DEV-SATURN
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:20 UTC 版)
「セガサターン」の記事における「DEV-SATURN」の解説
1995年に登場した開発キット。亜土電子工業(当時セガと同じCSKグループ)製。通常のセガサターンを改造しただけの物で、「CARTDEV」というサターン本体より少し小さい機械と接続し、これをPC/AT互換機に接続して開発キットとする。CARTDEVはCross Products(イギリスの開発装置の開発メーカー。セガ・オブ・アメリカの子会社)製で、Rev.AとRev.Bがある。DEV-SATURNとCARTDEVに、当時亜土電子工業が代理店となっていた、統合開発環境の「CodeScape」(イマジネーションテクノロジーズ製)がセットで付属されてメーカーに販売されていた。この登場とほぼ同時期に『バーチャファイター2』(1995年12月発売)で使われたライブラリ「SGL」(SEGA Game Library)がサードパーティに提供され、資金と開発力の乏しい中小メーカーでも開発が容易になったが、1996年頃よりサターンは競合機に対して徐々に劣勢となっていったため、中小サードパーティを呼び集めるには至らなかった。
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