田中角栄研究以降とは? わかりやすく解説

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田中角栄研究以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 13:59 UTC 版)

立花隆」の記事における「田中角栄研究以降」の解説

1976年昭和51年)には『文藝春秋』に『日本共産党の研究』を連載。これに対して日本共産党側が組織的な反立キャンペーン展開して反論し大論争発展する。なお、立花自身後年、この時の大論争によって学習・論能力鍛えられ上記ロッキード裁判での田中擁護論者との論争役立った述べている。また、総合商社農協中核革マル脳死問題など取材したまた、諸君!時代書いていたサイエンス関係のテーマにも手を広げ1981年には『中央公論』に「宇宙からの帰還」を発表平凡社アニマ』に連載された「サル学の現在」、ノーベル賞受賞者利根川進との対談精神物質』、『科学朝日』に連載された「サイエンス・ナウ」「電脳進化論」「脳を究める」などのテーマ手がけるまた、NHKTBSなどにおいてドキュメンタリー番組制作にも携わり連動した臨死体験などの著作もある。これらにより、1983年菊池寛賞文藝春秋読者賞1987年毎日出版文化賞1991年新潮学芸賞1997年日本文化デザイン大賞1998年NHK放送文化賞司馬遼太郎賞それぞれ受賞した1995年スタジオジブリ長編アニメーション作品『耳をすませば』主人公の父親役を演じた同年東京大学先端科学技術研究センター客員教授就任1996年 - 1998年東京大学教養学部で「立花ゼミ」を主催ゼミ2005年再開され、現在も続いている。この時期にも、画家香月泰男関連など様々な形NHKなど放送メディア出演した2002年12月25日大きな大腸ポリープS字結腸発見され切除するが、癌化疑い自らを被写体として健康状態患者からポリープ発見され切除、癌かどうか病理検査診断告知までのドキュメンタリー番組制作NHK提案NHK側同意して撮影開始。このとき、約束しながら果たしていないことが7つほどあると判明簡単に死ねないと感じる。一番の大仕事1998年から連載していた『わたしの東大論』を本にする仕事であった1999年頃には前妻末期がん侵され、彼女の依願病院同行繰り返したりするが、1年間闘病の末2000年死去この頃よりがんへの関心深める2005年東京大学大学院総合文化研究科特任教授就任2007年東京大学大学院情報学環特任教授立教大学大学院特任教授就任同年12月膀胱癌の手術を受け、『文藝春秋2008年4月号手記「僕はがんを手術した」を発表2009年11月27日鳩山由紀夫内閣事業仕分け大型研究プロジェクト交付される特別教育研究経費予算要求縮減判定されたのを受けて全国各地国立研究所長らと共に東京大学記者会見開き、「民主党日本をつぶす気か」と仕分け結果非難した。「資源小国日本科学技術による付加価値生きていくしかない」と指摘した上で、「目の前で起きている出来事見て怒り震えている」と話した作業風景印象について「訳のわからない人たちが訳のわからないことを論じている」と評し仕分け人を「バーバリアン野蛮人)」と形容した。 2012年10月11日ふらっと'92 20周年記念シンポジウム日本の宇宙飛行士が語る20年歩み今後の展望」で、パネリストとして「ヒトはなぜ宇宙に行くのか?」というテーマパネルディスカッションにて有人飛行反対意見表明。「大事故が起こる可能性があるが、有人宇宙開発を行うに足る覚悟日本人にはまだない。失敗に耐えられる体質がない」「膨大なカネ必要だが、日本国家として破綻状態だ。中国すさまじい金がある。失敗に耐えられる体質がある」「成果がない。費用対効果がない」と発言した。これに対して秋山豊寛から、費用対効果などと、いつから大蔵省役人みたいになったのかと批判される場面があった。 ドキュメンタリー番組旧友再会』(NHK)にて梅宮辰夫出演し、かつての住まい茨城県水戸市訪問2014年、『読書脳 ぼくの深読み300冊の記録』で第68回毎日出版文化賞書評受賞2016年、『武満徹音楽創造への旅』で吉田秀和賞受賞した2021年4月30日急性冠症候群のため死去80歳没。訃報6月23日になって主要メディアで報じられた。

※この「田中角栄研究以降」の解説は、「立花隆」の解説の一部です。
「田中角栄研究以降」を含む「立花隆」の記事については、「立花隆」の概要を参照ください。

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