作中に登場した主なギャンブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/24 15:21 UTC 版)
「ギャンブルッ!」の記事における「作中に登場した主なギャンブル」の解説
他のギャンブル漫画と違い、広い範囲から登場している。また、オリジナルルールなどは少なく、一般的なルールにのっとって行われることが多い。 手本引き 第1話に登場。某所にて、京本暁VS「無敗の化け物」の対決。「無敗の化け物」が胴師(ディーラー)、暁が張り子で対決。なお、勝負の目的は不明。 チンチロリン 第2話に登場。ボスの経営するクラブ「CLUB Snake」にて、マサルVSボスの対決。マサルが友人の借金80万円を肩代わりし、代打ちとして対決する。どちらかが折れるまで勝負が続く。 本編でのルールは、「親は5回で交代」「ションベン・ヒフミ(123)は2倍払い、シゴロ(456)・ゾロ目は2倍勝ち、ピンゾロ(111)は5倍勝ち」「賭け金の上限・下限は最低5千円から最高10万円まで。また、上限なしの青天井も可能。」と設定された。 バカラ・ミニバカラ 第5話に登場。カジノ「TOKYO CASINO」にて、マサルVSマーレの対決。ボスに勧誘される形で、マサルはバカラに挑戦するが、マサルの所持金が「60万円」とバカラをやるにはマーレ曰く「少なすぎる」ため、ミニバカラで対戦する。 ルールは通常のバカラと同じ。ただし、カジノ側と動いた10倍の金額を相互でやり取りする。下限1万円、上限100万円。 例として、Aが1万円を賭けカジノ側に勝利した場合、AはBから10万円を奪うことができる、逆に負けた場合は10万円を相手に支払う。また、同じサイドに賭けた場合はその差額分をやり取りする(Aが1万、Bが2万賭けた場合、勝てばBはAから10万、負ければAはBから10万奪うことができる。)。 チョボイチ 第9話~第12話に登場。区立南小学校の屋上にて、草太VS猛 → マサル&草太VS猛の対決。猛がカモろうとしたマサルの代わりに草太が金をムシりとられ、賭けに負けた草太はマサルに相談し、マサルは草太に50万円貸し、猛に勝てばそのまま50万円をマサルに返し、負ければ倍額(100万円)を返すという取り決めでマサルが紹介したバイト先で働き、草太は決意しマサルと共に猛への再戦に臨む。 本編でのルールは、「当たれば5.5倍」「下限・上限は1万~10万円まで(再戦時には上限無しの青天井)」という設定。 カジノ・ウォー 第13話・第14話に登場。某カジノにて、マサルVSジャンの対決。物心ついたジャンが、運と計算のどちらかが優れているか結論を出すためにマサルと交戦する。 「カジノ・ウォー」は、プレイヤー(客)とディーラー(配り手)にそれぞれ配られたトランプ1枚のカードのどちらかの数が強いほうが勝ちという単純なゲーム。プレイヤーがチップを張り、ディーラーからカード1枚を表にして配られる。配り終わった後、ディーラーがカード1枚を伏せたまま引き、表にめくる。プレイヤーとディーラーのカードの数を比べ、数が強い方を勝者とする。 プレイヤーが勝った場合、その際に張ったチップは2倍になって払い戻される。負ければその際に張ったチップは没収。引き分けの場合、勝負続行か終了かを選択する。 カードの強弱はA、K、Q、J、10 → 3、2の順で強 → 弱。 オール 第15話~第19話に登場。倉庫街にてマサル&ジャンVSガエルの対決。一葉に助けを求められたマサルとジャンが、一葉の父の代打ちとしてガエルに挑む。マサル&ジャン側が勝てば一葉の父親の借金は帳消しにする、負ければガエルが一葉の養子にするという取り決めで交戦。アンティ(参加料)は3万円から始まる。 「オール」は、配られた2枚のトランプの間の数のカードを引けば勝ち(例:配られたカードが2と8なら3~7を引けば勝ち。など)というゲーム。1回戦ごとに決められたアンティを場に出し、親と子にそれぞれ2枚のカードが配られ、その2枚のカードの間の数のカードを引けると思えば、場に出されたアンティとは別に、場に集まった合計のアンティの範囲内のアンティを賭け、「~円で勝負」と勝負宣言する。上手く引ければ勝利し、その際に賭けたアンティ分を場に集まったアンティからもらえる。引いたカードが間の数でなかった場合は負けとし、その際に賭けたアンティを場に払い出す。1回戦ごとに出すアンティは徐々に溜まっていく。 配られた2枚のカードに引く自信がない、または間がない場合(5と6など)は降りる。場に集まったアンティ全額勝負する場合は「オール」と宣言する。勝てばアンティ全額場から貰え、負ければその際に賭けた場に出ているアンティ全額分を場に出す。 といった具合でゲームが進行する。 本編でのルールは「使うトランプは2組104枚(ジョーカーを除く)」、特殊ルールは「間1枚しかないカードを引けば(例:2と4なら3を引けば勝ち)、その際に賭けたアンティの10倍を貰える(足りない分は相手が被る)」という設定。 インディアンポーカー バーリトゥード1回戦、マサルVS鎌田の対決種目。 ルールは通常のインディアンポーカーと同じ。下限1万円、上限100万円。どちらかが降参するまで行う。 ブラックジャック バーリトゥード2回戦、マサルVS賀川の対決種目。 ルールは通常通り。下限10万円、上限なし。制限時間2時間で最終的な所持金の多い方の勝利(初期の持ち金は自由)。さらにマサルが負けた場合、賀川がマサルの母がパートで働くスーパーを買収する(実質的に母親が職を失うことになる)と宣言。また、自分が劣勢になると「各方面に手を回してどこにも就かせないようにさせる」と脅迫した。 バーリトゥード3回戦、マサルVS伊達の対決種目。 ルールは通常通り。一つのカジノを舞台にし、資金も同額。一定時間内に稼いだ方の勝利。ただし、伊達の要望でチームを組むことを許可、条件(10台以上テーブルがあるカジノ)で行う。これは対決種目も含め全て伊達が勝つための策略だった。 競馬 バーリトゥード4回戦、マサルVSカラガーの対決種目。とある競馬場での1日の全12レースが対象。持ち金1000万円からスタート。1レースにおける賭け金・賭け方・購入点数に制限なし。無論買わないことも可能。全12レース終了時点での所持金の多い方の勝利。特別ルールとしてマサルが勝てばカラガーからさらに3000万円が与えられる。 ロシアンルーレット バーリトゥード5回戦、棄権したマサルの代わりに挑戦した沢尻VSビストロフの対決種目。8連装リボルバー、スミス&ウェッソン327TRR8を使ったロシアンルーレット。弾丸の装填と回転は第三者が行い、先攻決めはコイントスで決定、以降は順序を交替して行う。それぞれ1回ずつ引き金を引き、弾が出なければセーフ。双方ともいつでも降りることができ、降りた場合はそれまでに引いた数によって賞金がビストロフから出される(1回で1000万、以降5000万→1億→2億→5億→10億となり、7回パーフェクトなら30億円)。どちらかが死亡するまで行われる。 ポーカー マサルVSロイコ一味戦 バーリトゥード5回戦を棄権したマサルに対して「試練」として送り込んだロイコ一味との対決。持ちチップ数十枚、4人によるファイブスタッドポーカーを行い、勝った1人のみがマサルが持つ1億円のありかを教えてもらえる。 マサルVSサバラ戦 バーリトゥード準々決勝の対決種目。ルールはファイブスタッドポーカーで行う。1枚50万円のチップ100枚(5000万円)を元金として行う。相手のチップをゼロにした方の勝利。 なんこ マサルVS野球少年(仮称)の対決。ロイコ一味の事件から解放後、クリス・大神との契約をした後、マサルが公園で出会った少年の母が帰宅するまでの遊び相手としてやったギャンブル。 「なんこ」は、元々酒席の遊びであるため、厳密にはギャンブルではないが、作中ではギャンブルの種目として扱われている。 ルーレット バーリトゥード準々決勝、沢尻VSギャラス戦の対決種目。1~36と0、00があるアメリカンタイプを使用。オッズなどは通常通り。1枚10万円のチップ500枚(5000万円)を元金として行う。賭け金は下限1枚(10万円)上限なし。相手のチップをゼロにした方の勝利。なお、ハウス(ディーラー)との勝負ではないため、賞金は勝者は敗者から5000万円を奪うのみ(チップをいくら稼いでも賞金にはならない)。 花札 バーリトゥード準決勝、マサルVS王の対決種目。ルールはこいこいで行う。各役の得点は以下の通り(役の詳細は花札の項目を参照の事)。五光…10点、四光…8点、雨四光…7点、三光、花見酒、月見酒、猪鹿蝶、赤短、青短…5点、タネ、タン、カス…1点(1枚増えるごとに+1点)、手四、くっつき…6点 所持金は5000万、レートは1点10万円(よって持ち点は500点)。こい1回ごとに得点が倍に増加する。例として花見酒(5点)でこい→月見酒((5+5)×2=20点)でこい→三光((5+5+5)×4=60点)でこい→四光成立で(5+5+8)×8=144点となる。 丁半 バーリトゥード決勝戦、マサルVS沢尻の対決種目。ルールは一般的な丁半と同じ。ただし勝ち逃げ(リードしている方が相手と同じサイドに同額をかけ続ければリードを保ったまま終わらせることができる)を防ぐため双方布の下に「丁」か「半」と書かれた板のどちらかを置き、同時に布を取ってどちらに賭けたかを表す。 双方の取り決めにより賭け金はなし。30回勝負を行いより多く的中したほうの優勝とした。 その他、作中の随所でおいちょかぶ、沢尻の回想において麻雀などが登場している。
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