運命の鍵とは? わかりやすく解説

運命の鍵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/11 06:14 UTC 版)

イルマティックエンベロープ」の記事における「運命の鍵」の解説

隠しステージクリアすると出現得点倍率影響し真の最終ボス到達への必須条件でもある。茶色青色の二種類存在し50個まで保持可能。尚、移植版では最大52入手できるが、アーケード版バグのため51個までしか入手できないメガロファズでの回収不可能。

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「運命の鍵」を含む「イルマティックエンベロープ」の記事については、「イルマティックエンベロープ」の概要を参照ください。


運命の鍵(第788夜 - 第794夜)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)

千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「運命の鍵(第788夜 - 第794夜)」の解説

昔、エジプト帝王(スルタン)で教王(カリーファ)のムハンマド・ベン・テイルンは、暴君であったテイルンと逆で、非常な名君であったある日帝王ムハンマドは、大臣などの役人一人ずつ呼んで働きぶりを調べ働きに応じて俸給加減していた。最後に御佩刀持ち出てきて、「ご即位以来死刑執行なくなり収入なくなってしまいました。」と申し上げたため、帝王ムハンマド治世上手く行っていることを喜び死刑執行がなくても御佩刀持ちに年200ディナール給料を渡すことにした。 帝王ムハンマドは、まだ話していない老人がいることに気付き、その老人仕事聞いたところ、老人は「40年前先王命令で、ある小箱守っています」と答えたので、帝王ムハンマドがその小箱を見ると、中に赤土と、どんな学者にも読めない文字書かれた紙があった。帝王ムハンマドがその文字を読むようにお触れを出すと、先王追放された男が現れ、その小箱は本来アル・アシャールの息子ハサン・アブドゥッラーのものであるが、40年前先王により小箱取り上げられ土牢入れられていると奏上した。帝王ムハンマド驚き、すぐ土牢を探させると、ハサン・アブドゥッラー老人はまだ生きており、帝王ムハンマド土牢から出して小箱のことを聞くと、次のように話した。 ハサン・アブドゥッラーはカイロ豪商息子で、若くして学問修め美し乙女結婚し幸せな結婚生活を10年過ごしたが、突然不幸が押し寄せ、父がペスト死に、家が火事焼け持ち船が沈没するなど、瞬く間無一文になってしまった。ある日町で物乞いしていると、ベドウィンがハサン・アブドゥッラーの名を呼び訪ねてきたので、困惑しながらも家に招くと、ベドウィンはハサン・アブドゥッラーの貧し暮らし見て金貨10ディナール渡し、それでハサン・アブドゥッラーの家族食事をした。ベドウィン15日毎日金貨10ディナール渡し食事を共にしたが、16日目の朝、ハサン・アブドゥッラーに「あなたを私に売って欲しい」と言った。ハサン・アブドゥッラーは、「人を殺せば1000ディナール代償を払うことは聖典書かれており、人を切り刻め1500ディナールになっている。」と言い、妻の反対にかかわらず1500ディナール自分を売ることにした。ハサン・アブドゥッラーは金を妻に預けベドウィン従い旅に出た駱駝乗って灼熱の砂漠進み11日目の朝、花崗岩でできた一本の高いがある所に着いたの上には銅像があり、その右手の各指に鍵が掛かっていた。ハサン・アブドゥッラーはベドウィン指示で、矢を撃ち鍵に当てて落とすことになった最初に落ちたのは黄金の鍵で、次は白銀の鍵だったが、それらは悲惨の鍵と病苦の鍵で、知らないハサン・アブドゥッラーはそれらを拾い懐に入れた次に鉄の鍵と鉛の鍵が落ち、それらは栄光の鍵と知恵と幸福の鍵で、ベドウィン拾った最後に残った青銅の鍵は死の鍵であったが、それを狙い矢を射ようとしたのをベドウィン止めた拍子に、ハサン・アブドゥッラーは足に矢が刺さり怪我をしてしまった。 旅を再開して3日目おいしそう果樹見えたのでハサン・アブドゥッラーが実を食べると、硬い実に歯が食い込み抜けなくなってしまった。どうしても抜けないので、虫食いになった別の実から取り出し、ハサン・アブドゥッラーの噛んだ実に移しが実を食い歯が抜けるまで3日間待つことになった。さらにハサン・アブドゥッラーは水あたり起こし苦しんだ二人は更に旅をし、瘴気の山の麓に来た。ベドウィンはハサン・アブドゥッラーに山頂登り日の出まで待ち、東を向いて祈り捧げるように言い、眠ると瘴気やられるので眠らないように言った。しかし山頂着いたハサン・アブドゥッラーは夜明けまで眠ってしまい、何とか日の出祈りはしたが、体中水ぶくれになり、山を降りるときに転びそのまま麓まで転げ落ちてしまった。ベドウィン日の出時のハサン・アブドゥッラーの影から位置割り出し、そこを掘ると大理石棺桶があり、その中に人骨と、この小箱中にある誰にも読めない字の書かれた紙があった。ベドウィンが読むと「円柱のイラム位置分かった」と叫んだ二人は更に3日旅をし、水銀の河にかった水晶渡り黒い岩取り囲まれ黒い谷着いたベドウィンはハサン・アブドゥッラーに角の生えた黒い大蛇捕まえ心臓と脳を持って来るように言い持ってくると、瓶に入れた不死鳥の血を取り出し、鍋にそれらを入れ煮汁ベドウィン背中に塗らせると、ベドウィン背中から羽根生えてきた。ベドウィンはハサン・アブドゥッラーを連れて飛び立ち飛んでいくと、回り水晶の壁で囲まれ円柱のイラム着いた円柱のイラム宝石と金でできた街で、2人ルビーの門、エメラルドの門、瑪瑙の門、珊瑚の門、碧玉の門、銀の門、金の門を通り中央の宮殿行き、その中庭エメラルドの亭に行くと、この小箱があり、その中には赤い土があった。それは赤硫黄というもので、金属を金に変える力を持っていた。この町から宝石を盗むと殺されるので、小箱だけを持って飛んで水銀の川まで帰り駱駝乗ってカイロ帰った。 ハサン・アブドゥッラーが家に帰ると、既に家族死んでいた。ベドウィンは赤硫黄錬金術行い大量の金を作り大きな宮殿建ててハサン・アブドゥッラーと一緒に住み、夢のような豪華な生活をしたが、ハサン・アブドゥッラーにとっては全く楽しくなかったベドウィンはこうして幸せの内に生涯閉じ、ハサン・アブドゥッラーは葬式執り行った。 ハサン・アブドゥッラーが遺品整理していると、運命の鍵の意味書いてある紙を見つけ、初め黄金の鍵悲惨の鍵で、白銀の鍵が病苦の鍵であることがわかった。ハサン・アブドゥッラーは怒り坩堝で鍵を溶かそうとしていると、先王兵士来てハサン・アブドゥッラーを捕らえた先王はハサン・アブドゥッラーに錬金術秘法白状するよう言うが、先王暴君だったので、ハサン・アブドゥッラーは暴君利さないよう秘密教えなかった。このため先王はハサン・アブドゥッラーを土牢入れたであった帝王ムハンマド先王テイルン行為謝罪し、ハサン・アブドゥッラーを総理大臣に任命した。ハサン・アブドゥッラーは錬金術秘法帝王ムハンマド教え帝王ムハンマド残った硫黄で金を作り、神の意思沿うよう、その金で回教寺院建てた。ハサン・アブドゥッラーはそれ以降120歳まで幸せ暮らした

※この「運命の鍵(第788夜 - 第794夜)」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
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