開催当日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/18 03:47 UTC 版)
出席者が確定し、討議会当日を迎える。討議会は1日または2日行われるのが一般的である。なお、参加者の利便性に配慮し、週末や休日を利用する場合が多い。 グループ分け 当日出席した住民を5~6人のグループに分ける。また、グループ内で、進行係・記録係・発表係など役割分担も決める。また、その際に自己紹介が行われる場合も多い。 討議テーマの提示 主催者側から当日討議されるテーマが発表される。出席要請時に通知する場合もある。 情報提供 専門家や行政などから、データなどを用いて客観的に現状や課題について説明が行われる。 アイデア記入 討議テーマに基づいた各人の解決アイデアを付箋などの用紙に記入する。時間を決めて、より多数のアイデアを記入するようにする。このアイデアを出す方法は、いわゆるKJ法と呼ばれるものである。 グルーピング グループ全員のアイデアを提出し、似たようなものを分ける。 討議 グルーピングされたアイデアを元に、より良い課題解決に向けて、グループで討議を行う。 まとめ 討議の結果を3つくらいのアイデアに集約する。 結論記入 まとめた内容を、模造紙などの大型の紙に記入する。記入したものは、見やすいように壁などに掲示する。 発表 グループごとに記入された討議結果を発表する。 投票 全ての発表を終えた後、他のグループも含め全ての結果の中から、自分が良いと思ったアイデアに各自が投票する。一般的に結論が記入された模造紙などの大型の紙にシールを貼る形式が多い。 以上で討議の1サイクルが終了する。休憩時間をはさみ、メンバーをシャッフルして、また別の討議テーマに臨み、上記サイクルを繰り返す。
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