柿の種
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菓子としての「柿の種(かきのたね)」は、日本生まれの米菓のうち、あられ、かき餅の一種[1]。唐辛子の辛味を利かせた醤油味の[2]、長楕円形・粒状のあられで[2]、色・形ともにカキノキ(柿木)の種子に似ていることからその名で呼ばれる[2]。
注釈
- ^ a b 長岡市四郎丸(地図 - Google マップ) ※該当地域は赤色で囲い表示される。
- ^ 「柿の種」の創製者・今井與三郎が創業した1919年(大正8年)には古志郡四郎丸村であったが、四郎丸村は1921年(大正10年)12月1日付で長岡市に編入されているので、「柿の種」の開発が始まった1923年(大正12年)の時点で既に住所は長岡市四郎丸に変わっている。
- ^ この意味での「柿の種」については「カキノキ」で解説すべきところ、現状では記述が無い。
- ^ 同じ浪花屋製菓株式会社のウェブサイトでも、「沿革」では創業年を1923年(大正12年)としており、食い違っている。ここでは、内容が充実していて話の流れにも破綻が見えない「浪花屋物語」に信憑性の高さを感じ、相剋する「沿革」の情報を採用しないこととした。
- ^ 「長岡市摂田屋町」とする資料もあるが、こちらは1969年(昭和44年)の移転先である現在本社所在地。
- ^ 一旦もとに戻されたのか、戻さずに新しい比率に改められたのかは不明。資料で言及されていない。
出典
- ^ 小学館『日本大百科全書:ニッポニカ』. “柿の種”. コトバンク. 2019年7月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “柿の種”. コトバンク. 2019年7月13日閲覧。
- ^ a b 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “柿の核”. コトバンク. 2019年7月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l バーズネスト (2009年6月24日). “ピーナッツ入り柿の種 - ニッポン・ロングセラー考 Vol.74 - 『COMZINE』2019年7月号”. COMZINE. NTTコムウェア. 2010年12月8日閲覧。※内容がところどころ当事者企業群の記述と食い違っているので注意を要するが、市場の全史を俯瞰で捉えており、全体の解説は当事者企業群のものより遥かに詳しい。翻って言えば、個々の企業についての記述は当事者ほど正確ではない。■柿ピーの第1号商品を始めとする記念碑的商品の貴重な画像も数点ある。
- ^ a b テレビ朝日『世界が驚いたニッポン! スゴ〜イデスネ!!視察団 増刊号』2016年1月30日放送回。
- ^ 小学館『デジタル大辞泉プラス』. “もち種あられ”. コトバンク. 2019年7月13日閲覧。
- ^ 小学館『デジタル大辞泉プラス』. “なないろ小町”. コトバンク. 2019年7月13日閲覧。
- ^ 小学館『デジタル大辞泉プラス』. “おつまみ柿種”. コトバンク. 2019年7月13日閲覧。
- ^ 阿部幸製菓、『柿の種のオイル漬け』第3弾発売へ 菓子食品新聞サイト(2020年3月3日)2020年11月7日閲覧
- ^ a b c d e f g h i j k “浪花屋物語”. 2012年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月23日閲覧。
- ^ a b c d 中山 2006, p. 35.
- ^ “「柿の種」を最初に作ったのは亀田製菓じゃなかった! そのネーミングの由来は…”. 週プレニュース. 集英社 (2020年3月13日). 2020年3月13日閲覧。
- ^ “「うっかり」から生まれた柿の種。なぜピーナッツが入ってるの?/毎日雑学”. ダ・ヴィンチニュース. カドカワ (2021年1月3日). 2021年1月21日閲覧。
- ^ a b c d e f 田幸和歌子「柿ピー混合比、その黄金率は?」『エキサイトニュース』エキサイト、2006年3月23日。2019年10月3日閲覧。
- ^ a b 「「亀田の柿の種」 消費者の投票結果で配合比率見直しへ」『毎日新聞』毎日新聞社、2019年10月1日。2019年10月3日閲覧。
- ^ a b 「亀田製菓、柿の種とピーナツ 比率を「国民投票」」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2019年9月30日。2019年10月3日閲覧。
- ^ a b 柿の種とピーナツ比率 変更検討へ/亀田製菓が投票結果発表「7対3」連勝新潟日報モア(2019年12月8日)2019年12月9日閲覧
- ^ 『「200g 亀田の柿の種 6袋詰」は遂に新しい比率へ!従来の「6:4」解散決定!国民投票の結果を受け、2020年6月に「7:3」の新黄金バランスに変わります!』(PDF)(プレスリリース)亀田製菓、2020年3月5日 。2020年4月27日閲覧。
- ^ a b c “亀田の柿の種 私、亀田を変えたいの。キャンペーン 当たり前を疑え! 国民投票”. 公式ウェブサイト. 亀田製菓 (2019年10月1日). 2019年10月3日閲覧。
- ^ 亀田製菓 (2019年9月26日). “亀田の柿の種の「柿の種」と「ピーナッツ」6:4の比率に物申す!? 私、亀田を変えたいの。キャンペーン「当たり前を疑え! 国民投票」開始のお知らせ”. 公式ウェブサイト. 株式会社 PR TIMES. 2019年10月3日閲覧。
- ^ a b c d e 丸清ブランドの歴史
- ^ a b TOMOEブランドの商品
- ^ a b c d e 東洋経済新報社「米菓トップの亀田製菓が海外ライバルに挑戦状、中国で富裕層狙い《オール投資・注目の会社》」『東洋経済オンライン』、2012年6月7日。2019年7月13日閲覧。
- ^ “亀田製菓、米国で「柿の種」試験販売~おせんべいも「国際食」へ”. 『産経新聞』. 産経新聞社. 2008年10月12日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 出典:テレビ朝日『スーパーJチャンネル』2008年6月5日放送回の特集情報「柿の種 アメリカ進出 新潟発"日本の味"が」
- ^ “カンボジアにおける合弁会社設立に関するお知らせ - 亀田製菓株式会社” (PDF). 投信プロ(公式ウェブサイト). 有報データマイニング株式会社 (2018年3月30日). 2019年10月3日閲覧。
- ^ “亀田製菓、カンボジアに合弁会社設立”. ArayZ(公式ウェブサイト). GDM (Thailand) Co.,Ltd. (2018年4月2日). 2019年10月3日閲覧。
- ^ “『ワイルド・スピード』ハンが最新作で食べているお菓子、亀田の柿の種だった”. シネマトゥデイ (2021年8月2日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “ハリウッド大作に亀田の柿の種 「新潟県民として誇り」反響広がる”. 朝日新聞 (2021年9月4日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ a b c d 『宇宙に飛び立て!「亀田の柿の種」! 宇宙日本食「米菓(柿の種ピーナッツ入り)」として JAXAから認証を受けました!』(プレスリリース)亀田製菓株式会社、2017年8月8日 。2019年7月13日閲覧。
- ^ a b c d 「亀田製菓、「亀田の柿の種」が宇宙日本食「米菓(柿の種ピーナッツ入り)」としてJAXAから認証を取得」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2017年8月8日。2019年7月12日閲覧。
- ^ “ピーナツ入り柿の種、ファン投票で「比率」変更…6月販売目指す”. 讀賣新聞オンライン. (2020年3月7日) 2020年3月8日閲覧。
柿ピー
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ゴーレム。
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柿ピー
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柿の種(あられ)と剥き身のピーナッツという組み合わせ、すなわちそれが「柿ピー(かきピー)」「ピー柿(ピーかき)」「ピーピー柿(ピーピーかき)」などと通称される派生品であるが、これが生まれたきっかけについては諸説ある。1つ目は帝国ホテルの酒場がサービスとしてナッツを出す際、日本らしさを出すためピーナッツに柿の種を混ぜたのが始まりというもの。1955年(昭和30年)にはピーナッツが混ぜられ始めたという。2つ目は亀田製菓の直売所で創業者の妻が店番をしていた際、思い付きでピーナッツと柿の種を一緒に食べてみたのが始まりというもの。3つ目は、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}1950年代に日立製作所供給所の仕入れ先の問屋と店員がかさ増し目的で混ぜたところ、ヒットしたというものである[要出典]。 亀田製菓は1977年(昭和52年)に「フレッシュパック柿の種」を発売する。それまでは一度袋を開けるとピーナッツの油分の酸化が進み、味の劣化が避けられなかったが、1食分ずつ小分けに包装にすることで味を保つことが可能になり、同時にそれまでの家族全員で食べるものとして以外に個人消費や行楽時のおやつなど新たな用途が生まれた。さらに昭和から平成への転換期に起こったドライビールの販売合戦「ドライ戦争」により、ビールのおつまみとして人気を得た亀田製菓の柿の種の売り上げは3倍近くも増え、これが同社の売り上げを業界トップに押し上げたという。変わったところでは亀田製菓と東洋水産が共同開発して柿の種風味のカップ焼きそばの販売も行われている。 柿ピーの柿の種とピーナッツの配合比率(重量比)について、亀田製菓の場合、発売後数年間は8対2であった。当時はピーナッツがやや高価であったため、小さめの粒を使っていた。1970年代後半のうちに大粒へ換えられたが、その際、比率を5対5に変更された。しかし、評判が良くなかったことからすぐに改められ、市場調査の結果、6対4を"黄金比率"として採用し、これが定番化した。 その後2019年(令和元年)、10月1日から11月27日にかけて、配合比率について消費者の意見を葉書・SNS(Twitter、LINE)にて投票する「私、亀田を変えたいの。キャンペーン『当たり前を疑え! 国民投票』」を実施した。結果は、重量比で「7対3」が首位(29.5%)となり、これを元に商品テスト等の検討が行われた結果、翌2020年(令和2年)6月より6袋詰タイプを「7対3」比率に変更して販売することとなった。 この調査のCMには、子連れの主婦「ママツコ」(亀田製菓CMキャラクター)に扮するマツコ・デラックスを起用した。
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