広瀬用水(広瀬川)
| 疏水の概要 | ||||||||||||
■疏水の所在 群馬県前橋市、伊勢崎市の中心部とその周辺地域及び玉村町の一部(約1,700ha) ■所在地域の概要 群馬県の中央に位置する前橋市、伊勢崎市・玉村町。県央の中核的な都市として、群馬県人口の約30%を擁する。県央地域経済発展に大きく貢献している。 ■疏水の概要・特徴 広瀬川の建設は、応永からの天文の昔とされています。当時の利根川は、赤城山のすそ野と前橋台地の間約10数kmを乱流していましたが、応永年間と天文8年、12年に大氾濫を起こし、この12年の氾濫で完全に流路を変えたため、出現した広漠たる氾濫原を領主の管理下で開拓し耕地に、そしてかんがい用水を得るために旧河道を利用して造られたと言われています。 古くは農業用水のほか、前橋城や城下の生活・防火用水、さらに正保2年には舟運が行われ、前橋市街地には河岸が開設されるなど、地域経済、文化の要衝でありました。また、時代の変遷によって水車や製糸、発電等の工業用水・水道・養魚等幅広く利用され、地域住民に豊かさと安らぎを与え、前橋市、伊勢崎市発展の礎となっています。 |
広瀬川 (群馬県)
(広瀬用水 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 07:30 UTC 版)
広瀬川(ひろせがわ)は、群馬県渋川市、前橋市及び伊勢崎市を流れる利根川水系の一級河川[1]である。取水地を同じくする一級河川桃ノ木川とともに、灌漑用水として利用された。用水路としては広瀬用水とも呼ばれ、疏水百選に選ばれている。桃ノ木川と併せて広桃用水、広瀬桃木用水とも呼ばれる。江戸時代には比刀根川[2]・比利根川[3](ひとねがわ)と呼ばれた。
- ^ “県内の一級河川一覧 - 群馬県ホームページ(河川課)”. www.pref.gunma.jp. 2023年11月1日閲覧。
- ^ “疏水百選 - 水土里ネット広桃用水”. www.koutou-t.jp. 2023年11月1日閲覧。
- ^ a b 前橋市史編さん委員会 1975, pp. 235–237.
- ^ 広桃用水史編さん委員会 1994, pp. 1–3.
- ^ 広桃用水史編さん委員会 1994, pp. 32–41.
- ^ 広桃用水史編さん委員会 1994, pp. 144–146.
- ^ 広桃用水史編さん委員会 1994, pp. 219–239.
- ^ 伊勢崎全市に濁流『朝日新聞』昭和22年(昭和22年)9月17日、4版、1面
- ^ 広桃用水史編さん委員会 1994, pp. 350–352.
- ^ “工場案内|企業情報|日本カーリット株式会社”. www.carlit.co.jp. 2023年11月1日閲覧。
- ^ a b c d 広桃用水史編さん委員会 1994, pp. 285–335.
- ^ a b c d “坂東発電事務所管内の発電所(1) - 群馬県ホームページ(発電課)”. www.pref.gunma.jp. 2023年11月1日閲覧。
- ^ 広桃用水史編さん委員会 1994, pp. 356–359.
- ^ “水力発電所一覧|水力発電|東京電力リニューアブルパワー株式会社”. www.tepco.co.jp. 2023年11月1日閲覧。
- 1 広瀬川 (群馬県)とは
- 2 広瀬川 (群馬県)の概要
- 3 橋梁
- 4 参考文献
固有名詞の分類
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