短期レギュラー
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エドワード・フォグラー 演 - シャイ・マクブライド、日本語吹替-石川ひろあき 第1シーズンに登場。製薬会社オーナー。 自身の会社の新薬の効用を試したいという思惑と多額の予算が欲しいカディの思惑とが合致し、大口のスポンサーを兼ねた病院の会長に就任する。ハウスについて、その倫理観や粗暴な言動から病院に望ましくないとして退職させようとする。実際には、自身がかなり酷いワンマンな性格で、病院のためではなく、自分の思い通りに動かない事に対する個人的な動機であった。そのため、次々とかなり強引な手段に打って出る。 予算が欲しいカディが庇うため、キャメロン、ウィルソンがクビになる事態にまで発展する。理事会でハウスの解雇が決まりそうになったが、直前で考えを改めたカディがフォグラーの解任手続きを取ったため、逆に会長職を追われることとなる。 ステイシー・ワーナー 演 - セーラ・ウォード、日本語吹替 - 織田芙実 第1シーズンの最後、第2シーズン、第8シーズンの最後に登場。弁護士。ハウスの元恋人。 かつてハウスと付き合っていたが、ハウスが右足の筋肉を失うきっかけになった出来事によって別れる。その後、マークと結婚するが、夫が病気にかかり、これを治せるのはハウスしかいないとして病院へ連れてくる。 その後、カディの要請で病院の弁護士になる。よりを戻したいハウスとやり取りを行ったが最後は病院を去る。 マイケル・トリッター 演 - デヴィッド・モース、日本語吹替 - 幹本雄之 第3シーズンに登場。麻薬捜査官。 たまたま診療にあたったハウスに屈辱を受け、謝罪を求めたが拒否される。これが発端となり、ハウスに屈辱を与えるために行動を起こす。自身が麻薬捜査官ということもあり、バイコディン中毒のハウスの起訴を目指し、徹底的に追い詰める。しかし、カディの偽証により、裁判では負けてしまう。結果、この判決を受け入れ、ハウスへの追求を諦める。 ハウスでさえ、そのしつこさに辟易して謝罪に追い込まれるほどの異常な執念深さを持つ人物。 アリ 演 - レイトン・ミースター 第3シーズンに登場。17歳の少女でハウスに好意を持ち、年齢差も気にせず、ことあるごとにハウスの下に訪れる、いわゆるストーカー。 ハウスの周りはアリをハウスから離させようとするが、当のハウスはその気があるかのようなそぶりを見せアリを受け入れるような言動をとる。しかし、命に別状は無い軽度の感染症にかかっていることをハウスは見抜き、その症状として判断能力に障害が出ていると診断する。ハウスは彼女に治療を促し、別れる。 アンバー・ヴォラキス (Amber Volakis) 演 - アン・デュデック、日本語吹替 - 丸山雪野 第4シーズンに登場。ハウスの新しい部下候補の1人。候補24番。ハウスはその性格から彼女を「性悪女」と呼ぶ。 事を成すためなら手段を選ばない性格で、ことあるごとに他の候補者を蹴落とす行動に出る。医者としての能力も高く、結果が正しければ何をしても良いという考えなどはハウスにも通じているため、カディも有力な候補者の1人として挙げていた。そのため、最後まで残っていたが、ハウスに「自分の部下になることは常に敗者になることであり、君は耐えられないだろう(要約)」として、失格を言い渡される。 その後、ウィルソンの新しい恋人として登場。実はクビになったアンバーをウィルソンが慰めている間に恋仲になっていた。ハウスは、彼女の性格から、親友であるウィルソンを懐柔して自分の部下になろうとしていると考え、ことあるごとに2人を邪魔をしたが、やがて2人の愛が本物だと知る。また、アンバーもウィルソンとの出会いによって性格が丸くなっていった。 ウィルソンと同棲するようにもなり、今後も良好な関係が続くと思われたが、シーズンラストのバス事故にハウスと共に巻き込まれ、原因不明の重体に陥ってしまう。ハウスとチームは懸命に彼女を救おうとするが、原因が分かったときにはすでに手遅れだった。ウィルソンの考えで全身麻酔を施されていたが、最期は僅かな時間ながらも麻酔から離脱、ウィルソンに看取られながら亡くなる。 シーズン5の終盤、ハウスの幻覚という形で再登場する。ハウスを助言と見せかけて誤りへ導き、患者の症状を悪化させる。チェイスすら殺そうとするアンバーにハウスは悩ませ続けられ、最終的にバイコディン中毒の治療を決意させる。 シーズン8の最後にもハウスの幻覚として登場した。 ルーカス・ダグラス (Lucas Douglas) 演 - マイケル・ウェストン 私立探偵。シーズン5より登場。 ハウスが患者達の身辺調査を行うという名目で、病院を辞めたウィルソンを調査するために雇った私立探偵。他にタウブら新しい部下の面々も調査させている。人と直接接する時はたどたどしいが、探偵としての能力は一流。場合によってはハウス以上に人の心理を読み取ることもでき、何気ない会話から解決に一役買うこともある。そのため、ハウスは彼を気に入り、専属の探偵として雇う。 ハウスにカディの調査を頼まれるが、逆にカディに一目惚れしてしまいアプローチするようになる。その後、シーズン6ではカディの心を射止め付き合うようになる。だが、結局はハウスを忘れられないカディに、婚約を破棄しハウスの元へ行くように言った。 ダリル・ノーラン (Darryl Nolan) 演 - アンドレ・ブラウアー、日本語吹替 - 斉藤次郎 精神科医。 メイフィールド精神病院の医師。ハウスが薬物中毒よりも根深い問題を抱えていることを指摘し、長期療養を勧める。早く退院したいハウスとの頭脳戦になるが、常に一歩先を行きハウスの作戦をことごとくつぶす。ハウスをここまでやり込めた人物は他になく、ハウスは彼ほどの切れ者が病棟の責任者に収まっているのはおかしい、きっと何かをやったに違いないと考えている。 フリーダムマスターの飛び降り事件でハウスを見限ろうとしたが、「助けてくれ」という心からの叫びを聞き二人三脚で中毒症治療だけでなく人との付き合い方を教える。 ハウス退院後の面談で、ネット診断をしたときのハウスの話から診断医に戻るよう勧めた。その後も面談は続けられていたが、周りが幸せになる中、ハウス自身は不幸のままであることに我慢がならず、効果が出るまでに時間がかかると言う説得もむなしく去っていった。だが、その後のエピソードでハウスの患者がドラッグ中毒や精神疾患のときコンタクトを続けていた描画がある。 サマンサ・カー(Samantha Carr) 演 - シンシア・ワトロス 放射線医師。 愛称はサム。ジェームズ・ウィルソンが医学校最後の2年間(1990年から1991年まで)の最初の妻。話し合いもせずに弁護士から離婚を通知し、ウィルソンをしばらくの間“酷い状況”に追い込んだ。再度ウィルソンと付き合うことになったが、そのことを許せないハウスによって邪魔が入る。チャンスが欲しいとハウスに訴え、交際を進めた。だが、放射線量のカルテ偽造がばれ、そのことによる考えの相違からウィルソンをまたも話し合い無しで交際を終わらせた。 レイチェル・カディ(Rachel Cuddy) 演 - Kayla Colbert、Rylie Colbert カディの養女。 ハウス曰く「行動試験で猿だと分かってしまうほどのバカ」「何でも口に入れるバカ」。しかし、ごく自然にウソをついたところから「俺よりウソが上手い」「賢い子」と評価が変わっていった。
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