月刊電撃コミックガオ!とは? わかりやすく解説

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月刊電撃コミックガオ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/01 14:02 UTC 版)

月刊電撃コミックガオ!』(げっかんでんげきコミックガオ)は、1993年2月号(1992年12月発売)から2008年4月号(同年2月27日発売)までメディアワークスより刊行されていた月刊少年漫画雑誌である。

概要

創刊時には主婦の友社、1999年以降は角川書店、2007年から休刊までは角川グループパブリッシング発売。雑誌名については、創刊から1年間は「GAO!」とアルファベット表記されていた。創刊初期連載作品の大半は『月刊コミックコンプ』から流出した移籍作品で、そのほとんどがタイトルを一部変更したり「第二部」として再スタートする措置が取られていたが、1993年6月の電撃文庫創刊後には同文庫の作品を原作とする漫画化作品が多く連載された。

メディアワークスが創立して間もなく、『コミックコンプ』の既存購読者を巻き込んだ形で創刊されたため、同社が展開するメディアミックス事業の中心となった。創刊から1年半後には、本誌創刊後にも外部スタッフの編集により刊行を続けていた『コミックコンプ』が休刊となった。

しかし『コミックコンプ』の休刊後には、本誌もまた次第に後発の姉妹誌『月刊コミック電撃大王』に知名度・発行部数などで見劣りするようになった。また、2004年頃から他社も相次いで類似のメディアミックス系漫画雑誌を次々に創刊し、シェアが縮小。そのため2007年2月号で大幅な誌面リニューアルを行い、創刊時以来となる「GAO!」の表記が復活した。しかし発行部数の回復には繋がらず、2008年4月号をもって休刊。創刊から15年、旧『コミックコンプティーク → コミックコンプ』時代も含めると20年に及ぶ歴史に幕を閉じた。

休刊時に連載されていた作品のうち7作品は『電撃大王』に移籍連載し、『電撃大王』による事実上の吸収合併となった。

休刊時に連載されていた作品

太字の作品は『電撃大王』に移籍。ただし「仕上げに殺陣あり」は『コミックガム』(ワニブックス刊)に移籍。

休刊前に連載終了した作品

アニメ化

テレビアニメ
作品 放送年 アニメーション制作 備考
銀河戦国群雄伝ライ 1994年-1995年 イージー・フイルム
爆れつハンター 1995年 XEBEC
エルフを狩るモノたち 1996年(第1期) グループ・タック
1997年(第2期)
EAT-MAN 1997年 スタジオディーン
HAUNTEDじゃんくしょん 1997年 スタジオディーン
臣士魔法劇場 リスキー☆セフティ 1999年-2000年 A.P.P.P.
ぴたテン 2002年 マッドハウス
DearS 2004年 童夢
Venus Versus Virus 2007年 スタジオ雲雀

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