世界線一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:16 UTC 版)
「STEINS;GATEの用語一覧」の記事における「世界線一覧」の解説
アトラクタフィールドα(α世界線) 世界線変動率0%台。本編ストーリーは、主にこのアトラクタフィールドにある世界線で展開される。 紅莉栖は生存し、まゆりと萌郁と天王寺は2010年8月中旬までに死ぬ。世界線によっては綯がラウンダーの一員となり、るかが女性として産まれる。岡部は2025年に死亡。ダルは2033年に未完のタイムマシン「FG204型」を遺し死亡したため、鈴羽は父親を知らない。2034年にSERNがタイムマシンを完成させることでディストピアが構築される。 アトラクタフィールドβ(β世界線) 世界線変動率1%台。本編開始時の世界線が含まれているアトラクタフィールド。物語中盤において岡部が目指すべき世界線とされるが、実際は重大な諸問題が解決しない。ドラマCD β『無限遠点のアークライト』・外伝小説『閉時曲線のエピグラフ 』・ゲーム版『STEINS;GATE 0』などは、この世界線でストーリーが展開する。 紅莉栖はラジ館で死亡。岡部たちとラウンダーや萌郁との接点はない。中鉢論文が明らかになりそれを遠因として2025年ごろに第三次世界大戦が起こる。岡部は2025年に、2010年の自分宛のDメールでシュタインズ・ゲートの存在を知らせた後に死亡。ダルは死亡することなく完全なタイムマシン「C204型」(または「C203型」)を完成させ、鈴羽も父親を知っている。 アトラクタフィールドγ(γ世界線) 世界線変動率2%台。『ドラマCDγ 暗黒次元のハイド』に登場。 2000年問題による大惨事「2000年クラッシュ」が発生し、それ以降の歴史が大きく異なる。なお現実のジョン・タイターは深刻な2000年問題の到来に言及していた。 岡部は萌郁とともにラウンダーの一員で、性格や嗜好も異なる。まゆりは不治の病に罹っている。α世界線と同様に2034年にはSERNによるディストピアが誕生するが、岡部は2025年に死なず、2036年までに300人委員会の一員となる。 アトラクタフィールドδ(δ世界線) 世界線変動率3%台。『比翼恋理のだーりん』の舞台になっているアトラクタフィールド。 紅莉栖もまゆりも死なず、天王寺と萌郁はラウンダーでは無い(世界線によってはラウンダーである場合がある)。鈴羽と萌郁がラボメンの一員となっており、鈴羽の紅莉栖への激しい憎悪が無くなっている。未来の詳細は不明。 アトラクタフィールドΩ(Ω世界線) 世界線変動率マイナス0%台。フェイリスENDの世界線。フェイリス以外の登場人物は岡部との思い出が完全に消えており、電話レンジ(仮)も存在しない。未来の詳細は不明。 シュタインズ・ゲート 世界線変動率1.048596%。アトラクタフィールド同士の狭間にある境界面上。シュタインズ・ゲートの世界線は収束の影響を受けることがない。本編のトゥルーエンディングの世界線であり、最終的に目指すべき世界線。 紅莉栖もまゆりも死なない。岡部たちとラウンダーとの接点はないが萌郁とは知り合う。紅莉栖とは紅莉栖の死を防いでから2010年9月に再会するまで接点がなく、鈴羽はタイムトラベルして来ない。また次回作「ROBOTICS;NOTES」の舞台となる世界線でもある。 『変移空間のオクテット』は本編のシュタインズ・ゲートの世界線より少しずれた世界線が舞台になっている。 R世界線 世界線変動率1.048595%。劇場版で岡部が迷い込む世界線である。人間が1人もおらずライフラインも完全に遮断されており、全てが停滞した世界となってしまっている。 リーディングシュタイナーによる過負荷により岡部はこの世界線に飛ばされてしまうが、紅莉栖によって助けられる。 世界線変動率4.456441% 『線形拘束のフェノグラム』で岡部が迷い込む世界。紅莉栖もまゆりも死なないが、まゆりが行方不明となり、岡部が闇金融から300万円もの大金を借りている。岡部の携帯電話に全く身に覚えの無いアドレスから、まゆりを誘拐したことを示唆するDメールが送られる。萌郁がラウンダーでは無くなっており、携帯電話依存症ではなく岡部たちとの接点も無い。
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