新庄長溝用水とは? わかりやすく解説

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新庄長溝用水

新庄長溝用水
現一の井出取水口
新庄長溝用水 疏水概要
疏水所在
山口県柳井市黒杭から新庄地域 約7km

所在地域の概要
山口県東南部位置する柳井市は、瀬戸内海周防灘面し気候温暖風光明媚な街である。古くから水陸交通の要衝として商業栄え江戸時代には「岩国藩御納戸」と呼ばれるほど繁栄見せたました。今でも柳井商人心意気街づくり生かされています。

疏水概要・特徴
新庄長溝用水は、今を去る300年前新庄村庄屋政次右衛門尽力により、当時柳井村黒杭ハゼケ谷の井出口から、忠信地区背後の丘を回って新庄余田堀まで約7kmに亘って開削された疏水である。
特に、工事着工に至るまでは、次郎右衛門3年をかけて取水源を求め水路どのように付けたらよいか地形調査測量行ったもので、現在の地図取水口から終点までの標高差を計算してみると、平均して1,000分の5の勾配取られており、山肌縫って測量当時技術からみれば驚異のものである工事は、藩営で行われたのであるが、3年歳月をかけ新庄村総出により延べ、9,000人の人手による大工であった
この水路完成により、新庄村飢饉から解消され、現在まで農業振興貢献している。




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