郵頼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 01:59 UTC 版)
前述のように初日カバーを製作している業者から購入することも可能であり、多くの業者は頒布会を組織し会員に自動的に郵送する販売方法を取っている。その一方で個人的に初日カバーを製作する者も少なくない。この場合、郵便で依頼して返送してもらう手続きをとることが多いが、この方法を「郵頼(ゆうらい)」という。 新切手の郵頼では、事前に公表(現在は日本郵便のウェブページで新切手のリリースにあわせ「郵趣のための押印サービス」として情報が開示されている)されている郵頼指定局に次のものを送付する。 所要の郵便切手代金(郵便普通為替もしくは郵便定額小為替) 押印用の封筒(23.5cm×12.0cm以内の台紙でも可) 返送先を明記し、必要な郵送料分の切手を貼り付けた返信用封筒 依頼状(切手の貼付位置と押印位置を指定したもの) 郵頼では、押印を希望する消印の種類(後述の「手押し」もしくは「押印機」等)を送付用封筒に朱書きで表示し、希望の郵頼指定局に期日までに郵送する事になる。郵頼指定局は東京中央郵便局か日本橋郵便局が多い。
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