カーブチーとは? わかりやすく解説

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かあぶちい

多く「カーブチー」と書く》沖縄在来種ミカン見た目しいくわあさあに似るが、酸味少なくさわやかな香り特徴青果としてそのまま食べるほか、ジュースなどに加工したり、香水原料にしたりする。

[補説] 名は「皮(かあ)」が「厚い(ぶちい)」ことからという。


カーブチー

読み方かーぶちー

沖縄在来固有柑橘一つ大きさ温州みかんほどで皮が厚く、種が多い。汁は少ないが、酸味少なく素朴な味わい特徴。「カーブチー」とは、「皮がぶ厚い」という意味。面の皮が厚い人のことを「カーブチージラー」と比喩することもある。また、秋の運動会時期穫れるので「運動会みかん」とも呼ばれている。

カーブチー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 05:26 UTC 版)

カーブチー
未熟な果実
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ムクロジ目 Sapindales
: ミカン科 Rutaceae
: ミカン属 Citrus
: ケラジミカン C.keraji
変種 : カーブチー C.keraji var.kabuchii
学名
Citrus keraji var.kabuchii hort
(Tanaka)
和名
カーブチー

カーブチー(学名:Citrus keraji var.kabuchii hort.ex Tanaka)は、沖縄県原産で、ミカン科ミカン属柑橘。名称は「皮(が)分厚い」の意。

直径4-5cmほどの小型のみかんで、ごつごつしてあまり見栄えはよくないが、特有の香りと爽やかな甘みがある。その名のとおり果皮が厚く浮皮となるため剥きやすいが、可食部が小さく歩留まりが悪いため商業的価値は高くない。また野生種のため種が多く食べづらいの難点である。早生で減酸が早いため、10月から11月上旬に青切りで収穫される。生産量は60トン程度で、そのほとんどが県内で消費される。

出典



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