ミダースとは? わかりやすく解説

ミダース

(ミダス王 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 14:47 UTC 版)

ギリシア神話の中でミダース古希: Μίδας, Midās)は、プリュギア(Phrygia)の都市ペシヌス(Pessinus)の王[注釈 1]長母音を省略してミダスとも表記される。触ったもの全てを黄金に変える能力("Midas touch")のため広く知られている。


注釈

  1. ^ 統治者名ミダースとゴルディアースは、歴史上のプリュギアでは逆になる。ヘロドトスクロエススの宮廷での「ミダースの息子ゴルディアースの息子」アドラストゥスの逸話を語っている(i.14)。
  2. ^ バラは他にはギリシア神話に現れないので、これはヘレニズム時代の改変に違いない。バラの庭は、ペルシアを手本として取り入れられた。バラはロドス島キュプロスアフロディーテーと結びつけて考えられた[要出典]
  3. ^ この神話は、ミダースを異なった筋書きの中に置いている。「ミダースには好色家の血が流れており、それは彼の耳の形から明らかである。」というのが、いつも信頼できるとは限らないが神話の宝庫である『テュアナのアポロニオス伝』(vi.27) の中でのフィロストラトスの主張である。(on-line)(英語版)

出典

  1. ^ テオクリトス『牧歌』第10歌「刈り入れ人」4への古註(カール・ケレーニイ『ギリシアの神話 ―英雄の時代』p.241)。
  2. ^ サイエンス・ニューズ, "ミダース王の現代の会葬者"(英語版)
  3. ^ クラウディアヌス,, 『反ルフィヌス』In Rufinum.
  4. ^ ヒュギーヌス, 『Fabulae』274
  5. ^ キケロ『予言について』i.36; ウァレリウス・マクシムス, i.6.3; オウィディウス, 『変身物語』, xi.92f.


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