吉田秀和賞とは? わかりやすく解説

吉田秀和賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/31 09:55 UTC 版)

吉田秀和賞(よしだひでかずしょう)は、音楽演劇美術などの各分野で、優れた芸術評論を発表した人に対して贈られる、吉田秀和芸術振興基金主催の賞である。副賞200万円。

1990年(平成2年)に、水戸芸術館開設を記念して設立され、現在に至る。審査委員ははじめ吉田、加藤周一武満徹の3人体制。武満の死去後、林光が加わる。加藤の死去後は審査委員長の吉田と審査委員の林の2人体制となる。2012年、林と吉田が死去し、審査委員長が杉本秀太郎、審査委員が片山杜秀の2人体制となる。2015年、杉本が死去し、新しい審査委員として磯崎新が迎えられ、片山との2人体制となる。

受賞者・作品一覧

第1回から第10回

第11回から第20回

第21回から第30回

第31回から第40回

  • 第31回(2021年)- 前田良三 『ナチス絵画の謎―逆襲するアカデミズムと『大ドイツ美術展』』(みすず書房)
  • 第32回(2022年)- 新井高子 『唐十郎のせりふ―二〇〇〇年代戯曲をひらく』(幻戯書房)
  • 第33回(2023年)- 藤原貞朗 『共和国の美術―フランス美術史編纂と保守/学芸員の時代―』(名古屋大学出版会)
  • 第34回(2024年)- 鈴木晶 『ニジンスキー 踊る神と呼ばれた男』(みすず書房)

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