とうか

デジタル大辞泉

とうか〔トウクワ〕【冬華】

読み方：とうか

日本画家、東山魁夷の作品。昭和39年（1964）制作。大地に立つ1本の木と、北欧の沈まぬ太陽を描いたもの。東京国立近代美術館蔵。

とう‐か〔タウ‐〕【刀下】

読み方：とうか

かたなの下。白刃のもと。

「商—に斃る」〈服部誠一・東京新繁昌記〉

とう‐か〔タウ‐〕【刀架】

読み方：とうか

かたなかけ。

とう‐か〔タウクワ〕【刀貨】

読み方：とうか

⇒刀銭(とうせん)

とう‐か【投下】

読み方：とうか

［名］(スル)

１ 高い所から物を投げ落とすこと。投げ下ろすこと。「救援物資を—する」

２ 事業に資本を投入すること。「設備資金を—する」

とう‐か【東下】

読み方：とうか

都から東の地方へ行くこと。京都から関東に下ること。あずまくだり。

「和宮—せられし婚姻の慶賀を」〈染崎延房・近世紀聞〉

とう‐か〔タウクワ〕【桃花】

読み方：とうか

桃の花。

とう‐か〔タウ‐〕【^×棹歌／^×櫂歌】

読み方：とうか

船頭が舟をこぎながらうたう歌。ふなうた。

とう‐か【灯下】

読み方：とうか

ともしびの下。あかりのそば。

とう‐か【灯架】

読み方：とうか

灯火の油皿をのせておく台。灯台。

とう‐か〔‐クワ〕【灯火】

読み方：とうか

ともしび。あかり。

とう‐か〔‐クワ〕【灯花】

読み方：とうか

灯心の先にできる燃えかすのかたまり。丁字頭(ちょうじがしら)。また、灯火そのもののこと。あかり。

「電車は—燦爛として」〈木下尚江・火の柱〉

とう‐か〔‐クワ〕【登科】

読み方：とうか

１ 中国で、科挙(かきょ)に合格することをいった語。登第(とうだい)。

２ 官吏登用試験に合格すること。また、その人。転じて、非常にすぐれた人。

「十題判断の—、一山無双の碩学なり」〈太平記・二〉

とう‐か【登^×遐／登^×霞】

読み方：とうか

《遠い天に登る意》天子の崩御をいう語。

「—の日に際して諸王の葬に会するを欲せざらば」〈露伴・運命〉

とう‐か【等価】

読み方：とうか

１ 価値や価格が同じであること。同価。

２ ⇒同値(どうち)

とう‐か〔タウクワ〕【糖化】

読み方：とうか

［名］(スル)でんぷんやセルロースなどの多糖類が加水分解されて、ぶどう糖や果糖などの低分子量の糖になること。

とう‐か〔‐クワ〕【藤花】

読み方：とうか

藤の花。「—の宴」

とう‐か〔‐クワ〕【豆果】

読み方：とうか

一心皮からなる子房でできている果実。成熟後、乾燥すると果皮が裂けて二片に分かれ、種子を落とす。マメ科植物にみられる。莢果(きょうか)。→裂開果

とう‐か〔タフ‐〕【踏歌】

読み方：とうか

中国から伝わった集団歌舞。足を踏み鳴らして歌い舞うもので、平安時代には宮中の初春の行事として盛行、正月14日に男踏歌、16日に女踏歌が行われた。その歌詞は、元来は唐詩、のちに催馬楽(さいばら)も用いられ、歌の終わりに「万年(よろずよ)あられ」と唱えたので「あらればしり」ともいう。

とう‐か〔‐クワ〕【透過】

読み方：とうか

［名］(スル)

１ すきとおること。また、通り抜けること。

「八方の難関を—し去らんと励みぬ」〈露伴・寝耳鉄砲〉

２ 光や放射線などが物体の内部を通り抜けること。

とう‐か【闘歌】

読み方：とうか

歌くらべ。歌あわせ。

とう‐か〔タウクワ〕【陶化】

読み方：とうか

［名］(スル)教え導くこと。よいほうに感化すること。

とう‐か〔‐クワ〕【頭花】

読み方：とうか

⇒頭状花序(とうじょうかじょ)

日本酒用語集

糖化（とうか）

澱粉質がブドウ糖にまで加水分解される変化。

焼酎・泡盛用語集

糖化（とうか）

デンプン質原料を麹（こうじ）や麦芽などの糖化酵素によって糖分に変化させること。穀類やイモ類などのデンプン質原料から酒類をつくるにはまず原料中のデンプンを麹や麦芽の糖化酵素の作用で糖分にかえ、ついでその糖分を酵母の発酵酵素の作用でアルコールにかえる。すなわち、糖化と発酵の二つの工程が必要であり、前者の工程を醪や麦芽が担い、後者のそれを酵母が担っている。現在、酒類醸造に使われている糖化剤としては麹や麦芽のほかに種々の微生物の生産する糖化酵素を分離、精製してつくられる酵素製剤や種々の酸類が利用されている。酒類醸造と糖化剤の種類との関係はそれぞれの国の気候風土・醸造原料・食習慣などの伝統を背景に確立されたものであり、大別して東洋では主に麹が、西洋では麦芽が使われ、酒類醸造における洋の東西をそれぞれ麹文化圏と麦芽文化圏とに分けている。

隠語大辞典

トーカ

読み方：とうか

1. 六。〔不良〕

分類 不良仲間

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

とうか

出典:『Wiktionary』 (2021/11/02 09:39 UTC 版)

同音異義語

とうか

• 【投下】：下に投げること。上から落とすこと。
• 【灯火】：ともしび。
• 【等価】：価値や値段が等しいこと。
• 【東下】：東方に移動すること。
• 【桃花】：桃の花。
• 【透過】：①透き通ること。②光などが物体の内部を通り抜けること。

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「とうか」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女は待とうか行こうか思案した
• おじい様が亡くなられたとうかがい，ご愁傷様です
• とうか私たちにその出荷情報を与えてください。
• 奥様が入院されたとうかがいました。ご心痛のほどお察しします。
• 冷静になろうとしたのだが、とうとうかっとなった。
• 彼はとうとうかれの父から離れた。
• 彼との仲をとりもとうか。
• 道具なしでは職人は何の役に立とうか。
• そっとうかがう顔つき.
• 彼らが間違っているということはこの事からはっきりとうかがえる.
• 私用でヘリコプターを乗り回す議員もいるってほんとうかい.
• ほんとうかしら.
• とうか折合いが付かないものか
• 下宿住いに飽きたから家を持とうかと思う
• あの西洋人はとうから日本に居る
• とうから行きたいと思っていた
• わずかに身にまとうか、またはまったくまとわずに踊るエロティックな踊り
• 欲しい物を手に入れようとうかがう
• ほんとうかどうか疑わしいこと