郷とは? わかりやすく解説

ごう【強/郷】

読み方:ごう

〈強〉⇒きょう

〈郷〉⇒きょう


きょう【郷】

読み方:きょう

[音]キョウキャウ)(漢) ゴウガウ)(慣) [訓]さと

学習漢字6年

[一]キョウ

村里。いなか。「郷邑(きょうゆう)」

ふるさと。「郷関郷国郷土郷里家郷懐郷帰郷同郷望郷

ところ。土地。「異郷故郷水郷仙郷桃源郷理想郷

[二]ゴウ村里。「郷士近郷在郷本郷

名のりあき・あきら・のり

難読故郷(ふるさと)


きょう〔キヤウ〕【郷】

読み方:きょう

ふるさと故郷。「—に帰る


ごう〔ガウ〕【郷】

読み方:ごう

いなか。さと。

律令制における地方行政区画最下位単位「里(り)」を奈良時代改めた称。初め国・郡・郷の順であったが、のち、下に設けられ、数合わせたものをよぶようになった。→郷里制


ごう〔ガウ〕【郷】


さと【里】

読み方:さと

(「郷」とも書く)山中田園地帯などで、人家集まって小集落をなしている所。ひとざとむらざと村落。「山から—へ下る」

(「郷」とも書く)都に対して田舎また、ふるさと在所。「—のわらべ」

妻や奉公人などの生家実家。「正月—に帰る

養育費出して子供預けておく家。「—に出す」

おいたち育ち素姓(すじょう)。お里

くるわ。遊里。「—ことば」

素人寄って読めぬ—の文」〈柳多留・七〉

宮廷を「うち」といったのに対して宮仕えする人が自家をいった語。

内裏(うち)にても—にても、昼はつれづれ眺め暮らして」〈源・若紫

に対して俗世間

律師(りし)、山ごもりして—に出でじと誓ひたるを」〈源・夕霧

律令制地方行政区画の一。→里(り)


郷 (ごう)

律令りつりょう時代地方行政組織で、郡[ぐん]をさらに分けたものです。50戸を1郷と言います。もともとは「里[り]」と呼んでいましたが、「郷」と名前がかわり、「郷」の下に「里」が置かれていたときもありました


読み方:ゴウgou

(1)地方行政単位
(2)江戸時代の佐賀藩地方行政単位
{3)薩摩藩武士集落である麓。麓(ふもと)。


読み方:サトsato

作者 小川素光

初出 昭和14年

ジャンル 句集


読み方:ゴウgou

所在 山口県山陽小野田市


読み方:ゴウgou

所在 愛媛県八幡浜市


読み方:ゴウgou

所在 愛媛県新居浜市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 07:09 UTC 版)

(ごう、きょう、さと)とは田舎または里を意味し、地方行政の単位(村の集合体)である。


  1. ^ 吉田茂樹著『同義的類似地名の分布』(1978年)31-32頁
  2. ^ 大瀬戸町については郷の名称に旧村名(いわゆる大字)を冠し「大瀬戸町△△○○郷」(旧村名+郷の名称)となる。〔例:大瀬戸町瀬戸樫浦郷(「瀬戸」が旧村名、「樫浦郷」が郷の名称)〕 なお、旧大島町、旧崎戸町江島平島は郷を設置していない。
  3. ^ 佐世保市のうち「郷」を使用していた地域はごく一部で、大半の地域が旧平戸藩領に属していたため、異なる単位を使用していた。免#長崎県も参照。
  4. ^ 岩手県など東北地方北部の地名に見られる「第○地割」の区分に相当。



郷(ごう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 06:21 UTC 版)

パラレル同窓会」の記事における「郷(ごう)」の解説

作中には名前のみ登場容姿不明高根望彦とはかつてライバル関係だった。

※この「郷(ごう)」の解説は、「パラレル同窓会」の解説の一部です。
「郷(ごう)」を含む「パラレル同窓会」の記事については、「パラレル同窓会」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/01/10 23:40 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. ゴウ律令制下地方行政組織一つで、下位属するもの。
  2. ゴウ)さと。故郷

熟語


出典:『Wiktionary』 (2021/01/06 12:16 UTC 版)

発音(?)

熟語



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