ガイヨウとは? わかりやすく解説

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がい‐よう〔グワイヤウ〕【外洋】

読み方:がいよう

広々とした外海そとうみ。⇔内洋

「外洋」に似た言葉

がい‐よう〔グワイ‐〕【外用】

読み方:がいよう

[名](スル)皮膚など体の外側か効かせること。


がい‐よう【概容】

読み方:がいよう

大体の内容あらまし。「話の—をつかむ」


がい‐よう〔‐エウ〕【概要】

読み方:がいよう

全体要点とりまとめたもの。大要あらまし。「事件の—」


がい‐よう〔‐エフ〕【×艾葉】

読み方:がいよう

ヨモギ漢方で、止血収斂(しゅうれん)などに用いまた、もぐさの原料とする。


ヨモギ

ヨモギ
科名 キク科
別名: モチグサ
生薬名: ガイヨウ(艾葉
漢字表記
原産 日本朝鮮半島
用途 餅草とも呼ばれ若葉草餅材料にします。お灸「もぐさ」の原料もしますが、民間では腹痛健胃下痢止め用いたり浴湯料としても利用されます。
学名: Artemisia princeps Pamp.
   

ヨモギ

(ガイヨウ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 14:45 UTC 版)

ヨモギ(蓬[3]・艾[4]・蕭、学名: Artemisia indica var. maximowiczii)は、キク科ヨモギ属多年草。日当たりのよい原野や道端などに集団を作って生えて、高さは1メートル前後になり、初秋に地味な花をつけて、風媒花のため多量の花粉を飛ばす。春の地表に生えた若芽は食用になり、餅に入れられることから、別名モチグサ(餅草)ともよばれる。灸のもぐさ、漢方薬の原料になるなど利用価値がある。


注釈

  1. ^ なお、艾、艾葉には、ヨモギの他にヤマヨモギ(学名A. montana)も使われる。

出典

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Artemisia indica Willd. var. maximowiczii (Nakai) H.Hara ヨモギ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月15日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Artemisia princeps Pamp.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月15日閲覧。
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  29. ^ 『アイヌと自然シリーズ■第4集 アイヌと植物<薬用編>』財団法人アイヌ民族博物館、2004年、22頁。 
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  31. ^ 講談社編『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』講談社、2013年5月13日、105頁。ISBN 978-4-06-218342-0 
  32. ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 『かしこく選ぶ・おいしく食べる 野菜まるごと事典』成美堂出版、2012年7月10日、96頁。ISBN 978-4-415-30997-2


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