スプロケット

デジタル大辞泉

スプロケット【sprocket】

読み方：すぷろけっと

鎖歯車。

大車林

スプロケット

英語 sprocket

チェーンやコグドベルトをかける歯車状の動力伝達部品。例えば4ストロークエンジンにおいては、カムシャフトを駆動するときクランクシャフトスプロケットの2倍の歯数のスプロケットを用いると、カムシャフトはクランクシャフトの回転数の2分の1でクランクシャフトと同期しながら回転する。チェーンやコグドベルトは滑りがないため、同期させるのに適している。

参照 タイミングチェーン、タイミングベルト

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

バイク用語辞典

スプロケット

【別称】スプロケ
sprocket=くさり歯車のこと。バイクではチェーンがかかっている歯車の部分を指す。エンジン側とホイール側の二つのスプロケットがあり、ホイール側がリヤスプロケット(ドリブンスプロケット)、エンジン側がフロントスプロケット(ドライブスプロケット)と呼ばれる。 チェーン同様、常に過酷な状況下におかれているパーツであり、チェーンルーブを注さずに走り続けたり、たるんだチェーンで走っていると摩耗の度合いが激しい。もし、摩耗したスプロケットで走り続けているとチェーンが外れる恐れがあるばかりか、最悪チェーンが切れて重大な事故を引き起こすことも考えられる。チェーン給油の際はスプロケットの減り具合もチェック。また販売店でも定期的に点検してもらおう。 また、摩耗したスプロケットのままチェーンのみを交換すると、せっかくの新品チェーンを傷めかねない。チェーン交換の際にはフロント/リヤスプロケットも同時に交換しよう。

【関連用語】チェーン シールチェーン チェーンルーブ チェーンライン

ウィキペディア

スプロケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/05 01:19 UTC 版)

スプロケット（英: sprocket）とは、軸の回転をローラーチェーンに伝達したり、ローラーチェーンの回転を軸に伝達するための歯車のことである。チェーンホイールとも呼ばれる。身近な物ではオートバイ、自転車。チェーン以外にも帯状の物と噛み合って動作する、無限軌道などの駆動伝達、写真や映画のフィルムの給送部品に広く用いられている。

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スプロケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/17 03:12 UTC 版)

「歯車」の記事における「スプロケット」の解説

1枚の歯車とローラーチェーンをかみ合わせて回転の伝達を行う機構、あるいはその歯車をスプロケットと呼ぶ。2つ歯車による機構ではないので歯車機構という意味では歯車とは呼ばれない。

スプロケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/22 06:16 UTC 版)

「バイクトライアル」の記事における「スプロケット」の解説

静止状態からの瞬発力や登坂力が要求されるため、比率はほぼ1対1。

Weblio日本語例文用例辞書

「スプロケット」の例文・使い方・用例・文例

• スプロケットの具合が悪いようだ。