南京国民政府時代とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 南京国民政府時代の意味・解説 

南京国民政府時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 02:39 UTC 版)

直轄市 (中華民国)」の記事における「南京国民政府時代」の解説

詳細は「南京国民政府の行政区分」を参照 1927年発足した国民政府北京政府の行政区分改め中央政府による直轄市設置など地方行政区分改革行ったその中で人口100万人を基準として直轄市指定し1948年まで直轄市の数は12となった南京市1927年指定上海市1927年指定漢口市1927年指定北平市1928年指定天津市1928年指定青島市1929年指定広州市1930年指定同年省轄市1947年指定重慶市1939年指定大連市1945年指定ハルビン市1946年指定瀋陽市1947年指定西安市1948年指定このうち広州市広東省の、西安市陝西省の、瀋陽市遼寧省それぞれ省都兼ねていた。

※この「南京国民政府時代」の解説は、「直轄市 (中華民国)」の解説の一部です。
「南京国民政府時代」を含む「直轄市 (中華民国)」の記事については、「直轄市 (中華民国)」の概要を参照ください。


南京国民政府時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 21:13 UTC 版)

宋子文」の記事における「南京国民政府時代」の解説

宋子文南京国民政府では財政経済開発方面活躍した財政部長としては1930年1933年関税協定改定進めた当時中国関税自主権がなく、中国輸入品目に対し低い関税率しかかけられなかったが、列強との改定交渉結果一部では関税率上昇得た。また塩税統一(『宋子文伝』30-33)や1931年釐金廃止に力を振るい国民政府財政強化図ったまた上海に中央銀行広州時代中央銀行とは異なる)を設立して、自ら総裁となった幣制統一政策としての廃両改元中途で宋が財政部長を辞したため、後任孔祥熙引き継がれた。 1931年9月18日柳条湖事件勃発当時行政院副院長だった宋子文は、早速翌日9月19日午前、駐公使重光葵会談した。その会談において日中直接交渉方針合意された。 宋子文政策根底には対英米協調があり、その一方で日本に対しては非妥協的な面が強かったとも言われる1933年国民政府対日妥協へと政策を取る中で、宋は財政部長を辞職した政府内で汪兆銘らの親日派勢力を得る中で、宋は欧米との借款交渉大きな成果挙げられず、政府内で支持得られなくなったことが背景と言われている。 財政部辞職後も、宋子文全国経済委員会実権持ち国内交通農業などの開発進めた一方でこの時期には、中国産業における官僚資本占め割合増大していったともされるその他にも、宋は中国建設公司中国銀行設立しこうした企業通じて中国経済界への自らの影響強めたとされる1937年日中戦争勃発後、宋子文対中支援訴えるためアメリカに赴き、アメリカからの支援取り付ける役を果たした。これにより太平洋戦争開戦前には数回に渡る資金援助の他に、1941年には空軍戦力の提供(いわゆるフライングタイガーズ)をアメリカから受けている。1941年12月日米開戦直後に宋は外交部長となり、アメリカ連合国との交渉役を務めた終戦直前には行政院長となっている。 宋子文1945年7月モスクワで、ソビエト連邦ヨシフ・スターリン中ソ友好同盟条約締結のための交渉当たったヤルタ会談密約基づいて東北地方日本満州国)の権益委譲外モンゴル独立承認求めスターリン宋子文(と本国蔣介石)は抵抗し外モンゴル独立認め代わりにソ連による中国共産党不支持旅順大連港中東鉄道南満州鉄道の中ソ共同利用における中国側管理権所有権確認求めたポツダム会談のため交渉中断し8月上旬再開された。スターリン多少譲歩示したが、ソ連側満州へ軍事侵攻優位な立場となっており、蔣介石指示により8月14日条約とそれに付随する協定締結された。

※この「南京国民政府時代」の解説は、「宋子文」の解説の一部です。
「南京国民政府時代」を含む「宋子文」の記事については、「宋子文」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「南京国民政府時代」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「南京国民政府時代」の関連用語

南京国民政府時代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



南京国民政府時代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの直轄市 (中華民国) (改訂履歴)、宋子文 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS