十石堀用水
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疏水の概要 | ||||
■疏水の所在 茨城県北茨城市中郷町松井地区を中心とする疎水,延べ約13km ■所在地域の概要 北茨城市の南部に位置し,北側に大北川が流れ,南側に塩田川の流れるその間に挟まれた,標高50mから標高350mの,東西に細長い台地の上に疏水ををおこし,当時(江戸初期)の新田の開発に大いに貢献し,今なお,そのおいしい米の源として活用し続けられている。 ■疏水の概要・特徴 この疏水(十石堀)は,江戸時代初期に,当時,領国経済の充実を積極的に推し進めた水戸藩と,天水に依存する米作りで,年々,かんばつに悩まされていた農民の願いが一致し,当時の松井村の一庄屋が中心となり,成し遂げた快挙であり,21世紀の今も,この地域の水田には,なくてはならない疏水として,330年の歴史を物語りながら,脈々と流れている。 |
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