世界線とは? わかりやすく解説

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世界線

読み方:せかいせん

世界線とは

世界線とは、本来は物理学において、時間空間を含む四次元上で物体どのように動いたかを示す軌跡を指す概念である。 一方で、現在ではフィクション影響により、「ある選択出来事によって分岐した時間の流れ」や「異な未来へ続くルート」といった意味でも広く使われている。

世界線とパラレルワールドの違い

世界線は「時間の流れ一本ルート」を指すのに対しパラレルワールドは「異な世界そのもの複数存在する」という考え方である。 フィクションでは、選択によって世界線が分岐しそれぞれ並行して存在することでパラレルワールドのように描かれることが多い。そのため、両者似た意味で使われることもあるが、厳密に概念異なる。

世界線は変えられるのか

現実物理学において、世界線を変えるという考え方基本的に成立していない。 ただし、アニメゲーム小説などフィクションでは、過去への干渉選択変更によって世界線が移動分岐するという設定がよく使われる。これは物語展開させるための演出であり、現実とは切り分け考え必要がある

世界線がテーマの作品

世界線という概念は、多くフィクション作品重要なテーマとして扱われている。 代表的な例としては、『シュタインズ・ゲート』があり、異なる世界線を行き来することで物語展開するまた、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『タイム・マシン』なども、時間変化によって異な未来生まれ構造描いている。 これらの作品では、「選択未来を変える」というテーマ分かりやすく表現するために、世界線という概念用いられている。

世界線

読み方:せかいせん
英語:worldline

いわゆるヲタク用語としての「世界線」とは、パラレルワールド並行世界)の実在仮想し上で現実分岐した別の時空もしくは現実時空そのものを指す意味で用いられる表現である。

もっと簡単にいえば、「世界線」とは、「もしもの世界」があると前提して「もしもの世界」を、または「もしもの世界などではない現実の世界」を指す表現である。

あるいは、「この人とは世界線が違う」というような言い回し用いられる場合の「世界線」は、人生観価値観あまりにかけ離れている人について「到底わかり合える気がしない」という感慨表現する言い方として用いられる

「世界線」本来は物理学の用語である

「世界線(world line)」は、そもそもは、相対性理論において「粒子四次元時空間上を辿る軌跡」という概念を指す用語である。

「世界線」はパラレルワールドを指す表現として使いやすい

パラレルワールド」は、SFサイエンスフィクション)において定番概念となっている、「ある時点時間軸分岐した並行時空」という仮説を指す用語である。日本語では「並行世界」ともいう。

パラレルワールドの「他の時間軸」というイメージ念頭に置くと「あり得る時空世界)」を指し示す表現として「世界線」は使い勝手がよい。

パラレルワールドを「世界線」と表現した主な人物

「世界線」という表現昨今の「パラレルワールド」を指す意味で使い始め最初の人物は特定しがたい。(おそらく多数いるであろう

現代日本で「世界線=パラレルワールド」という認識根付く至った主な契機考えられる人物はいくつかに絞られる

ジョン・タイター

2000年代初頭インターネット上現れた「自称未来人」のジョン・タイターJohn Titor)は、「世界線(worldline)」という表現用いた人物のひとりである。

例えオンライン掲示板ジョン・タイター書き込んだとされる文章中には次のようなくだりがある。

シュタインズゲート

STEINS;GATE」(シュタインズゲート)は、2000年代終盤リリースされゲームソフトタイトルである。略してシュタゲ」。2011年にはアニメ化もされている。

STEINS;GATE」は、タイムマシン実現され現代日本舞台とし、過去干渉して惨劇回避することを目的とする、アドベンチャーゲームである。同作では「干渉受けて改変され時間軸」を「世界線」と呼んでいる。

同作品の異例ともいえるヒットにより、「世界線」という用語はある方面には広く普及した考えられる

なお「STEINS;GATE」の舞台2000年代なかば当時秋葉原界隈およびネット文化をかなり具体的に再現しており、ジョン・タイター作中登場する

Official髭男dism「Pretender」

Official髭男dism通称ヒゲダン)が2019年リリースしたシングル曲Pretender」の歌詞中に「世界線」という表現登場する

もっと違う設定で もっと違う関係で
出会える世界線 選べたらよかった歌詞より抜粋

Pretender」はヒゲダン第2弾シングルであり、映画主題歌起用され2023年にはBillboard JAPANが「史上4曲目ストリーミング累計8億回再生突破」を発表するほどの歴史的ヒット作となった。同曲を通じて「世界線」という言葉世間あらゆる層に浸透したということは十分に考え得る。

なお「Pretender」の作詞にあたっては「STEINS;GATE」の世界観影響受けた作詞者公言している。

せかい‐せん【世界線】

読み方:せかいせん

四次元時空座標表現される質点運動の軌跡等速運動では直線それ以外では曲線となる。

俗に世界そのもののこと。過去から未来へ時間流れ世界一本の線たとえた語。特に、パラレルワールドのように、複数の世界併存するという考え方においていう。「電話発明されない―を描いた小説


世界線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 14:12 UTC 版)

一般相対性理論
世界線、世界面、世界体積はそれぞれ粒子ひもブレーンの軌跡である

世界線(せかいせん、: world line, : Weltlinie)とは、零次元幾何を持つ点粒子時空上の軌跡を言う。一次元、二次元幾何を持つ物体の軌跡はそれぞれ世界面 (world sheet)、世界体積 (world volume) と呼ばれる。

特殊相対性理論での世界線

物体が速度一定である世界線のことを測地線という。世界線の曲線は次の三つに区別される。

  • 光的
  • 時間的
  • 空間的

一般相対性理論での世界線

光円錐の例

時空が曲がっていることが上述の特殊相対性理論の場合と異なっている。計量とその中での運動はアインシュタインの場の方程式により決定される。それは時空上の質量分布に依存している。また、計量から光的 (null)、空間的 (space-like)、時間的 (time-like) が決まる。しかし、光円錐は一定の角度である必要はなく、座標の取り方だけ光円錐の見かけの形の自由度がある。

関連項目


世界線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:16 UTC 版)

STEINS;GATEの用語一覧」の記事における「世界線」の解説

過去から未来までを含んだ1通り世界の歴史様々な可能性重ね合わせになっており完全に決定論的ではないが、別の過程経て収束呼ばれる現象により場合によっては奇跡的な偶然が起こるなどして決まった結果行き着く。他の歴史可能性可能性世界線として存在していて、なんらかの事態歴史が変わるようになればそれに沿った別の世界線の世界へ再構成される。そのため、可能性存在しているだけでパラレルワールド存在せず世界は常に1つのみとされる

※この「世界線」の解説は、「STEINS;GATEの用語一覧」の解説の一部です。
「世界線」を含む「STEINS;GATEの用語一覧」の記事については、「STEINS;GATEの用語一覧」の概要を参照ください。

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