足羽川用水
| 疏水の概要 | |||||||||||||||
■疏水の所在 福井市南東部一円800haの農地(内、槇山地区を通る徳光下江用水は400ha) ■所在地域の概要 福井市街地がら南東へ8km、足羽川左岸に位置する。近くには、戦国時代の朝倉氏ゆかりの「一乗谷朝倉遺跡」があり、かつては朝倉氏一乗本城の出城であった槇山城の城下町として栄えた歴史的環境を持つ地域である。 ■疏水の概要・特徴 槇山地区の街並みを流れる徳光下江用水は、農業用水(400ha)であるが、歴史を有する足羽用水の一角を担っている。当用水は、古くは荘園の時代から生活用水としても利用され、両側の街道とともに多くの人々に親しまれてきた。しかし、近年の生活排水の増加により、水質は悪化し、かつての美しい流れは陰を薄めてきた。このため用水路の改修(水環境整備事業)と共に親水空間を創出し、歴史と自然と人とが調和する豊かでうるおいのある快適な生活環境を生み出すことを目的として、地域ぐるみで水環境整備に取り組み、その結果、かつての清流がよみがえり、安らぎのある生活を提供している。 | ||||||||||||||||
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足羽川用水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/03 15:35 UTC 版)
足羽川用水(あすわがわようすい)は、足羽川から取水され、福井県福井市の南東部一円1,997 haの農地を灌漑する用水路である[1]。足羽川頭首工から複数の幹線用水として取水され、さらに複数の用水に分岐している。
- ^ a b c d e f g h i j “世界かんがい施設遺産に足羽川用水を登録 測量技術など高い評価 福井”. 産経ニュース. (2016年11月10日) 2020年9月25日閲覧。
- ^ “拾ケ堰が世界かんがい施設遺産に登録されました”. 安曇野市 (2016年11月11日). 2020年9月25日閲覧。
- ^ 『中日新聞』2016年(平成28年)11月10日福井総合19
- ^ 福井市農林水産部農村整備課 2016, p. 30.
- ^ a b 足羽川堰堤土地改良区連合 2012, p. 52.
- ^ “川に「生物ギャラリー」誰の作品? 福井の用水、ユニークパネル作品勢揃い”. 福井新聞ONLINE. (2020年7月4日) 2020年9月25日閲覧。
- ^ 福井市東郷公民館平成12年度「ふるさとセミナー」『越前之国 東郷城』福井市東郷公民館、2005年、6頁。
- ^ a b c 足羽川堰堤土地改良区連合 2012, p. 53.
- ^ 福井市農林水産部農村整備課 2016, pp. 22–23.
- ^ 『福井新聞』2016年(平成28年)10月31日8面
- ^ 福井市東郷公民館「ふるさとセミナー」『〜歩いてみたくなる〜越前東郷 名所旧跡』福井市東郷公民館、2016年、3頁。
- ^ 福井市東郷公民館「ふるさとセミナー」『〜歩いてみたくなる〜越前東郷 名所旧跡』福井市東郷公民館、2016年、4頁。
- ^ 福井新聞『月間fu2014年5月号』福井新聞社、2014年、43頁。
- ^ 福井市農林水産部農村整備課 2016, p. 24.
- ^ 福井市農林水産部農村整備課 2016, p. 21.
- ^ 『福井新聞』2015年(平成27年)4月16日26面
- 1 足羽川用水とは
- 2 足羽川用水の概要
- 3 参考文献
固有名詞の分類
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