新庄用水
![]() 船枝地区にある親水公園 |
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疏水の概要 | |||
■疏水の所在 京都府南丹市八木町(旧新庄村) 200ha ■所在地域の概要 京都府の中央(亀岡盆地北側)に位置する八木町。 水稲作中心の穀倉地帯で人口9千人を擁する ■疏水の概要・特徴 新庄地域はもと神護寺領、治承年間(1177〜1181)高雄神護寺中興の祖、あるいは袈裟御前との悲恋の主人公として知られている文覚上人が、この室橋の里に来て水源遠く、村人の旱害に苦しむ様を見て上人深く憐れみ、「西方の山間に養水池を作らば旱害の憂いなし」とて、村人を励まし協力して用水池(文覚池)を造り、また、新庄堰の設置や新庄用水の開削も同時に行われたとも伝えられています。 新庄堰は1188年(文治4年)の鎌倉時代初期の創設で、当時の新庄堰は蛇籠を杭で止めただけの簡易な構造であったとのことです。 新庄用水は新庄堰にあわせて築造されたもので、幹線延長は約4㎞あり両岸を雑石で積上げたものであった。用水の通水により旧新庄村の発展に大きく寄与したもので、今日の繁栄の基礎が築かれています。 |
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