立梅用水
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疏水の概要 | |||||||||||
■疏水の所在 三重県多気郡勢和村一円(5358ha) ■所在地域の概要 勢和村は、三重県のほぼ中央に位置し、村の北部には1級河川の櫛田川が流れ、この流域は香肌峡県立自然公園に指定されている。気候は、太平洋に面した地域特有の温暖多雨な気候で、地形は総土地面積の73%が山林となっている、まったくの中山間地域で、農地は9.8 %である。この農地を潤す施設として、180年ほど前に築造されたのが立梅用水である。 ■疏水の概要・特徴 村の農業用水である「立梅用水」は、地士である西村彦左衛門らの尽力により1823(文政6)年に完成した。用水路の全長は30㎞にも及び山肌を縫うように走り、多くの水田を潤して、苦しい農民の暮らしを救ったと言われている。以来、立梅用水は約180年にわたり、村の農業用水として経済を支えながら、防火や生活用水など地域用水としての役割も果しています。 |
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立梅用水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/22 09:32 UTC 版)
立梅用水(たちばいようすい)は櫛田川水系の朝柄川を水源とする用水である。江戸時代の文政6年(1823年)に波多瀬村、片野村、朝柄村、古江村、丹生村の請願により紀州藩によって作られた。疏水百選に選ばれており、2014年には国際かんがい排水委員会によるかんがい施設遺産にも登録された。現在は小水力発電にも利用されている。 波多瀬地区 波多瀬~片野間山中 片野地区 交通取水地となる波多瀬地区へはJR紀勢本線松阪駅より三重交通バス大石(おいし)行きで終点大石(経由経路により30~45分)より徒歩15分
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