魔界の者たち
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魔女の国の女王 声 - 山口奈々※一話分だけ代役で吉田理保子が担当。 魔界を統べる女王。新しい女王を選ぶために、魔法学校の生徒から2名を選び、人間界に潜伏する先輩魔女のもとで修業を受けさせる。時には自らが、候補生に手を差し伸べることもある。本編ではメグとノンを選出して人間界に送るも、最終回で二人とも落とし、修行をやり直すように命じた。 チョーサン 声 - はせさん治 女王候補の振る舞いを監視し試験の採点の参考とするために女王に報告することを任務とする女王直属の調査官。肩書きは立派なものの、実際は非常にだらしなく、強い者に媚びる性格。真剣にその職務を全うする気などなく、人間びいきのメグには辛い点を与え、ノンこそ女王にふさわしいと彼女に肩入れしてメグを妨害し、あわよくばそのまま排除しようとするなど個人的な贔屓が甚だしい上、ツユスキーの特性を利用して街に被害を与えようとするなど悪知恵にも長けている。街はずれに建つ古城を彷彿とさせる時計塔を根城にしている。 魔界を乗っ取ろうと企むサターンの登場で表向きは女王に従いつつも、性格ゆえにその裏では寝返っていた。しかしその裏切りは魔界に露見し、最終話では罰を受けることとなった。 フルフル 声 - 山口奈々※一話分だけ代役でつかせのりこが担当。 チョーサンの使い魔。人間の声色を真似る能力を持つ魔界のメス猫。模様はシャム猫風。意外と抜けている一面がある。 クロー 声 - 大竹宏 同じくチョーサンの使い魔。フルフルとコンビを組んで悪企みを手伝う。左目にグローバー型のアイパッチを付けたオスのカラス。フルフル同様、どこか抜けている。 パトラ 声 - 坪井章子 第11話に登場。魔界の司法長官。チョーサンの(メグを落とそうとする、虚偽も同然の)報告を受け、メグを試しに人間界へやってくる。 サンダ 声 - 津田延代 第14話に登場。かつて魔界の女王との戦い敗れて森の奥深くへ隠れ住んでいる魔女。自身が住み着いている森へ入ってくる者を容赦なく魔法で攻撃する。 レオン 声 - 沢田和子 第17話に登場。メグの後輩魔女。退屈な魔界から抜け出し、人間界で悪戯をくり返しメグを困らせる。第71話でのメグとサターンの最終決戦においてメグの助っ人として登場した。 チャック 声 - 野沢雅子 第21話に登場。公園でアイスクリームを売っている元魔女の老婆。メグをひと目見て魔女だと見抜き、魔界へ戻れるように協力を求める。 サターン 声 - 野沢雅子 第27話から登場。自らを「闇女王」と呼ぶ凶悪な魔女で、現女王への復讐のため、メグやノンを亡き者にし次期女王になるべく、魔界の者を使うなどしてメグ達の抹殺を謀る。死神が持つような、大きな鎌を武器としている。 初登場の際はメグへの間接的な攻撃としてマミを狙い、温厚な女魔法使いを装ってメグに近づき、巨大なサソリの使い魔を操るがメグの魔法に敗れて以降もたびたびメグを付け狙う。 第71話での最終決戦でメグをあと一歩のところまで追い詰めるも、家族や仲間達の応援を受けて奮起したメグが起死回生で放った大魔法に逆転されて敗れ、消滅。 ジョーカー 声 - 緒方賢一 / 田の中勇 第32話に登場。もとは試験官の一人。メグに意地悪な試練を与えた。人に乗り移る能力を持つ。第71話ではサターンに利用されるも、メグに撃退される。 ローザ 声 - 沢田和子 第33話に登場。サターンの忠実な部下。サターンの命令を受け、メグやノンを倒そうと人間界へやってくるが、ノンの魔法に破れ傷つき倒れてしまう。メグの熱心な看病に次第に心を開いてゆく。 ペニー 声 - 北川智恵 第34話に登場。マミの魔法大学にいた頃の同級生。ノンによればその厚顔無恥な性格については魔界でも広く知られているとのこと。ある日突然神崎家にやってきて魔女であることを気にすることなく振る舞い、さらには他の同級生であるセント、フラン、マルク、ルーブルを呼び出し、同窓会代わりと称して5人で我が物顔で神崎家に居座り続け、メグやマミを困らせた。第71話ではメグとサターンの最終決戦において窮地に陥ったメグの手助けに駆けつける。 トットとチッチ 声 - 千々松幸子 第37話に登場。悪戯が過ぎて魔界から追い出された双子の魔女。チョーサンに利用されメグを学校から追い出そうとする。 サムサ 声 - 菊池紘子(クレジットは菊地紘子) 第46話に登場。雪や北風を自由に操ることができる冬の魔女。町にやってきた春の妖精ルウの仕事を妨害したりして冬を長引かせたりするが、ルウの魔法により撃退される。第71話ではジョーカー同様サターンに利用されるが、マミの魔法により撃退される。 ルウ 声 - 杉山佳寿子 第46話に登場。春の妖精。冬の魔女サムサが町にずっといるため力が出せずに花の中に閉じこもっていたが、1度だけ使うことができる、大きな南風を呼ぶ大魔法でメグのピンチを救い、サムサを町から追い出した。 ユリ 声 - 野村道子 第56話に登場。人間界へ憧れ、魔界を脱走してきた花の妖精。転校生の「花村ユリ」としてメグの前に現れる。メグのパパの依頼でファッションモデルを務めた事によりメグと親友となるが、サターンに魔界を脱走してきた弱みを握られメグやノンを殺すよう命じられる。 ヤンヤン 子供用のカンフー着を着込んだ少女のような姿の魔女。メグがいなくなれば次期女王候補になれるとのチョーサンの言葉に騙されて、遠く離れた村に住むメグの友人・早苗からの誘いを受けて雪祭りが行われている村にやってきたメグに対し、恐竜やフランケンシュタインの怪物、スフィンクスを模した雪像を操り襲いかかるなど魔法を使ったさまざまな悪戯を仕掛ける。 氷の妖精 メグはスケートが得意ではないとのチョーサンが魔界に提出した報告を聞きつけて、メグの部屋にやってきた女性型の小さな妖精。連日、深夜に現れ、メグの部屋の鏡台をスケートリンクに見立てて、メグにフィギュアスケートの特訓を行う。 ベル 声 - 野沢雅子 第49話に登場。植物園で風車を売っている女性だが実は元女王候補の魔女。自分が女王になりたいがために卑怯な手を使ったために女王の逆鱗に触れ、魔力を全て取り上げられ魔界を追放され、娘のミミとも離れ離れにさせられていた。もう一度魔界へ戻れるようにするために掟を破ってベルに魔法を教えるメグだったが、魔界の検察官に捕まってメグは命を落としてしまう。しかし女王の計らいによってメグは蘇生、ベルはミミと共に人間として暮らすことになった。 ミミ 声 - 杉山佳寿子 第49話に登場。魔界に住むベルの娘。母に会いたい一心で魔界を脱走して人間界へやってくるが、事情を知らなかったメグやノンは検察官にミミを引き渡してしまう。その後女王の計らいで人間の娘となり、親子ともに一緒に暮らせるようになった。 ツユスキー 声 - 八奈見乗児 第61話に登場。魔界の傘職人。女王の命令により、町中の傘を直しに人間界へやってくるが、雨男のため雨が降り続き、町に洪水や崖崩れが発生する。傘の修理が終わるまで町から離れられないのを知ったノンとチョーサンはこれを利用して彼の元へ壊れた傘を大量に集め、雨をさらに長引かせて街を壊滅させようと企む。 ジロン 第69話に登場。不在だった大松先生の代わりに教師になりすまして小百合学園へやってきた魔女。魔界で他の魔女を殺したため、凶悪犯として魔界の刑務所・茨の城に閉じ込められていたが、魔法と雷の力を使って茨の城を脱走した。魔界を困らせるためと称して女王候補のメグとノンを付け狙うが、自身を追ってきた魔界の警備犬・シグマとの激闘の末に敗れ、魔界に連れ戻される。
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