「義務」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 08:27 UTC 版)
「さよなら絶望先生の登場人物」の記事における「「義務」」の解説
本作では、本編とは直接関係なく毎回のように背景でこっそり描かれるキャラクターが存在し、これを「義務」という。義務のなかには、当初から背景キャラとして描かれたものと、初登場時はその回の本編に関わるキャラとして登場し、それ以降の回から背景キャラ化したものがある。以下のほかにも、蘇民祭ポスターやせんとくんなど世間で話題を集めたものや、「SHAFT」「さのすけ」などアニメやネットラジオのネタが背景に描かれることがある。 櫻井よしこ(さくらい よしこ) 声:小林ゆう 十三話から登場。脈絡なく背景に肖像画が描かれる。 うろペン 二十話で登場した「うろ覚えで描いた皇帝ペンギン」(幼鳥)で、太極図のような顔をしている。初登場以来、高校の宿直室に棲みついている模様。アニメ第三期では「キュイ」とたびたび鳴くようになった。本作のマスコットキャラクター的な扱いで、ぬいぐるみなどのグッズが販売されている。百八十五話で「うろおぼえ ペンたろう(愛称・うろペン)」として小石川区役所に住民登録されている。 コウノトリ 四十一話で、交に対して命が「(赤ちゃんは)コウノトリが運んで来る」とはぐらかしたのを聞いた木津が、本当にコウノトリに赤子を運ばせたもの。毛布にくるまった赤子を嘴にくわえて飛んでいる。赤子の詳細は不明。 棒犬 四十六話で初登場した、三珠によって肛門に棒を刺された犬。風浦によると「犬も歩けば棒にささる」。 「感動が盗まれている」 五十三話で登場した、黒い涙のしずくを流している目。映画館で上映前に流される、海賊版DVDの撲滅を訴えるコマーシャルが元ネタ。 麻生太郎(あそう たろう) 声:上田燿司 五十九話で『Rozen Maiden』6巻を読んでいる姿で登場し、その後もたびたび背景に登場。毎回漫画を読んでいる。 安倍晋三(あべ しんぞう) 声:上田燿司 六十七話からたびたび登場。「美しい国」のパロディ(「鬱くしい國」など)と共に描かれることが多い。よく犬のような容姿で描かれる。 その他の政治家 麻生太郎や安倍晋三のほかにも、福田康夫(チンパンジーのような容姿で描かれる)や外山恒一、赤城徳彦(本人ではなく絆創膏)、石破茂、小沢一郎、鳩山由紀夫なども背景に登場している。 神シール 百五話で風浦が考案し、倫が糸色製菓から売り出したシール入りチョコレート。「バルボラ3世」や「しっと様」など全81枚。その後背景として1話1枚ずつ描かれるが、単行本では該当箇所は全てはがされる。 AAA 百六話から登場した文字列。壁などの落書きとして毎回どこかに書かれる。元ネタは音楽グループAAAの落書き事件。 きよ彦(きよひこ) 声:水島大宙 『マガジンドラゴン』掲載の番外編に登場したとんがり頭の男。「きよしこの夜」にかけただけの出オチキャラだったが、以後本編でも背景キャラクターとして登場。百三十五話の扉絵で、へ組出席簿の出席番号10番にきよ彦らしきシルエットが載っている。特技は「きよ彦ダンス」で、アニメ第三期第十三話で途中まで放映された。 娘々(ニャンニャン) 声:矢島晶子 百二十六話で登場した某国の女スパイ。日本の国家機密を知ったオタクたちにハニートラップを仕掛けるも失敗。以後は背景キャラとしてどこかに潜伏している。アニメでは東北訛り。 面白シール 百三十七話で風浦が考案した、貼ると漫画の面白さが6倍になるシール。 漫画界が平和でありますように 百四十三話で登場した、「世界人類が平和でありますように」(ピースポール)のパロディ。雷句誠の小学館提訴問題にちなむ。 イロイロ削られたナニか 百六十八話に生産されていたロボット。本来なら「青いネコ型ロボット」になるはずだったが、経費削減のためヒゲ・塗装・鈴・ポケットを削ったせいで全くの別物になってしまった。
※この「「義務」」の解説は、「さよなら絶望先生の登場人物」の解説の一部です。
「「義務」」を含む「さよなら絶望先生の登場人物」の記事については、「さよなら絶望先生の登場人物」の概要を参照ください。
「「義務」」に関係したコラム
- 「義務」のページへのリンク