N64版から登場するキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 22:45 UTC 版)
「爆裂無敵 バンガイオー」の記事における「N64版から登場するキャラクター」の解説
チンピラのサブ 「虎巣喪組」の下位構成員で、各地の支部に何度となく現れては専用機・ヤーサーンV3でバンガイオーに戦いを挑み、敗れ去って行く。現れる度に初めて会ったかのような反応を見せ、自身からサブと名乗ったのは最初の一回のみである。なお、M子の情報が確かならば、虎巣喪組に5人ほどしかいない戦闘要員の1人である(実際に、虎巣喪組の戦闘兵器は、無人管制や、部外者が勝手に搭乗しているものが圧倒的に多い)。 コア 「虎巣喪組」のスーパー・エクセレント・スペシャル中枢エネルギー管理システム。高い技術力を投入して多数の擬似人格と対話能力を持つに至っている。しかし対応に困る人格ばかりで、会話はあまり成立しない。ボスキャラに分類されるが、基本的に戦闘能力は皆無。 コア造 最初に遭遇するコア人格。人の話を聞かず、癇に障るナード口調で、一方的に自分の事ばかり喋る。模擬人格のくせに、更に頭の中に別の人がいるという。 コア美 コア人格の一人。コックリさんとダウジングが趣味のオカルト少女で、いきなり霊が呪いがと叫び出しては、りき・まみを震え上がらせる。 コアノフスキー N64版にのみ登場するコア人格の一人。親日家の似非外人で、片言で微妙に間違った知識を披露し、りきにまだ見ぬ日本への憧れを植えつける。ロシア人を模した人格。 コア之進 コア人格の一人。威勢だけがいい幕末のへっぽこ侍。相当な実力者の如き物言いをし、自分が弱いなどとは決して認めないが、コアなので戦闘能力は皆無。 ネコ コア人格(?)の一匹。「猫は番犬たりえるか」というテーマの下、膨大な財力と技術力で電子的に再現された只の猫。猫なので一切会話は出来ず、壊滅的にマイペースで、コミュニケーションがまるで成立しない。 コア大王 最後のコア人格。1999年7の月に間違って巣鴨に降臨していた大王である。圧倒的な威圧感を放ち、堂々たる態度でバンガイオーを迎え撃つが、コアなので動けないし攻撃もできない。 たそがれ刑事(デカ) 「なすがまま署」の古参刑事。行方不明の娘を探すため「虎巣喪組」に潜入調査中。事を荒立てかねないバンガイオーの前に、組から奪ったキンバッチーXで立ち塞がる。ただし娘は厳しい門限に嫌気が差して家出したのであって、虎巣喪組は全く関係ない。 86代目姐御 虎巣喪組の幹部。NY出身のため日本語は話せないが、英語も話せない。その意思伝達の方法は言葉に出来ぬ恐ろしいものであり、りきは心から震え上がった。 はしおか建設 虎巣喪組の支部を建設している親方。自身の作品である支部を破壊するバンガイオーに、組から奪ったタチノッキーGTで攻撃を加える。いかにも肉体労働者といった格好だが、実は色々と繊細な趣味がある。 やすお記者 丸っこくデフォルメされた真っ白い犬(あるいはカバ)のような姿の、りきの後輩。かつてりきの涙のパンチに感銘を受け、後に夢であった新聞記者の職に就いた。再会したりきとまた拳で語り合うべく、組から奪ったテキヤン55でバンガイオーに戦いを挑む。 ナウクリアマン 全身が紅白で塗り分けられた巨人。胸にはカラータイマーが4つもあるが、ダメージを受けると外れる。各面のリザルト画面背景で、その雄姿を見ることが出来る。宇宙に名高い正義のヒーローで、宇宙の安寧を乱す悪党を粉砕するため、地球防衛チーム・BADと共に日夜戦っている。りきも彼の熱烈なファンである。N64版ではTHEアーゲン号に乗って登場、どんな凄いマシンなのかと興奮するりきに、親切にも実戦で機能を見せてくれる。DC版では、宇宙各地で破壊行為を続けるバンガイオーは、当然のように彼の攻撃対象なので、生身の巨人の姿で襲ってくる。後にBADに入隊した万と共に、THEアーゲン2号(DC版ではおおはし首一回転号)に乗り込む。 ニセガイ 虎巣喪組が雇ったレンタル影武者。甲高い金属質の声で喋る、緑色の変な生き物。「敵を騙すにはまず味方から」と、雇われて10年も姿を隠していたため、雇った虎巣喪組すら彼の事を覚えていない。ガイを名乗って身代わりに倒されようとバンガイオーの前に現れた。その名も「だまされてギャフン大作戦」(騙す対象の前で、はっきりこの作戦名を口にしてしまっている)、だが見た目が緑色である上に、りき・まみは以前の面で既に本物のガイ当人に会っているため、信用してもらえない。 下描きのマサ 眼も描かれておらず、色も塗られず、大雑把なデッサンだけが取られたラフスケッチ姿の男。会話画面でも活字を使わず、雑な手書き文字で喋る。その正体はマスターアップ×日前に急遽捻じ込まれた追加キャラであり、デザインも設定も未完成で、N64版登場人物の中で一人だけ説明書に載っていない。怨念混じりに厳しい現場の実態をりきに語るが、開発環境の惨憺たる有様がユーザーに露見する事を恐れたりき・まみに粉砕される。DC版ではいなかった事になった。 ブラックリキ りきの偽者。実はりきの弟で、本名は三郎。自分を捨てた家族に恨みを持っており、またゲームの主役というものに憧れていた三郎は、ブラックバンガイオーに乗り込んでバンガイオーを倒し、主人公の座を奪い取るために現れた。しかし、バンガイオーが負けた場合は、普通にゲームオーバーでやり直しになる。ブラックという割にはどこも黒くない(N64版に至っては、ブラックバンガイオーも人型ですらない)が、実は身体のある部分が、りきとは比べ物にならないほど驚異的に黒いのだという。 サマラン先生 りきとまみが通う学校の教師で、保健体育を担当している。肩口にマントを付けた、ギリシャ風の服装をしているように見える。「ンりぃきぃ〜」というような、独特の抑揚がある口調で話す。表向きは学校をサボって戦っている二人を連れ戻すのが目的だが、実は嫌いなまみを「哀臭の裁き」で退け、愛するりきと愛の逃避行としゃれ込むつもりだった。DC版では鼻に掛かった野太いボイスが付いたため、より危機感を煽るような敵となっている。組から奪ったラチカンキ〜ン♂に乗って現れる。 トキコ りきとまみの母親。まみは声を覚えているが、りきはおぼろげにしか記憶がない。全身を純白のマントと三角頭巾で覆っており、頭巾には赤い「64」あるいは「DC」の文字が書かれている。組から奪った機動要塞ウラガーネンSPに乗って現れる。万とは色々合ってかなり前に離婚したようだが、ステージが進むと有耶無耶のうちに復縁する。なお、バンガイオーが木っ端微塵となった際、全裸のりきをトキコが燭台であぶって励ましてくれる(更にその様子をやすおが激写する)心象風景が見られる。 フルーツ仙人 マントに身を包んで、顔が描かれた段ボール箱を被り、黒猫を膝に乗せる謎の男。何かというと親しげに友情を求めてくる。その正体はフルーツ星の王子、フルーツ仙人であった。スペースフルーツと何らかの関わりがあるようだが、りきを見守るためいつの間にかインプラントを仕掛けていたり、言動がナチュラルに狂っていて怖い。組から奪ったシャッキーンαで、フルーツ星に伝わる歓迎の儀式を仕掛けてくる。
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