主な地点・施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 23:06 UTC 版)
ノーウェア島 物語の舞台となる島。リュカたちの住むタツマイリ村を中心に、森・火山・雪山・砂漠など様々な環境が存在する。 タツマイリ村 ノーウェア島にある唯一の村。通貨を用いずに物のやり取りをし、森の動物たちと共生するなど、人々が牧歌的な生活を送っている。しかしブタマスクたちがもたらした近代的な文化によって、村の様子が徐々に変化していく。 実は、タツマイリ村の住民たちは、世界が滅亡する直前に「白い船」に乗ってノーウェア島に逃げ延びた人類最後の生き残りである。人々は、世界を滅ぼす要因が自分たち人間の中にあったのではと考え、それまでの世界の記憶を全て消去し、新たな世界で新たな役割を持って生きることを決めた。人々の記憶は「ハミングバードのタマゴ」の中に封印され、人々が新たな役を演じることにより、それぞれが思い描く理想郷「タツマイリ村」という「物語」を創り上げたのだった。この事実を知る者は、以前の世界の記憶を唯一残しているリダと、ノーウェア島の先住民であるマジプシーたちだけである。 オオウロコ海岸 タツマイリ村の西側にある海岸。第3章まではハトがたくさんいるだけの海岸だったが、第4章からは若者が多く集まる観光ビーチになっている。 NINTENDO64版では「オオウロコ村」という、タツマイリ村から独立した村だった。 クロスロード 森の入り口、ミソシレ墓場の前にある十字路。物語の序盤ではリダの鐘突き台があるが、村の発展後には無くなっている。 ミソシレ墓場 ニッポリートが墓守を務めている墓場で、見晴らしの良い丘の上には一基の墓がある。ダスターが第2章の序盤に訪れる際には丘の下が亡霊の巣と化している。 オソヘ城 タツマイリ村の北にある古びた城で、「ハミングバードのタマゴ」、そしてマジプシーの1人・エオリアの守る針がある。かつての城主であるオソヘ王とセナカ皇后は行方不明となっており、今ではオバケたちが住み着いている。 実は過去のノーウェア島にはオソヘ王の治める王国が存在していたが、いつか訪れる闇のドラゴンの目覚めの時を恐れて民が島から出て行ってしまい、「白い船」の人々がノーウェア島にやってきた時には、既にオソヘ城は廃墟と化していた。 オールドマンズパラダイス ウエスがヨクバに奪われた土地に新たに建てられた老人ホーム。内装はボロボロで、雨漏りがあったり床に穴が開いていたり走ると床が軋んだりと、「パラダイス」とは程遠い。住む場所を追われたウエスやアレック、マイクが暮らしている。 タツマイリ駅 村の発展後、クロスロードの中央部に作られた駅。それまで封鎖されていた道が線路になっており、人々の仕事場であるコーバへ通じている。 テリの森 タツマイリ村の北西にある森。村の発展後は「おもしろ動物保護区」と呼ばれ、ブタマスクたちが創り出した合成生物「キマイラ」だらけの森と化す。 NINTENDO64版では「キマイラの森」という名前だった。 オリシモ山 アレックの家、マジプシーの1人・エオリアの家がある、切り立った大きな山。タツマイリ村からテリの森を抜けた先にある。 ドラゴ台地 恐竜のような姿の生き物「ドラゴ」の住む場所。エオリアの家の裏の洞窟から行ける。 アレックの家 リュカとクラウスの祖父・アレックのログハウス。物語の導入部ではヒナワ、リュカ、クラウスが遊びに行っていた。 後に雷に打たれて崩壊する。跡地に展望台を建設する計画が立てられていたが、実現しなかった。 デス砂漠 第3章序盤で舞台となる砂漠。ここの建物からカマキュラ地下道を通ってハイウェイやミソシレ墓場に行ける。 コーバ タツマイリ村の東にある、村人たちが働く作業場。電車で行くのが一般的だが、線路上を歩いて行く者もいる。 昼間には土を掘る作業を行い、夜にはここで貰ったチケットでクラブハウス「クラブ・チチブー」へ行くのが村人たちの日課となっている。土を掘る作業のほとんどはネンドじんが行っていて、村人は調子の悪くなったネンドじんのサポートを行っている。 ムラサキの森 コーバの北の森。ここにあるロープウェイに乗ってクラブ・チチブーへ向かうことができる。マジプシーの1人・ドリアが針を守っている場所でもある。 森の中にあるカエリベの滝の奥にはモグラが3年かけて掘った穴がいくつも開いていて非常に複雑になっている。後にオケラ達が「オケラホール」を作る。 クラブ・チチブー 人気バンドグループ「D.C.M.C.」のライブが行われるクラブハウス。ここで勤務するウェイトレスは語尾に必ず「うっふん」と付ける決まりがある。未成年者やペット連れは入店できない。 屋根裏の一角にはネズミの老夫婦が住み着いている。 キマイラ研究所 ムラサキの森にある施設で、合成生物「キマイラ」の開発を行っている。不気味なモニュメントや標本が数多く陳列されている。資料室の中には、『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場した本も置いてある。地下には最強のキマイラである「究極キマイラ」がいるが、サルでも開けられるようなオリに入れられている。 ハイウェイ ムラサキの森の奥にある巨大な高速道路。カマキュラ地下道とも繋がっている。キマイラやロボットがうろうろしている上にバナナの皮が捨てられており、ブタマスクたちにとっても危険な場所。乗り物の充電エリアやパーキングエリアもある。 イカヅチタワー クラブ・チチブーからよく見える巨大な塔。ハイウェイの先にある。人工的に雷を発生させることができ、ブタマスクに逆らう者達の家に雷を落としている。電力源はナマズで、ブタマスクたちがナマズを脅すことで電気を生み出している。 ひまわりの高原 リュカとボニーがイカヅチタワーから降り立つ場所。一面にひまわりが咲き誇っており、雲居より高い場所にある。 オケラホール ムラサキの森の奥、カエリベの滝にあるオケラにより掘られた地下居住地。穴を掘られたことで付近のモグラ達は立腹している。マップ上では非常に複雑な構造になっている。 シログネ山 オケラホールを抜けた先にある大きな雪山。マジプシーの1人・リディアが針を守っている場所。モンスターの他にウサギも住んでいる。ここにある雪だるまは『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場したものと似ている。この地域で流れるBGMには、初代『MOTHER』の曲『SNOW MAN』のアレンジ曲が使われている。 どせいだに ハイウェイのトンネルを抜けた先にある谷。不思議な種族「どせいさん」の住む村がある。 ゴマフ火山 どせいだにの北にある活火山。マジプシーの1人・フリギアが針を守っている場所。塞ぎ込んでいたり、調べることで決まった方向に勝手に動いたりするおかしな岩がある。 タネヒネリ島 オオウロコ海岸から海底ダンジョンを通っていく小さな島。マジプシーの1人・ミクソリディアが針を守っている場所。 ヨーネル曰く別名「ぶきみじま」で、食べた者にトラウマやネガティブな幻覚を見せるキノコが生えている。ここで見る幻覚からリュカ、クマトラ、ダスターの心の内を察することができる。 海底ダンジョン タネヒネリ島へ通じる唯一のダンジョン。海底の所々に置かれている「さんそほきゅうマシン」を使って進んでいく。酸素が無くなるとオオウロコ海岸まで戻される。 チュピチュピョイ神殿 オリシモ山の先にあるアウサケキ峠を抜けた先にある神殿。時を止められたツタにより入り口が塞がれている。マジプシーの1人・イオニアが針を守っている。 ニューポークシティ タツマイリ村の多くの人が憧れる「トカイ」。派手さと幼稚さが混在したような街。映画館・ゲームセンター・遊園地・レストラン・巨大ポーキー像などがあるが、建物の多くは張りぼてであり、街の一角には粗大ゴミが放置されている場所もある。下水道の奥には誰も住んでいない古いアパートがある。 エンパイアポーキービル ポーキーの本拠地で、100階まである超高層ビル。ビル内には、ライブホール、プール、トイレだらけの階層などのほか、建設中の階層もある。
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