シマノフスキ

ピティナ・ピアノ作曲家事典

シマノフスキ

【英】：Szymanowski, Karol Maciej

[ポーランド]  1882～1937

執筆者： 実方　康介

現ウクライナに領地を持つポーランド貴族の家庭に生まれた。活動両親とも芸術に対する造詣は深く、自然と音楽に親しんだ。この時代のポーランドにあっては急進的な傾向を持ち続けたため、若年期は当時保守性の強かった祖国ポーランドを離れ、主に国外を活動拠点とした。しかし晩年近くの1929年にはワルシャワ音楽院の校長に就任した。
　その創作期はほぼ3つに分けることができる。1908年にベルリンを離れるまでの時期、ショパン、ブラームス、レーガー、リヒャルト・シュトラウス等の中後期ロマン派の影響を受けた作風を持つのが第1期。

ピアノ独奏曲

ソナタ  [ピアノ独奏曲]

ピアノ・ソナタ　第1番　ハ短調／Sonata fortepianowa Nr.1 Op.8／1903-04[27'0"]

ピアノ・ソナタ　第2番　イ長調／Sonata fortepianowa Nr. 2 Op.21／1910-11[28'30"]

ピアノ・ソナタ　第3番／Sonata fortepianowa Nr.3 Op.36／1917[18'30"]

曲集・小品集  [ピアノ独奏曲]

メトープ－3つの詩／Meropy - 3 Poematy Op.29／1915[15'30"]

20のマズルカ／20 mazurka Op.50／1924-25

マスク／Maski Op.34／1915-16[20'0"]

練習曲  [ピアノ独奏曲]

4つのエチュード／4 Etiudy Op.4／1900-02[13'30"]

12の練習曲／12 Etiudy Op.33／1916[13'30"]

変奏曲  [ピアノ独奏曲]

ポーランド民謡の主題による変奏曲／Wariacje ne temat ludowy polski Op.10／1900-04[19'30"]

変奏曲　変ロ短調／Wariacje Op.3／1903

前奏曲  [ピアノ独奏曲]

9つの前奏曲／9 Preludiow Op.1／1899-1900[19'0"]

種々の作品  [ピアノ独奏曲]

幻想曲　ヘ短調／Fantazja Op.14／1905

前奏曲とフーガ　嬰ハ短調／Prelude and Fugue 1905,09[7'0"]

４つのポーランド舞曲／Four Polish Dances 1926[10'0"]

2つのマズルカ／Wariacje Op.62／1933-34[5'30"]

管弦楽とピアノ

協奏曲  [管弦楽とピアノ]

協奏交響曲（交響曲第4番）／Symphonie concertante(Symfonia Nr.4) Op.60／1932

外国人名読み方字典

シマノフスキ

名前 Szymanowski

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カロル・シマノフスキ

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カロル・マチェイ・シマノフスキ（ポーランド語: Karol Maciej Szymanowski [ˈkarɔl ˈmat͡ɕɛj ʂɨmaˈnɔfskʲi], 1882年10月3日または10月6日 - 1937年3月29日）は、ポーランドの作曲家。激動する時代に合わすかのようにその作風を何度か変えながら4つの交響曲、2つのヴァイオリン協奏曲、2つの弦楽四重奏曲、2つのオペラ、ピアノ曲や歌曲を残した。