voluntaryとは? わかりやすく解説

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voluntary

別表記:ボランタリー

「voluntary」とは、自由意志の・自発的な志願のことを意味する英語表現である。

「voluntary」の基本的な意味

「voluntary」とは、主に自由意志の・自発的な志願のという意味で用いられる形容詞名詞である。形容詞としては、自由意志から出た任意のという意味のほか、故意の、有意の、無償の、などの意味用いられる名詞としては、自発的行為という意味のほか、宗教的なサービスの前、最中、または後に演奏される即興オルガンという意味でも使われる。「voluntary」の名詞形は「voluntariness」で任意性任意という意味、副詞形は「voluntarily」で自由意志で、自発的にという意味である。

「voluntary」の語源

「voluntary」の語源は、欲しいと思うという意味の印欧語根の「welh-」である。印欧語根の「welh-」が、望んでいるという意味のラテン語の「volens」に変化し自由意志のという意味のラテン語の「voluntarius」になり、自由意志のという意味の古期フランス語の「volontaire」を経由した後、「voluntary」になった

「arbitrary 」と「voluntary 」の違い

arbitrary」と「voluntary」は、どちらも任意でという意味で用いられるが、ニュアンスが少し異なる。「arbitrary 」は個人裁量または判断に基づく決定意味するのに対し、「voluntary」は自分自由意志行われる与えられる、または行動することを意味する

「voluntary」の発音・読み方

「voluntary」の発音カタカナ語では「ボランタリー」と表記されるが、発音記号ではイギリス英語は「vɒləntəri」、アメリカ英語は「vɑːlənteri」という表記となる。イギリス英語発音記号カタカナにすると「ヴァラァンタァリィ」で、アメリカ英語発音記号カタカナにすると「ヴァーラァンテリィ」という発音になる。「ヴァ」は前歯下唇軽く嚙み「ヴ」の音を出した後すぐに「ア」と「オ」の中間の「ァ」を発音し、「リィ」は舌先内側巻き「ル」の音を出した後すぐに「エ」と「イ」の中間の「ィ」を発音すると、ネイティブに近い発音になる。

「voluntary」の 反対語

「voluntary」の 反対語は、「compulsory」、「obligatory」、「forced」、である。

compulsory:強制する、強制的な、義務的な


Mathematics is compulsory for all students, but art and music are optional.(数学全生徒必修科目であるが、美術音楽任意である)
・She has just finished a compulsory education.(彼女は義務教育終えたばかりだ)

obligatory:義務としてなすべき、義務的な


・The medical examination before you start work is obligatory.(就業前の健康診断必須である)
・The statute made it obligatory for all healthy males between 14 and 60 to serve military service three years.(この法律により、14歳から60歳までのすべての健康な男性3年兵役服することが義務付けられた)

forced:強いられた、強行の、無理強いの


・The forced closure of the factory has shocked the local business community.(工場強制閉鎖は、地元ビジネス界に衝撃与えた
・I don't want to join the club, because of forced payment of membership.(会費支払い強要されているため、クラブ参加したくない)

「voluntary」の使い方・例文

・The principal has asked various voluntary organizations to help raise money for the new school-house.(校長は、さまざまなボランティア団体に、新し校舎資金調達支援するよう依頼した
・The union remains obdurate that any redundancies must be voluntary.(労働組合は、人員削減自発的なければならない固執している)
・Since graduating the university, she has done voluntary work for a charity.(大学卒業して以来、彼女は慈善団体のためにボランティア活動行ってきた)
・She leads after-school workshops that students attend on a voluntary basis.(彼女は、学生自発的に参加する放課後ワークショップ率いている)
We have achieved more with voluntary workers in two years than most organizations with paid workers have achieved in five. (有給労働者雇用する組織5年かけて達成することを、私たちボランティア労働者と共に2年間でより多くのことを達成した)
The generous donor gives voluntary donations to the charity without anyone have to ask her.(寛大な寄付者は、誰か頼まれなくても慈善団体自発的な寄付を行う)
Working on a voluntary basis, the she cooks for the homeless as a way to help the community.(自発的に働きコミュニティ助け方法として、彼女はホームレスのために料理をしている)
・The divorcing couple agreed to a voluntary exchange of property instead of getting a court involved.(離婚した夫婦は、裁判所巻き込む代わりに自発的に財産交換することに同意した
・Our organization depends upon our voluntary helpers.(私たち組織は、自発的なヘルパー依存している)

voluntary

別表記:ボランタリー

「voluntary」とは、自発的ということ意味する表現

「voluntary」の基本的な意味

「voluntary」という単語は、「自発的な」、「任意の」、「自由意志による」などの意味がある。また、「voluntary」は、自発的な貢献支援意味することがある

「voluntary」の語源

「voluntary」という言葉は、ラテン語の「voluntarius」に由来し、「ある者の自由意志である」という意味を持っている。この言葉は、「意志」や「願い」意味するラテン語名詞「voluntas」から派生したのである
英語では14世紀古フランス語借用語として「voluntarie」として初め使われた。その後スペル進化して現在の「voluntary」になった
現代英語では、「voluntary」という言葉は、法律その他の外的な力によって強制されたり要求されたりするのではなく自分意志で行う行為を表すのによく使われる。これは、自発的な行動をする人が、寛大さ思いやり、あるいは善行をしたいという気持ちら行動していることを示唆するポジティブ意味合い持っている

「voluntary」の発音・読み方

「voluntary」の発音記号は、アメリカ英語で「vάləntèri」、イギリス英語で「vˈɔləntəri」となる。カタカナ表記では「ボランタリー」と表すことができる。
「voluntary」は、「vol・un・tar・y」と4つ音節分けられアクセント1つ目の音節置かれる

「voluntary」の反対語

「voluntary」の反対語は「involuntary」である。例文としては、「She was, unaccountably, unable to restrain herself from crying. Her tears were involuntary.(彼女は不覚にも泣き出すのを抑えることができなかった。彼女の涙は、自発的なものではなかった。)」のような文が挙げられる。「involuntary」とは、自分意思とは無関係に、何かが起こることを意味する。つまり、自発的ではなく意志反して起こることを表す。
involuntary」は、しばしば身体的反応感情に関する意味で使用される例えば、自分意識的に制御できない自発的でない反応動きを「involuntary movement」と呼ぶことがあるまた、自分意識的に制御できない強い感情は「involuntary emotion」と表現される
また、involuntary」は、法律用語としては「過失」を意味する例えば、「involuntary manslaughter」は、「過失致死」と訳出される。

「voluntary」の覚え方

「voluntary」を覚えるには、文章の中でその単語試しに使うことが効果的である。例えば、「The school is looking for volunteers to help with the upcoming fundraising event on a voluntary basis.(学校は、自発的に来てくれるボランティア募集して今後募金イベント協力してもらいたい考えている。)」という文が考えられる

「arbitrary」と「voluntary」の違い

arbitrary」は、客観的な理由規則なしに行動することを意味する一方で、「voluntary」は、外的な圧力義務によらず自分から望んで行動起こすことを意味する例えば、「arbitrary decision」は、明らかな根拠理由基づかず行われた決定表し、「voluntary decision」は、人が自分意志基づいて行った決定を表す。

「voluntary」の使い方・例文

以下に「voluntary」を用いた例文を示す。
・I decided to join the cleanup effort on a voluntary basis.
(私は自発的に清掃活動参加することを決めた。)
The company offers a voluntary retirement package for employees who wish to retire early.
会社早期退職希望する従業員自発的退職パッケージ提供している。)
・The organization relies on voluntary donations from the public to support its programs.
(この団体は、プログラム支援するために一般からの自発的な寄付頼っている。)
・He made a voluntary confession to the police about his involvement in the crime.
(彼は犯罪関与したことについて、警察自発的に告白した。)

「voluntary」に関連する用語

「voluntary」の副詞形は「voluntarily」で、以下のように用いられる
・She volunteered to help us voluntarily.
(彼女は自発的に手伝うことを申し出た。)
The company allowed employees to work from home voluntarily.
会社従業員自発的な在宅勤務許可した。)
また、「voluntary」の名詞形は「volunteer」で、「自発的に参加する人」という意味を持つ。例えば、「I volunteered to help with the charity event.(私はチャリティイベントの手伝いをするために自発的に参加した。)」というように用いられる
「voluntary」の類語には、「willing自発的に喜んで)」、「uncoerced(自発的である)」、「freely自由に制約なしに)」などが挙げられる

ボランタリー【voluntary】

読み方:ぼらんたりー

形動自発的であるさま。任意であるさま。自由意志から出た。「市民の—な活動をまとめる組織



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