大里用水
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疏水の概要 | ||||||||
■疏水の所在 埼玉県熊谷市を中心とする周辺地域 2,668ha ■所在地域の概要 埼玉県の北部に位置し、一級河川荒川中流の左右岸に接する地域で、熊谷市を中心に、深谷市、行田市、吹上町、大里町、江南町、妻沼町、川本町、南河原村の3市5町1村にまたがる平坦な水田地帯である。 地形は、西南に秩父比企の山を背負い、東北は平野地に連なり、荒川の流水に沿って西より東に300分の一の傾斜をなしている。 ■疏水の概要・特徴 大里用水は、受益地域としては2,668haを有する水田が中心であることから、米麦二毛作の体型を軸に、大豆、飼料作物、露地野菜などの土地利用型作物を効率的に組み合わせた作付け体系が拡大しています。 施設としては、頭首工(現在は県管理施設)、幹線用水路(4,845m)、沈砂池、分水工(2ヶ所)、伏越工、樋管の施設を管理している。 旧六堰頭首工は、昭和14年に完成し、頭首工延長は118m高5.7〜1.0mで舟筏路ローリングゲート(長12.0m径2.7m 丸型)、土砂吐門(幅3.5m高2.7m鋼製2門)を有し、ローリングゲートは外国からの輸入された製品で現在も管理所内に展示されている。 この頭首工は今回の国営事業により改築され、堰長197m,5門の全可動堰となり、農業用水の安定取水が行えることとなった。また、地区内の幹支線用水路も改修され、効率的な用水配分も可能となった。 さらに、頭首工改築工事にあたっては、埼玉県事業(農道整備)及び国土交通省事業との共同事業も実施した。 |
大里用水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 02:17 UTC 版)
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大里用水(おおさとようすい)は、埼玉県深谷市の荒川に設置されている六堰頭首工(北緯36度07分59秒 東経139度15分58秒 / 北緯36.133056度 東経139.266139度座標: 北緯36度07分59秒 東経139度15分58秒 / 北緯36.133056度 東経139.266139度)から分水する用水路の総称。
概要
大里地区に位置することからこの名がある。 送水地域は、熊谷市(旧熊谷市・旧江南町・旧大里町)、行田市(南部)、深谷市(東部・旧川本町・旧花園町)、鴻巣市(旧吹上町北部)の水田約3,820ヘクタール[1]。
構成する用水路
国営総合農地防災事業「大里地区」 【基礎資料】(農林水産省の資料)を元に作成。段落がずれているのは分流あるいは直結していることを示す。
- 左岸幹線導水路
- 右岸幹線導水路
- 御正吉見堰幹線用水路
- 吉見幹線用水路(熊谷市、旧吉見村)
- 手島用水路(熊谷市手島)
- 村岡用水路(熊谷市村岡)
- 吉見幹線用水路(熊谷市、旧吉見村)
- 御正吉見堰幹線用水路
- 五所用水路(深谷市畠山字五所)
- 本畠用水路(深谷市、旧本畠村)
- 小原用水路(熊谷市、旧小原村)
脚注
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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