問題となった報道・誤報とは? わかりやすく解説

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問題となった報道・誤報

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:13 UTC 版)

環球時報」の記事における「問題となった報道・誤報」の解説

2013年8月、『環球時報』のオンライン版で「女性死刑囚死刑執行」をテーマとする写真ニュース掲載したが、のちにポルノビデオ映像一部だと判明した2013年9月、『環球時報』のオンライン版は「もし西側諸国シリア攻撃すれば、ロシア米国同盟国サウジアラビア攻撃する」というニュース転載したが、『ロシアの声』はウェイボーアメリカ個人による虚偽報道だと指摘した2017年9月韓国政府THAAD追加配備対す社説にて「THAAD北朝鮮のように地域安定害する悪性腫瘍』になるだろう」「THAAD配備支持する韓国保守主義者キムチばかり食べて間抜け糊塗)になったのか」「THAAD配備完了瞬間韓国北朝鮮核開発大国間の勢力争いの中を漂う浮草になる」「韓国は寺や教会が多いのだから、その中で祈ってろ」と韓国揶揄した暴言社説だと韓国側から抗議受けたが、該当社説見出しだけ変更して、他はそのまま再掲したことが同月9日に『中央日報』によって確認されている。 2017年12月6日に『環球時報』は「朝鮮半島戦争発生すれば北朝鮮最初の攻撃対象韓国で、米国日本がその次の対象になるため、中国直接的な影響を受ける可能性小さい」「朝鮮半島戦争起きれば核汚染可能性があるが、今は北西季節風が吹く冬季なので中国東北地域有利だ」との時評掲載した。しかし、官営メディア周辺国名指して比較的な安全性主張するのは不適切だという指摘韓国側から受け、該当時評は『中央日報』によると7日時点では削除されている。 2017年12月15日には韓国人記者集団リンチ事件で「(加害者が)中国公安といういかなる証拠もない」「該当記者たちが取材規定破ったために事件発生した」「暴行にあった韓国人カメラマン取材規定破ったという非難浴びている」と事件の責任被害者である韓国人記者転嫁し中国公安当局現場警護責任薄め報道をした。そのため、韓国の『中央日報』には「韓国嘲笑している」と批判された。 2018年9月6日には「中国駐大阪総領事館専用バス15台を関西国際空港派遣し中国人観光客750人を優先的に救出した」などと虚報報じた。後に関西国際空港側から外部車両進入禁止していたことから虚報だと指摘されたが、台湾の駐大阪経済文化弁事処(領事館に相当)の啓誠(中国語版)代表(駐大阪領事に相当)が自殺する事態引き起こした台湾駐日経済文化代表処謝長廷代表(駐日大使に相当)は中国側バス関西国際空港乗り込んだとの主張否定するなど虚偽報道対処追われた。『産経新聞』は「海外災害などに遭遇した台湾人不安心理を揺さぶる中国側巧妙な宣伝工作」との台湾人男性見方紹介して日本発生した災害中国国内台湾へ世論工作展開されたと分析している。 2019年8月31日香港デモ活躍した黄之鋒銅鑼湾香港の警察により現行犯逮捕されたと報じたが、のちに誤報だと指摘されたため、編集長胡錫進ウェイボー謝罪声明掲げた2020年1月11日同月8日発生したウクライナ国際航空752便撃墜事件の「ミサイル撃墜説」については、イラン政府スポークスマン説明引用し、「でたらめ」「アメリカ心理戦」だと断じたが、同日イラン側がミサイル発射し旅客機を誤撃墜した認めた2021年5月21日韓国文在寅大統領ホワイトハウスアメリカジョー・バイデン大統領会談行い首脳会談後に発表した共同声明では「北朝鮮の人権」と「台湾海峡安定」が盛り込まれたが、『環球時報』は5月21日社説「US prepares a trap for South Korea in White House summit」において、「韓国よ、米国罠にかかるな」と見出し打ち本文で「台湾問題という中国核心的利益触れるなら、それは毒杯を飲むのに等しい」と韓国脅した。これについて鈴置高史氏が「属国扱いしている韓国自分に逆らうとは、中国信じられない思いだったでしょう」「韓国が『台湾』に言及したのは事実なのです。いくら米国圧力原因とは言え、『属国風情』からメンツ潰され中国放ってはおけないでしょう」と評している。 2021年8月10日台湾リトアニアに「駐リトアニア台湾代表処」の名称で代表機関設置することについて胡錫進編集長は『環球時報社説で、「(リトアニアは)頭のおかしな小さな国で、地政学的な危険に満ちている」「ヨーロッパ反中国派のなかでも、最も踏み込んだ行動出た」「リトアニアのような小国が、大国との関係を悪化させる行動をとるとは、度し難いことだ」「最終的に国際ルールを破るという邪悪な行為代償を払う」と評しリトアニア政府英語版)がアメリカにつき、中国敵対していると激しく攻撃した2022年2月7日北京オリンピック中国に2個目の金メダルもたらしたショートトラック男子1000メートル判定韓国反発していることについて、『環球時報』は「韓国長い間中国・日本という二つ強大国の陰に隠れているうちにいつし劣等感生まれ、そのせいで(ショートトラックの)判定中国びいきで韓国バカにした不公正なものだと考えている」と主張した

※この「問題となった報道・誤報」の解説は、「環球時報」の解説の一部です。
「問題となった報道・誤報」を含む「環球時報」の記事については、「環球時報」の概要を参照ください。

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