業参加者 コミックマーケット企業スペースに参加する法人・各種団体をいう。また、出版社・放送局などの取材も企業参加者に含まれる場合がある。コミケでは通称として「企業」と呼ばれる。 ※サークル参加及びコミケットスタッフへの参加資格は、公式サイトでは「申込時点で義務教育を修了している人」とされているが、「法的に中学校卒業以上の学歴がある人」という意味であり、中学校卒業以上の学歴がない場合は許可されない(ただし、開催前日の設営については特に制限はない)。 これらの区分とは別に、以下のような形での参加もある。 委託参加者(委託サークル) スペースの取得に落選した、あるいはコミケに申し込みをしなかったなどの理由で、他のサークル参加者に同人誌その他の頒布を委託した者、またはサークルをいう。来場していない場合もあれば、一般参加者として来場している場合もある。当選したサークルが複数日、複数場所で頒布する目的で他のサークルに委託する場合もある。 ※コミックマーケット準備会でも過去に「同人誌委託コーナー」を設けていたこともあったが2007年夏のC72以降、委託コーナーを設けないと発表した。準備会はその理由として、以下を挙げている。3日間開催において、抽選率70%以上を確保できる状況にある 抽選漏れサークルの救済という趣旨とは異なってそもそもコミケットにサークル申込を行っていないサークルが増え、コーナーの性格も変わりつつある これまでの会場の使い方では現状に適合しない部分もいくつか見えており、(現在委託コーナーが置かれている)会議棟含め会場施設などの利用方法について会場側とも調整を行いながら現在見直しを行っている ※一方、中止はそれまで委託コーナーを運営してきたCPSに関する事情もあると準備会は付け加えている(詳細は株式会社コミケプランニングサービスを参照のこと)。 コスプレ参加者 コスチューム・プレイを行う者たちを指し、開催当日の登録(有料)が必要。コミックマーケットではコスプレも表現の一部ととらえており、コスプレイヤーのために専用更衣室の用意や着替えを早くすることができる「先行入場」システム(事前申込が必要)を行っている。なお、企業参加者の中にコスプレをした企業社員やコンパニオンもいるが、これらは参加要件の違いからコスプレ登録は行っていない。
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