電撃王とは? わかりやすく解説

電撃王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/07 08:40 UTC 版)

電撃王
Dengeki-Oh
ジャンル パソコン雑誌ゲーム雑誌
刊行頻度 月刊
発売国 日本
言語 日本語
出版社 メディアワークス
刊行期間
  • 1993年2月号 - 2003年1月号(電撃王)
  • 2003年2月号 - 2004年3月号(DENGEKI GAMES)
  • 2006年12月(電撃王復刊)
姉妹誌 コミック電撃王 (付録) → コミック電撃大王 (増刊) 、電撃アドベンチャーズ電撃姫電撃「マ)王
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電撃王』(でんげきおう)は、メディアワークス(現アスキー・メディアワークス)発行のゲーム雑誌

1992年角川書店から独立してメディアワークスを立ち上げた元『コンプティーク』編集者により、1993年1月8日に電撃シリーズの月刊パソコンゲーム雑誌として創刊[1]。売り文句は「読めばシ・ビ・レ・ル パソコンゲームマガジン」で、創刊号には100頁もの漫画小冊子『電撃玉』が付録として付けられた。当初はA4判変型という珍しい判型を採用し、「ゲーム雑誌最大の判型」を特徴としていた。

角川の分裂騒動による集団移籍劇であったため、水野良中村うさぎ押井守安田均黒田幸弘中野豪中村博文うたたねひろゆき深沢美潮松枝蔵人といった、それまで『コンプティーク』に関わっていた記者・絵師・漫画家・小説家のほとんどが同時に場を移した[2]。また、『コンプティーク』で人気があった読者参加型ゲームの連載も同様に行われ、『クリス・クロス』などが世に出ることとなった。

2001年アダルトゲーム主体の『電撃姫』が本誌から独立。以降は非アダルト系のパソコンゲーム市場が衰退傾向となったこともあり、岡本吉起の連載コラムを始めとするゲームクリエイターに焦点を当てた記事や業界人向けの情報へ誌面を移行させる。

2003年2月号より雑誌名を『DENGEKI GAMES』(デンゲキゲームズ)へ変更してリニューアル。変更最初となった号は「誕生号」と称した。

2004年3月号をもって一旦休刊。総合誌としての役割の一部は『電撃「マ)王』が受け継いだ。その後、プレイステーション3Wiiの発売に合わせて2006年12月1日に『電撃王』の表題で一度のみ復刊した。

2009年7月に休刊した『電撃DS&Wii』の編集体制を継承し、姉妹誌『電撃PlayStation』のスタッフも参加して、同年9月に本誌が一時使用していた雑誌名を継承する形で『電撃ゲームス』が新たに創刊されたが、これも2011年のVol.21をもって再び休刊した。

脚注

  1. ^ 1993年2月号創刊号。
  2. ^ 『電撃王 1993年2月号』 創刊号表紙

関連項目

外部リンク


電撃王

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ハイパーウォーズ」の記事における「電撃王」の解説

『電撃王』1993年3月号(創刊第2号)での予告経て1993年4月号から1994年10月号まで偶数月号に隔月掲載された。なお、奇数月号の掲載企画は「ゲートガーディアン」である。 本作は『コンプティーク』(角川書店)で連載されていた読者参加型ゲーム「ロボクラッシュ」の流れを汲む企画である。プレイヤーは「バトルビースト」と呼ばれる生物DNA組み込んだ戦闘兵器パーツ揃え自機チューニングして互いに戦う。大会全てトーナメント形式行われ決勝戦募集から2か月後の号にリプレイ掲載された。 ストーリーコンピュータ「ブレインコア」に生物因子ジーン)を組み込むことで誕生する戦闘兵器バトルビースト。その力は「巨人たちの戦争」と呼ばれる宇宙戦争存分に発揮され結果として銀河荒廃してしまった。現状憂えたBUTY(ボード・オブ・ウルティメイト・テクノロジー)の長官ベル・チャンドラー女史は、バトルビースト戦い健全なスポーツ変えるため、銀河をまたにかけたトーナメントハイパーウォーズ」の開催呼びかけた。 システム プレイヤーは『電撃王』誌面から応募用紙切り取りバトルビースト能力や行動を記入して封書送付することで参加できる。項目がいくつもあるうえに選択肢内容多岐に渡るため、非常に複雑な設定要する基本設定 : バトルビースト素体と、そこに組み込む因子ジーン)を決める。どちらも15種類以上用意されている。 追加装備 : ブレイン・フレーム・マッスル・アーマー・センサリーの5項目を決める。選択肢はいずれも8種類以上ある。さらに数十種類の中からウェポン武器)を選ぶ。これらは任意の選択であり、素体のままの出撃も一応は可能である。 人員 : 搭乗者である「マスター」、ビースト意識である「ブレインコア」、運用のためのスタッフ能力設定する行動 : 地形ごとの対応、索敵行動の内容実際オペレーション戦闘行動)を決める。 チーム : 第2回より、参加者有志によるチーム編成可能になった。連載通じて公認されチーム数は約100にのぼる。有力なチーム参加すれば勝ち抜きやすくなるが、チーム独自の規則に従わなくてはならないという制限生じる。 スタッフ 文 : 阿須貞明 イラスト : 希有馬井上純弌)、井上元

※この「電撃王」の解説は、「ハイパーウォーズ」の解説の一部です。
「電撃王」を含む「ハイパーウォーズ」の記事については、「ハイパーウォーズ」の概要を参照ください。

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