広島県立世羅高等学校
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広島県立世羅高等学校(ひろしまけんりつ せらこうとうがっこう)は、広島県世羅郡世羅町にある県立の高等学校。
注釈
- ^ 英語表記は"Thornton-Donovan School"
- ^ 1998年5月、文部科学省が卒業式などで君が代斉唱や日章旗掲揚の実施を義務付ける通達をしていた。その翌年2月25日の職員会議で、一旦実施見送りを決定した君が代斉唱と日章旗掲揚に対して協力を求めたが同校教職員からの同意が得られなかった。その結果、文部科学省の通達とそれに反対する日本教職員組合傘下の広島県高等学校教職員組合(広島高教組)の組合員教職員や部落解放同盟広島県連合会の間で板挟みとなっていた。
- ^ ただし、日章旗がついた旗竿は三脚で建てられていた。広島県高等学校教職員組合世羅高分会長は君が代を斉唱しなかった理由について、「校長の遺志を尊重し、25日の職員会議で確認した通りにした。」と述べている。
- ^ 1999年3月10日、産経新聞は「宣言文」の全文を手に入れたとし、それによると、まず玄界灘について「古代から日本に文化を伝え続けた海峡であり、韓国と日本の歴史的に不幸な事実や在日韓国人が受けている不当な差別的現実を生んだ海峡でもある。私たちは昨日その海峡を渡った。」とし、韓国の独立記念館での印象に触れて「展示の数々が目に焼きついて離れない。日本がかつてこの国で何をしたのか、知ったつもりでいた自分に気付き情けなくなった」とした後、「自らの偏狭な価値観で異なるものに優劣のレッテルをはることなく異なるものは異なるものとして受け入れられる真の国際人となる第一歩としたい。この地で学ぶ日本とこの国の過去の不幸な歴史的事実を教訓とし21世紀を創る世代の人間のひとりとしてせいいっぱい平和と友好の心を育み続けたいと思う。」と締めくくる内容であったことが明らかにされた。
出典
- ^ “【全記録】全国高校駅伝 男子 世羅(広島)が最多10回目優勝”. NHK NEWS WEB (中国新聞社). (2020年12月20日). オリジナルの2020年12月20日時点におけるアーカイブ。 2020年12月20日閲覧。“【駅伝】女子に続き男子も世羅がV 最多優勝回数を10に伸ばす/全国高校駅伝”. 月陸Online (講談社). (2020年12月20日). オリジナルの2020年12月20日時点におけるアーカイブ。“青学大・原晋監督、母校世羅高アベックVを祝福「これからも『駅伝の里世羅を』」”. デイリースポーツ (神戸新聞社). (2020年12月20日). オリジナルの2020年12月20日時点におけるアーカイブ。 2020年12月20日閲覧。
- ^ 漢学者。著書に『内藤湖南とその時代』国書刊行会、昭和61年、317頁。
- ^ “全国高校駅伝 意外と知らない?豆知識 どこの都道府県が強い? 最多優勝回数は?”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年12月7日). オリジナルの2020年12月20日時点におけるアーカイブ。 2020年12月20日閲覧。“勇気と歓喜のVを再び あす太平洋戦争開戦78年~世羅高の原点 戦後の困窮、地域の支援で強く/広島”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年12月7日). オリジナルの2019年12月21日時点におけるアーカイブ。 2019年12月21日閲覧。“最多9度Vの世羅、“兄貴分”29歳監督が進める「変革」 全国高校駅伝”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年12月19日). オリジナルの2019年12月21日時点におけるアーカイブ。 2019年12月21日閲覧。
- ^ a b “編集部コラム「独断で選ぶ全国高校駅伝5選」”. 月刊陸上競技 (講談社). (2019年11月22日). オリジナルの2019年12月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 特集 スポーツ県・広島 アマチュアスポーツ黄金時代、男子第1回大会記事 | 全国高等学校駅伝競走大会、男子第2回大会記事 | 全国高等学校駅伝競走大会
- ^ “全国高校駅伝50回出場 世羅ヒストリー”. 中国新聞デジタル (中国新聞社). (2020-12–14). オリジナルの2020年12月20日時点におけるアーカイブ。 2019年12月21日閲覧。“世羅高駅伝初Vの立役者に光を”. 中国新聞デジタル (中国新聞社). (2019年11月13日). オリジナルの2019年12月21日時点におけるアーカイブ。 2019年12月21日閲覧。
- ^ 長岡民男ほか『高校駅伝50年史 - 半世紀、タスキつないで』、出版芸術社、2000年、158頁
- ^ 『高校駅伝50年史 - 半世紀、タスキつないで』、8頁
- ^ 陸上競技マガジン、ベースボール・マガジン社、2013年2月号、169頁
- ^ a b “強さの裏に地域の支え 男女同時2連覇狙う世羅”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2016年12月24日). オリジナルの2019年12月21日時点におけるアーカイブ。 2019年12月21日閲覧。
- ^ 花木雫. “全国高校駅伝 世羅 5年ぶり男女制覇 脈々と継承される伝統の力”. 月刊陸上競技 (講談社) (2021年2月号): p. 54
- ^ 2010年まで男子61年のトータルで過去の8位以内(入賞)の得点を集計。1992年までは10位以内までが入賞で、1993年からは8位以内が入賞となったが、全て8位以内を対象とし、1位8点~8位1点として得点を集計。世羅は165点で全国トップ。2位小林142点、3位大牟田130点(陸上競技マガジン、2011年2月号、114-115頁)。
- ^ 陸上競技マガジン、2011年2月号、114-115頁
- ^ 全国高等学校駅伝競走大会公式サイト 大会全記録
- ^ “男女Vの世羅が凱旋パレード 町長「鳥肌とともにうれし涙が…」”. 産経新聞. (2015年12月21日) 2018年12月22日閲覧。
- ^ 「世羅高(広島)校長が自殺 『君が代』対応苦に?」『中国新聞』1999年3月1日付朝刊、備後版15版、第31面
- ^ “第147回国会 文教・科学委員会 第4号”. 参議院 (2000年3月15日). 2019年3月28日閲覧。 亀井郁夫の発言より
- ^ 「広島県内公立卒業式『君が代』斉唱88% 世羅高では見送り 校長を悼み緊急集会」『中国新聞』1999年3月2日付朝刊、備後版17版、第25面
- ^ 「社説 『今』を見つめ直す契機 世羅高校長自殺公務災害を認定」『中国新聞』2006年8月19日付朝刊、備後版17版、第2面
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