セガサターン
【英】SEGA SATURN
セガサターンとは、セガ・エンタープライゼス(現セガ)が1994年に発売した家庭用ゲーム機の名称である。
セガサターンは、メガドライブの後継に当たる機種で、同社の家庭用ゲーム機として初めて、ゲームソフトのメディアにCD-ROMドライブを採用した。CPUには、32ビットのRISC型マイクロプロセッサ「SH-2」を2基搭載している。
セガサターンは、ポリゴンによる3D表現が可能であり、「バーチャファイター」や「電脳戦機バーチャロン」のようなアーケードゲーム発の3DCG作品の移植も進んだ。
セガサターンでは、オプションのセガサターンモデムと連結することにより、インターネットに接続してWebページを閲覧したり、他のユーザーと通信対戦をすることが可能である。また、オプションには、キーボードやマウス、フロッピーディスクドライブなどがラインアップされている。
なお、セガサターンは、1998年に後継機のドリームキャストが発売されるまで、プレイステーションやスーパーファミコン、NINTENDO64などと激しいシェア争いをしたとされる。
※画像提供 / 株式会社セガ ©SEGA
セガサターン
(SEGA SATURN から転送)
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セガサターン(SEGA SATURN)は、日本においては1994年11月22日にセガ・エンタープライゼスから発売された家庭用ゲーム機である。一般にはサターンもしくはSSの略称で呼ばれる。発売時の日本での価格は44,800円。
注釈
- ^ 別売のコードレスパッド使用
- ^ セガサターンやVサターンは別売りの拡張パックで対応。
- ^ ソフトのサイズは他の海外版と同じ縦長サイズ。北米版のソフト内容を素に、サムスンサターンで起動出来るようにリージョンを書き換えただけのものが主。
- ^ ソフトのサイズは日本版と同じ正方形サイズ。『ドラえもん のび太と復活の星』など、韓国で放送されているテレビアニメのキャラクターゲームが主。
- ^ 1台は2013年にインターネットオークションで競り落とした個人が所有し、もう1台は開発に関わった元セガ社員が所有する。
- ^ GNDはコネクタのフレームのみで、他のGNDにはコネクタピンが無い。
- ^ アーケードゲーム事業は2015年4月にセガ・インタラクティブが承継
- ^ 海外では「MA-○○」(○○には年齢が入る)で表記され、18以外の数字のタイトルも多数存在した。
- ^ 互換性が失われた点はPlayStationも同様である。
- ^ これは同時期の32ビット機戦争の競合機でアニメーション再生性能を売りとしたPC-FXにも採用された動画形式でもある。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 関連・周辺機器 | セガサターン | セガハード大百科 | セガ
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- ^ http://www.vgchartz.com/platform/22/sega-saturn/
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- ^ セガのハードに込められた熱意が語られた GAME ONトークイベント“セガハードの歴史を語り尽くす”詳細リポート ファミ通.com 2016年6月3日
- ^ 中 裕司がアツく語った『ソニック』『大魔界村』そしてメガドラ愛。幻のメガドラタイトルのお披露目も!?【ゲームセンターCX放送作家の「いまさらメガドラ計画」】第2回電ファミニコゲーマー 2016年7月7日
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- ^ IF-SEGA2-PCI, IF-SEGA2-ISA
- ^ セガファン歓喜 サターン用パッドをPCで使える拡張ボードが登場→即完売 - ねとらぼ
- ^ 「セガサターン」はなぜ失敗したのか?当時のCEOが語るGigazine 2017年7月5日
- ^ 「コットン2」「コットンブーメラン」「ガーディアンフォース」セガサターン版移植作がSteamに本日登場 4gamer
- ^ 『アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート』かないみかさん&開発陣インタビュー。移植が実現した経緯や表現の規制はどうなるのかなど、気になるアレコレを直撃 ファミ通.com
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