ハウスの新しい部下
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 01:56 UTC 版)
「Dr.HOUSE」の記事における「ハウスの新しい部下」の解説
シーズン4以降で採用された新しい部下たち。形式上は、さらにフォアマンもメンバーである。 ローレンス・カトナー (Lawrence Kutner) 演 - カル・ペン、日本語吹替 - 中野光貴 シーズン4で新たに採用されたハウスの部下。候補6番。 採用試験のごく初期に失格を言い渡されるが、自身のプレートを「9番」だと言い張り、居残る。除細動器でボヤを起こすなど問題行動も多かったが、結局、最後まで残り採用となった。チェイスのようにひらめきで病名を当てる。 先のプレートの件や、ハウスの名を騙って金儲けを企んだり、フォアマンとサーティーンの偽装別離を見破るなど抜け目のない性格。しかし、タウブがクビになりそうになると手柄を譲るなど仲間思いの一面もある。タウブと一緒にいることが多く、互いに愚痴を言い合ったり世間話をしたりしている。 シーズン5の第20話にて突然亡くなる。警察の検証では自殺と判断されるが、その理由は不明でハウスは思い悩むこととなる。その後、アンバーの幻覚に悩まされるハウスの前に、同じく幻覚としてあらわれる。シーズン8、22話(最終回)にもハウスの幻覚として登場。 なおカトナー役のカル・ペンはホワイトハウスでオバマ政権の国民向け窓口の職につくため2009年より俳優業を引退しており、そのために急遽死亡扱いになった。 クリス・タウブ (Chris Taub) 演 - ピーター・ジェイコブソン、日本語吹替 - 岡哲也 候補39番。形成外科医。不祥事を起こしたため前の病院にいられなくなり、ハウスの部下に応募する。 候補者たちの中では医者の能力が高い方で、患者にも真剣に接し、カディやウィルソンも評価していた。フォアマンも彼が採用されるだろうと目を付けており、自分をまこうとしているハウスの行動に対してタウブの後をつければ良いと答えている。その結果採用されることとなる。チェイスからはアンバー同じく手段を選ばない人物と評されている。チェイス、カトナーほどではないが、ひらめきで患者を救ったこともある。意外に運動神経が良く、フォアマンとバスケットボールで競る。 妻帯者だが、過去に不倫をしていたことがある。罪悪感から妻にそのことを打ち明けて不和を招くが和解する。だが、妻がネットで知り合った遠方のあったこともない男を好きになり離婚した。生来の浮気性のため浮気相手と元妻を同時に妊娠させ、2児のシングルファーザーになる。 投資の失敗により多くの負債を抱えることとなり、実入りの良い形成外科医に一時戻るが、シーズン6でハウスにまた勧誘されて再度部下となる。 最終話ではフォアマンから推薦状をもらい他へ移ったようである。2児の父親として頑張る姿が映し出された。 レミー・ハドリー (Remy Hadley) 演 - オリヴィア・ワイルド、日本語吹替 - タルタエリ 候補13番。当初は自分から名乗らなかったためハウスは候補番号から彼女を「サーティーン」と呼ぶ。 採用試験では、彼女の考えが正しかったものの不注意で薬の錠剤を患者の犬が過って飲んでしまった事に気づかず、その結果患者を死に至らしめてしまう。しかし、2度とミスはしないだろうとして失格にはされなかった。最終候補にまで残り、アンバーの不採用が決まってカトナー、タウブと共に採用されるかに見えたが、ハウスに失格を言い渡される。しかし、これはフォアマンを含め3人しか部下をもつことを認めないカディに対する罠で、女性が1人もいないのは認められないとして合格が決まる。 遺伝性の難病(ハンチントン病)にかかっている。当初は検査自体を拒否し逃避していたが、アンバーの影響で検査を受ける決心をし、向き合うこととなる。両性愛者であったが、ハンチントン病の治療を続けるうちにその治験を行うフォアマンと恋人関係になる。しかしフォアマンの保身のために別れることとなる。 その後チームに復帰するもハンチントン病の治療のため休職(実質的な辞職)するが治療ではなく失踪であった。 ハンチントン病が進行した兄を安楽死させたため服役、出所したところをハウスに捕まった。「私には病が進行したときに殺してくれる人がいない」と心情を吐露したところ、ハウスから「俺が殺してやる」と言われチームに再度復帰した。 残り少ない人生を自由に過ごすか自身の技量で人を救い続けるのか迷っていたが、サーティーンを思いやったハウスからクビにされ自由になった。 ケリー・ベネディクト (Kelly Benedict) 演 - ヴィネッサ・ショウ 精神医学でレジデント終了。チェイスがサーティーンの後任として大学で編集長をしていたことを買って採用した。しかし、実際は記者であり容姿が優れていたためチェイスのセックス要員とメンバーには思われていた。ハウスのみならずフォアマンにも厳しくあたられ、患者の疾患が専門である統合失調症であるにもかかわらず見抜けなかったことから自信をなくし、自分からチームを去っていった。去り際にチェイスの誘いを受け入れた。 クリスティーナ・フレイザー (Christina Fraser) 演 - シャーリーン・アモア フォアマンが採用し、ハウスに電話越しで新メンバーとして紹介したとたんにクビになった。ハウスがフォアマンに権威についての教訓を学ばせるためであった。 マーサ・M・マスターズ (Martha Meredith Masters) 演 - アンバー・タンブリン、日本語吹替 - うえだ星子 天才医学生。道徳心が強く人には正直であることを信条とする。 その性格は、ハウスにはめられ、ハウスの指示無しでの検査を行ったことをネタに「患者に正直に話せば、医学部から追い出しキャリアを台無しにする」と脅されたときでも正直であることを選んだ。その行動に心を打たれたハウスは、恋人となったカディが自身を止める事ができなくなったため、マスターズに「これからはおまえが止めろ」と言いクビにはしなかった。 恋愛には疎く、自身が“筋肉バカ”という患者に「前頭葉が良い子孫が残せそうだからセックスしろといっている」と理性が押さえられない。 チ・パク (Chi Park) 演 - シャーリーン・イー、日本語吹替 - 冠野智美 韓国系とフィリピン系の両親を持つアジア系の神経科医。セクハラ上司を殴って神経科から移動させられた。優秀だが一風変わっておりチームからは扱いづらいと思われている。 チェイスとのセックスの夢を見たことを気にしている。 ジェシカ・アダムズ (Jessica Adams) 演 - オデット・アナブル、日本語吹替 - 藤原美央子 刑務所の医師としてハウスと出会う。患者の治療の際に収監中のハウスと協力をしたことにより失職。病院に戻ったハウスのチームに(病院に金が無く雇えなかったため)ボランティアとして働き、後に正式に加わる。 裕福な家庭に生まれたが2ヶ月ほど家出をし年上の男と同棲していたことがある。夫に浮気をされたために離婚し男性不信になった。勇気を振り絞ってチェイスを誘うも鈍感なチェイスは気づかない。
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