フット団関係者
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「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (2012年のアニメ)」の記事における「フット団関係者」の解説
シュレッダー(Shredder) 声 - ケビン・マイケル・リチャードソン/広瀬彰勇 フット軍団の首領であり、タートルズの宿敵で本名はサワキ・オロク(原語版ではオロク・サキ)。 東京のフット軍団支部でテレビニュースを見て自らの宿敵ヨシ・ハマトとタートルズの使用していた手裏剣の家紋で居場所をつかみ、アメリカへ飛んだ。タートルズと初交戦後、ミュータジェンで変異した部下を見つけ退散した。後に捕まえた一体のクランゲから聞き出した「特別な人間」であるエイプリルを狙うようになる。 タートルズがクランゲとの最終決戦に行っている間にエイプリルをさらい、スプリンター(ヨシ・ハマト)を自分の基地に誘う。久しぶりに再会した宿敵がネズミのミュータント化していた姿を初めて知り驚いたと同時に「化け物」扱いをする。ついに因縁の決着をつけるために彼と一騎討ちをする。決着の最中、過去に死んだはずのヨシ・ハマトの娘を誘拐し、カライとして育てていたことが判明。彼女をヨシ・ハマトへの復讐の道具として育てていた模様。最初はスプリンターを動揺させて圧倒するが、後に彼の俊敏な動きと攻撃に圧倒され、止めを刺されそうになるが養娘であるカライに助けられる。 ヨシ・ハマトだった頃のスプリンターの妻唐慎(タン・シェン)と彼の娘を殺した張本人でもある。相手を挑発して怒りに誘い、心を惑わすなど卑怯な手を使う。 唐慎に想いを寄せていたらしく、親友であるヨシ・ハマトが想い人を自分から奪ったと思い込んでおり、嫉妬心が強いあまり彼の家族を襲った。 右目を負傷している。今までのシリーズとは違い髪型はスキンヘッド。 カライ(Karai) 声 - ケリー・ヒュー/渋谷はるか シュレッダーの娘でフット軍団のくノ一。 レオナルドと互角かそれ以上の剣の腕を持ち、レオナルドの剣の腕を買っている。復讐に固執するシュレッダーに辟易しており、レオナルドの前では馬鹿にしたようなことを言うが、父を畏怖しており本人の前では軽口すら叩けない。レオナルドを悪の道に引き込もうと言葉巧みに迫る。 父をシュレッダーと知らず、タートルズ達が攻撃した際は激昂し、レオナルドと対立してしまう。 偽名を使いエイプリルに近づき狙うが正体を暴かれ、後に彼女と交戦し圧倒するが、最後は逆転され、地下鉄の階段に転げ落とされて敗北。後にフット軍団と共にエイプリルを捕らえ、クランゲに引き渡した。引き渡す前にエイプリルに蹴りをかまされている。 実は死んだはずのヨシ・ハマト(スプリンター)の娘ミワであることが判明。赤ん坊の頃にシュレッダーに誘拐され、彼の娘として育てられた。実の父だと知らず、シュレッダーに止めを刺そうとしたスプリンターに攻撃をし、彼女を実娘だと知って無言で去っていく彼を「臆病者!!」と罵倒した。ヨシ・ハマトが自分の母を殺した敵だと思い込んでいるのはシュレッダーに吹き込まれていたらしく、ヨシ・ハマトへの復讐の道具として育てられていた模様。 容姿は実母の唐慎(タンシェン)に似ており、瞳は実父のヨシ・ハマトによく似ている。 バクスター・ストックマン(Baxter Stockman) 声 - フィル・ラマール/多田野曜平 アフロヘアにメガネをかけた黒人男性の科学者。一人称は「私」。 自作のパワードスーツを着て歩き回っていたところにタートルズと遭遇した。1回戦では歯が立たず、ゴミ箱に捨てられて敗北。後にミケランジェロの落としたT-ポッドによってパワードスーツを強化し、調子に乗ってかつて自分をクビにした企業への襲撃を敢行した。 襲撃の報道を見たタートルズらに見つかり、交戦を重ねた。2回戦では強化したパワードスーツでタートルズを圧倒して負かした後、彼らをゴミ箱に捨てて勝利。3回戦ではミケランジェロに顔が露出している部分をハチの巣で突っ込まれて油断して下に落ちた後に自分のスーツを強化したT-ポッドをレオナルドによって破壊されてしまう。最後はラファエロによってまたゴミ箱に捨てられて敗北した。 日本版において、開発した「マウサー」名前のアルファベットを日本語に当てはめ、レオナルドから「無理矢理じゃね?」とつっこまれるなど、ネーミングセンスに問題がある場面が見受けられる。また、学生時代に本物の溶岩を作って学校を強制退学させられた過去を持つなど、マッドサイエンティストとしての一面もある。 マウサーロボを用いてパープル・ドラゴンの盗品を盗んだことがきっかけで、ドッグボッコらと知り合い、その後はシュレッダーの配下となる。ゼバーの義足を制作し、彼を陸上で動けるようにする。後に自分をコキ使うドッグボッコとフィッシュフェイスに不満を持っており、彼らを騙し、乱入したタートルズと共に罠にはめた。自ら制作したロボットを使いタートルズたちに襲い掛かるが、連携プレイによって敗北したと同時にシュレッダー一味を離脱した。その後の行方は不明。 ゼバー(Xever) / フィッシュフェイス 声 - クリスチャン・ランツ/勝杏里 シュレッダーの手下である、若い黒人の前科者で、パープル・ドラゴン・ギャングの元締め。鋭利なナイフを用いる他、足技を中心とした格闘技にも長けている。 釣りが趣味で、タートルズと3度目の対峙の過程により、ミュータンジェンによって魚のような姿に変貌する。 ミュータントになった当初は足が退化し、歩行ができなくなったためシュレッダーの玉座部屋の床下にある水槽の中に待機していたが、カライが持ち帰ったクランゲの技術を基に、ストックマンが義足を作成したことで陸上歩行ができるようになった。タートルズとの再戦時、ミケランジェロによって「フィッシュフェイス」と名付けられる。俊敏な素早さと蹴り技が武器。牙には毒が含まれており、噛みつかれた相手は幻覚を見る他、吐き気の症状に襲われてしまう。 ラファエロとはライバル同士。彼とはよく対立することが多いが、バクスター・ストックマンの罠から脱出する時には協力していた。 ストリート育ちで幼い頃からスリなどの悪事を行っていた。数年後、警察に捕まり刑務所に入れられた所をシュレッダーに釈放されたと同時に彼の配下となる。 なお、吹き替えを担当した勝杏里は、2003年版でミケランジェロ役を担当している。 クリス・ブラットフォード(Chris Bradford) / ドッグボッコ(Dogpound) 声 - クランシー・ブラウン/斉藤次郎 シュレッダーの一番弟子である白人男性。 ネット界では武術の名人として有名であり、SNSを通じて近づいてきたミケランジェロに接触し、スプリンターの居所を掴もうとした。ミケランジェロを監禁後、ゼバーとともに、救助に来た他のタートルズたちを尾行するも感づかれてしまい、戦闘の果てに下水道に落ちた。その後もゼバーと共に毎回水などに流されて撃退される。ミケランジェロからは当初は「クリブラちゃん」(Crissy B)と呼ばれていた。 タートルズと3度目の対峙の過程により、ミュータンジェンによって大柄な犬のような姿に変貌する。ミュータント変化後はレオナルドから「ドッグボッコ」と呼ばれる。服装は人間時に着ていたジーンズがそのまま残っている。人間の時より力が上がっており、また嗅覚や聴覚にも優れており少しの音を敏感に聞くことができる。その力と大きな左腕の拳を武器として扱う。 自らが経営している道場はミュータント化後も続いていたらしく、後にバラバライザー(ティモシー)が入門してフット軍団にスカウトされることになった。
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