タイヨウの海賊団
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「海賊 (ONE PIECE)」の記事における「タイヨウの海賊団」の解説
15年前、聖地マリージョアを襲撃したフィッシャー・タイガーと彼に解放された奴隷たちに加え、タイガーを慕う魚人街の曲者たちが集結し結成した海賊団。「魚人海賊団」とも呼ばれる。魚人族と人魚族で構成された海賊団のため、海中から奇襲攻撃を得意としている。タイガーの意思で誰が奴隷だったかを分からなくするため、一味全員が奴隷の烙印の上から太陽マークの焼印を入れている。海賊旗は刻印と同じ太陽のマーク。船は魚を象った船首の「スナッパーヘッド号」。タイガーが作った伝説の船だったが、ホールケーキアイランド編で撃沈された。 タイガーの死後はジンベエが2代目船長となり率いていたが、11年前に彼が七武海に加入すると3つの派閥に分裂した(アーロン一味とマクロ一味が離脱)。頂上戦争後、船長のジンベエが七武海から脱退したことで四皇ビッグ・マムの傘下に入った。ホールケーキアイランド編でジンベエがビッグ・マムに謀反を起こしたことで、ビッグ・マム海賊団から脱退した。 アーロン一味については「#アーロン一味」を、マクロ一味については「#マクロ一味」を参照 ジンベエ タイヨウの海賊団2代目船長。元王下七武海。詳細は「王下七武海#ジンベエ」を参照 アラディン 声 - 長嶝高士 タイヨウの海賊団船医→タイヨウの海賊団副船長。元ネプチューン軍兵士。イタチウオの人魚。 魚人街出身。46歳。誕生日は1月31日。身長627cm。みずがめ座。血液型XF型。好物はスイカ。 長髪をひとつ結びにし、長い顎髭を生やした男。医師としての責任感が強く、快く思っていない人間でも見捨てることはしない。左腰にタイヨウの海賊団のマーク、左腕に「1TC」という刺青がある。武器は三叉槍。アニメでは魚人柔術「海流一本背負い」、魚人空手「撃水」「四千枚瓦正拳」を使用している。 かつては奴隷としてマリージョアに捕えられていたが、タイガーに解放されタイヨウの海賊団に加わった。ジンベエの七武海加入後も海賊団に残った。後にオトヒメ王妃の頼みで、魚人島に漂着したミョスガルド聖の治療を行った。 ビッグ・マム海賊団の傘下に入った際、シャーロット家のプラリネと結婚。新世界編では、副船長を務めている。ホールケーキアイランド編ではルフィの力になりたいというジンベエの希望を後押しし、茶会で警備が手薄になった隙をついて出航する。その後、カカオ島沖に現れ、逃げる麦わらの一味を援護する。 『ONE PIECE novel A 2』では、魚人島の料理屋で、エースに近年魚人島で起きている闇討ちや白ひげと魚人島との関係などを話した。 シャーロット・プラリネ 声 - 橘U子 アラディンの妻。シャーロット家21女。元トットランド「デザイン大臣」。シュモクザメの半人魚。 新世界「トットランド」出身。29歳。誕生日は7月22日(ナッツの日)。身長800cm。かに座。血液型S型RH-。好物はアサリのスープ。 シュモクザメの頭部のような髪型で、そばかすが特徴の女性。アラディンよりも一回り大きい体格。夫を尻に敷いているが同時に溺愛しており、もしもの時は母ビッグ・マムよりも夫につく気でいる。笑い声は「シャシャシャ」。 ホールケーキアイランドを出航した後、トットランドの数万匹のナワバリウミウシを歌で手懐け、ビッグ・マム海賊団の情報網を狂わせた。 ワダツミ 声 - 宮田幸季 フライング海賊団船員→タイヨウの海賊団船員。オオトラフグの魚人。異名は「大入道」。 魚人島出身。25歳。誕生日は2月9日。身長80m。みずがめ座。血液型F型。好物はペロリンキャンディ。 海坊主のような容姿で、巨人をもはるかに超える体躯(ルフィの40倍以上)を持つ。そのような外見とは裏腹に舌足らずで能天気な性格。一人称は「おら」。巨体に似合った怪力で、フライング・ダッチマン号を引いている。 魚人島へ向かうサニー号を食べようとしたアンコロを叱り付け、デッケンの命でサニー号に攻撃を仕掛けたがクラーケンのスルメに阻止された。新魚人海賊団のクーデターではゼオの口車に乗せられ、ギョンコルド広場で麦わらの一味と交戦。E・Sでパワーアップしスルメを倒すが、サンジの挑発に乗り体を膨らませたところをサンジとジンベエの攻撃により敗れた。魚人島には彼を入れる牢獄がなかったため、島から永久追放された。 表紙連載『ジンベエの海侠一人旅』で再登場。海神に捧げられたお供え物を自分への捧げ物と勘違いして勝手に持ち出し、お礼として海底に沈んでいた遺跡を地上に引き上げた。しかし、これが原因で港町が遺跡に潰され、遺跡を住処としていた海獣たちが暴れ回る騒動を引き起こしてしまい、ジンベエから説教された。海獣達に謝罪し遺跡を再び海に戻した後、仲間にしてほしいとジンベエに申し入れ、共に町を出航した。 ホールケーキアイランド編では、タイヨウの海賊団に加入。カカオ島沖で、サニー号を取り囲んだ艦隊を吹き飛ばし麦わらの一味を援護する。魚人島での罪滅ぼしと拾ってくれたジンベエへの恩に報いるため、サニー号がクイーン・ママ・シャンテ号に狙われるとタイヨウの海賊団の船を囮にし、一時的にサニー号を口に含むことで攻撃を回避した。 技一覧 メガ入道 息を吸い込んで大きく膨れ上がり、相手を威嚇する。喋っていると空気が抜けるため早口になる。 フィッシャー・タイガー 声 - 石井康嗣 タイヨウの海賊団初代船長。タイの魚人。懸賞金2億3000万ベリー。故人。 魚人街出身。48歳没。誕生日は11月5日。身長520cm。さそり座。血液型S型RH-。好物はタイ焼き。 迷彩柄のバンダナを付け、胸に太陽の焼印を入れた、ジンベエをも超す体躯の男。海軍少将を一蹴りにし、銃撃されながらも海兵を薙ぎ倒すなどかなりの実力を持っている。魚人街出身で、当時の無法者達(アニメではジンベエやアーロン達)を薙ぎ倒しリーダーになった。島民からは「タイガーさん」、ジンベエやアーロンからは「タイのお頭」「アニキ」と呼ばれ、親しまれていた。 かつては冒険家として世界中を旅していた。ある時、人間に囚われ、数年間聖地マリージョアで奴隷にされてしまう。そこから逃亡し魚人島に戻りネプチューンとオトヒメに謁見後に「赤い土の大陸」を素手でよじ登り単身で前代未聞の「聖地マリージョア襲撃事件」を起こし、ゴルゴン三姉妹を始めとしたあらゆる種族の奴隷たちを解放し、この一件で「奴隷解放の英雄」として讃えられるようになるが、政府から追われる身となり、タイヨウの海賊団を結成する。あくまでも奴隷解放を目的とし、向かってくる人間たちを返り討ちにしても、決して命を奪うことはせず、行き過ぎた行動をするジンベエやアーロンを窘めていた。 12年前、ある島で自身が解放した元奴隷の少女コアラと出会い彼女の故郷であるフールシャウト島に送り届けるが、政府と取り引きをした島人に裏切られストロベリー少将率いる海軍の襲撃を受け、瀕死の重傷を負う。船員には彼と同じ血液型の者がおらず、奪った海軍の船に備え付けてあった人間の血液を輸血すれば助かったものの、それを拒否して死亡した。
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タイヨウの海賊団
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ジンベエ率いる海賊団。 詳細は「海賊 (ONE PIECE)#タイヨウの海賊団」を参照
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