compulsory
「compulsory」とは、強制的な・義務的な・必須のなどのことを意味する英語表現である。
「compulsory」とは・「compulsory」の意味
「compulsory」は、主に「強制的な」や「義務的な」などのことを意味する表現である。必要性があるから・必要だから強制されるというニュアンスも含まれている。「強制的に~させる」や「強要する」といった意味の動詞「compel」を形容詞形にしたものであるため、基本的に形容詞以外の使い方はない。「compulsory」の発音・読み方
「compulsory」の発音記号は、アメリカ英語では「kəmpˈʌls(ə)ri」、イギリス英語では「kʌˈmpʌlsɜ:i:」である。日本語で表記する場合は、「コンパルソリー」となるが、実際の発音は、アメリカ英語は「カァムパルサリィ」、イギリス英語だと「カァムパルスリィ」に近い音となる。「compulsory」の語源・由来
「compulsory」の元となっているのは、ラテン語(古代ローマで公用語だった言語)で「一カ所に駆り立てる」「強いる」を意味する「compellō」である。ラテン語で「com」には「一緒に」や「強調」などの意味があり、「pellō」には「押す」という意味がある。「pellō」は印欧語根で「押す」や「打つ」を意味する「pelh-」が語源とされている。ラテン語の「compellō」が形容詞化して「compulsus」に変わり、最終的に英語で「compulsory」となった。「compulsory」と「mandatory」の違い
「compulsory」と「mandatory」の2つの単語は、どちらも「強制的な」や「義務的な」などの意味を持つ表現である。ただし、この2つの単語は強制力の強さに違いがある。「mandatory」には法律やルール、契約などによって強制されるという意味があり、その強制されたことをやらなければ、処罰を受けるというニュアンスも含んでいる。一方で「compulsory」には必要性があって強制されるというニュアンスが含まれているため、「mandatory」の方が強制力が強い。「compulsory」は日本語では「義務」に近い意味を持っている。例えば「義務教育」は「mandotary education」ではなく、「compulsory education」と表現する場合が多い。「compulsory」を含む英熟語・英語表現
「be compulsory」とは
「be compulsory」とは、「強制である」「義務である」などの意味を持つ表現である。例えば、「payment of tax is compulsory」なら「税金の支払いは義務である」という意味になる。
「compulsory」に関連する用語の解説
「compulsive」とは
「compulsive」とは、形容詞で「強迫的な」「何かにとりつかれたような」「衝動的な」などの意味を持つ単語である。名詞としては「強迫神経症患者」という意味で使われる場合が多い。「compulsive drinking」なら「アルコール依存症」という意味になり、「a compulsive eater」なら「強迫的に食べたがる人」、つまり過食症という意味になる。
「compulsorily」とは
「compulsorily」とは、副詞で「強制的に」「義務的に」などの意味を持つ単語である。
「compulsion」とは
「compulsion」とは、名詞で「強制」「衝動」「無理じい」などの意味を持つ単語である。例えば、「under compulsion」なら「強制されて」という意味になり、「by compulsion」なら「強制的に」という意味になる。
「mandatory」とは
「mandatory」とは、形容詞で「義務的な」「強制的な」「命令の」「委任された」などの意味を持つ単語である。例えば、「a mandatory clause」なら「必須条項」という意味になり、「mandatory administration」なら「委任統治」という意味になる。「mandatory」は「compulsory」の類義語に当たるが、「mandatory」は「must」のように法律的、契約的なニュアンスがあり強制力が強い。
「compulsory」の使い方・例文
「compulsory」には「強制的な」や「義務的な」などの意味があるが、「義務的な」という意味で使用することが多い。例文にすると、「Participation is compulsory for all members(全員参加を義務づけられている)」「Wearing seat belts in cars is compulsory(車内ではシートベルトの着用が義務付けられている)」といった表現となる。「強制的な」という意味で使用する場合は、「compulsory execution(強制執行)」「compulsory investigation(強制捜査)」という表現で使用することが多い。また、「compulsory」はフォーマルな言葉なので日常会話では余り使用されず、ビジネスシーンで使用される場合が多い。日常会話で「~する必要がある」「義務である」などの表現をする場合は「must」や「have to」を使うほうが適切なので、使い方に注意が必要である。コンパルソリー【compulsory】
義務的
センサスは通常、義務的 1である。すなわち、被調査者(204-1)は必要な情報を提供することに法的な義務を負っている。この点で、センサスは任意調査 2(203-4参照)と異なる。この調査では、無回答 3という問題が重要となるかも知れない。とくに郵送調査(203-7)の場合には、一回の調査票の配布だけでなく、2回以上の配布や、時には訪問によって追跡する 4ことが必要である。無回答者 5はしばしば、拒否する 6もの、すなわち調査に協力しようとしないもの、および調査員(204-2)が見つけられなかったものとに区別される。後者は不在者 7または未接触者 7として計上される。回答拒否率 8は、回答者の反応についての有用な指標である。利用できない標本抽出単位を他の単位と置き換えることは、代替 9と呼ばれる。
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