測量士(補)
資格区分 | 国家資格 |
資格概要&取得方法 | 地表面上の地点の相互関係や位置を測定する技術が測量です。測量士・測量士補は、すべての測量の基礎になる「基本測量」や公共団体が実施する「公共測量」を行う際に、必要となる資格です(登記を伴う測量は土地家屋調査士が行います)。測量士・測量士補ともに、学歴や実務経験などの要件を満たせば、無試験で取得することが可能です。要件を満たせない場合は、国土地理院が実施する測量士試験・測量士補試験に合格すれば、資格を取得できます。 |
受験資格 | 制限なし |
受験料 | 測量士補2800円、測量士4200円(電子納付の場合) |
合格率 | 測量士8.8%、測量士補24.9%(2004年度) |
試験日程 | 5月中旬 |
試験会場 | 全国主要都市で実施 |
問い合わせ先 | 国土地理院総務課試験登録係 〒305-0811茨城県つくば市北郷1番 029-864-8214, 8248 http://www.gsi.go.jp/ |
取得後の職業/活かせる仕事 | 測量事務所や建設会社、土木会社の測量士として働くケースが一般的です。独立開業を目指す場合は、土地家屋調査士とのダブルライセンスが効果的です。測量士・測量士補の有資格者は、土地家屋調査士の試験の一部が免除されます。 |
測量士補
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 03:53 UTC 版)
測量士補(そくりょうしほ)とは、測量業者に従事して測量を行うために必要となる国家資格である。測量法に基づき、国土交通省国土地理院が所管している。
- ^ Surveyorは、積算・調査・鑑定等をする様々な職種に使われる語であり、日本では積算士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、建築士等にも使われることから、それらの職種の補助者もAssistant Surveyorとなる。 法務省作成の日本法令外国語訳データベースシステムでは測量士以外に建築主事の訳語としても使用されており、建築主事を補助する建築職の公務員もAssistant Surveyorとなる。そのため、測量士補をAssistant Surveyorと呼ぶことも可能であるが、測量技術者の補助者という意味には受け取られない可能性があり注意が必要である。
- ^ a b 1950年(昭和25年)8月28日『官報』号外第103号1ページ、建設省公告「測量士試験及び測量士補試験合格者公告」
- ^ 測量法第51条
- ^ 測量法第49条
- ^ a b 1950年(昭和25年)7月31日法律第228号「土地家屋調査士法」
- ^ 1950年(昭和25年)2月7日官報本紙第6920号60ページ建設省公告「測量士及び測量士補試験公告」
- ^ 1969年(昭和44年)9月23日官報第12831号13ページ国家試験「沖繩における昭和44年測量士試験及び測量士補試験の施行」
[続きの解説]
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