しらぬ‐ひ【▽不▽知火】
読み方:しらぬひ
⇒しらぬい(不知火)
シラヌヒ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 06:17 UTC 版)
シラヌヒ(不知火)は、ミカン科ミカン属の柑橘類のひとつ、「清見(きよみ)」と「ポンカン」の交配により作られた品種である[1]。果実は皮が厚いが果肉はやわらかく、甘味が強い[2]。 日本における2010年の収穫量は42,440 トンであり、熊本県、愛媛県、和歌山県、広島県、佐賀県の5県で全国の生産量の8割を占める[3][4]。尚、デコポンはシラヌヒとその近縁種における熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本果実連)の登録商標であり、同会を含む日本園芸農業協同組合連合会(日園連)傘下の農業団体が出荷する糖度13度以上、酸度1度以下という厳格な規格に適合したものにのみ冠することができる名称である[5]。
注釈
出典
- ^ 国立研究開発法人農研機構 (n.d.). “育成品種紹介”. 2012年10月25日閲覧。
- ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編『かしこく選ぶ・おいしく食べる 野菜まるごと事典』成美堂出版、2012年7月10日、191頁。ISBN 978-4-415-30997-2。
- ^ 果物ナビ (n.d.). “不知火 収穫量”. 2012年10月27日閲覧。
- ^ 農林水産省特産果樹生産動態等調査2013年7月22日閲覧
- ^ デコポン-日園連
- ^ 愛媛県農林水産部 (n.d.). “愛媛かんきつ 情報缶”. 2012年10月28日閲覧。
- ^ 全農月刊誌 Apron 2009年1月号 pp. 2 - 5
- ^ 日本農業新聞16面 2010年2月5日
- ^ 農林水産省品種登録ホームページ2013年7月22日閲覧
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