問題となった判定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:17 UTC 版)
天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会2回戦・名古屋グランパス対奈良クラブ(パロマ瑞穂スタジアム) 詳細は「天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会#マッチナンバー44の扱い」を参照 2018年6月6日に行われたこの試合は、延長戦を戦っても1-1の同点であったことから、3回戦進出クラブを決めるためにPK戦を実施した。この時の奈良クラブの4人目・金久保彩のPKについて主審の清水はフェイントの動作を入れたものであると判断し、PKのやり直しを命じた。しかし、PKをやり直させた取り扱いが「フェイントを入れた反則行為はPK失敗と扱う」という競技規則上の取り扱いと異なることから、JFA等で協議の結果、後日PK戦のやり直しが行われることになった。この一連の騒動の責任を問うかたちで、清水は公式戦3カ月の審判活動禁止処分を受けた。 2022明治安田生命J2リーグ第8節・モンテディオ山形対ファジアーノ岡山(NDソフトスタジアム山形) この試合の前半9分、山形DF半田陸のバックパスが自陣のゴールマウスに向かったため、山形GK後藤雅明はゴールライン手前で横っ飛びで手で掻き出した。すると主審の清水はこのプレーに対し、岡山に間接フリーキックを与えつつも、GK後藤に対してレッドカードを提示して退場処分とした。ところが、このプレーについて「(ペナルティエリア内でGKがバックパスを手で扱っても、カード提示などの)懲戒の罰則は与えられない」とする処分と異なることから、Jリーグは翌4月4日付けで「勝敗の決定に影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあった」ことを確認したとして、JFAを通じて国際サッカー評議会 (IFAB) にも確認し、この試合の取り扱いについて協議され、4月5日のJリーグ理事会で再試合が決定した。また、今回のミスジャッジについて処分はなかったが、主審の清水を含め副審、第4審判の計4名は研修を受けることとなった。
※この「問題となった判定」の解説は、「清水修平」の解説の一部です。
「問題となった判定」を含む「清水修平」の記事については、「清水修平」の概要を参照ください。
- 問題となった判定のページへのリンク