シラネセンキュウとは? わかりやすく解説

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しらね‐せんきゅう【白根川×芎】

読み方:しらねせんきゅう

セリ科多年草山あい川辺生え、高さ約1.5メートル複葉細かく裂ける。秋、白い花が傘状に集まって咲く。すずかぜり。


白根川芎

読み方:シラネセンキュウ(shiranesenkyuu)

セリ科多年草

学名 Angelica polymorpha


シラネセンキュウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/15 11:52 UTC 版)

シラネセンキュウ
福島県会津地方 2011年9月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: シシウド属 Angelica
: シラネセンキュウ A. polymorpha
学名
Angelica polymorpha Maxim.
和名
シラネセンキュウ(白根川芎)

シラネセンキュウ(白根川芎、学名:Angelica polymorpha)はセリ科シシウド属多年草。別名、スズカゼリ

特徴

は細長く中空で、直立し、上部は分枝して、高さは80-150cmになる。は3-4回3出羽状複葉になり、小葉は卵形で薄く、縁の切れ込みの深さに変化が多く、葉の裏側は帯白色になる。茎につく葉は互生し、葉柄の下部は淡色で袋状にふくらむ。

花期は9-11月。茎頂か、分枝した先端に複散形花序をつける。は白色の5弁花で、花弁は広い倒卵形で歯片はない。花序の下にある総苞片はほとんどなく、小花序の下にある小総苞片は細く多数ある。果実は広楕円形になり、広く薄い側翼がある。分果の背隆条は脈状になり、油管は表面側の各背溝下に1個、分果が接しあう合生面に2個ある。

分布と生育環境

日本では、本州、四国、九州に分布し、山地の日陰、林縁、渓流沿いなどに生育する。世界では朝鮮、中国東北部に分布する。

下位分類

  • ホソバシラネセンキュウ Angelica polymorpha Maxim. f. lineariloba T.Yamaz.

ギャラリー

大型の複散形花序 
茎の下部の葉 

参考文献



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