参加者の年齢層・男女比などの内訳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:13 UTC 版)
「コミックマーケット」の記事における「参加者の年齢層・男女比などの内訳」の解説
コミックマーケット公式の調査によると、参加者の年齢の中心層は中学生から30代ぐらいまでであった。回次と共に平均年齢は上昇傾向にあり、2013年8月のC84サークル参加者データによると、サークル代表者の平均年齢は男性31歳、女性32歳であった。 男女比については、2010年8月のコミックマーケット78での調査によれば、一般参加者では男性64.4%、女性35.6%と男性の比率が高く、サークル参加者では男性34.8%、女性65.2%と女性の比率が高い。一方、2008年2月に準備会が公開した資料「コミックマーケットとは何か?」によれば、一般参加者は女性57%、男性43%、サークル参加者は女性71%、男性29%であり、当時の準備会は「世の中の認識とは異なり、女性の参加者が多い」と結論づけた。また、2004年8月のコミックマーケット66でのコミック文化研究会(九州大学助教授・杉山あかし)と準備会による試験的な計測では、男性がやや多いかも知れないという結果であった。2013年8月のC84サークル代表者内訳は、男性43%、女性57%と依然として女性が多いが、以前より男性が増えていると指摘している。 2013年8月のC84サークル代表者の住所は、約7割が首都圏である。開催会場が有明に移転して以来、日本国外からの参加者も増えている。参加形態も一般参加者だけでなくサークル参加者もある。一部には行列のできるサークルを主宰する者も出ている。このため準備会では「国際部」と呼ばれる外国語接遇セクションを強化、「フェロースタッフ」と呼ばれる他部署兼務の外国語対応スタッフを導入している。そのほか簡単な会話帳を配布するなどで対策を講じている。
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