ラジオ人としてとは? わかりやすく解説

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ラジオ人として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:39 UTC 版)

大沢悠里」の記事における「ラジオ人として」の解説

本人曰く「声が地味」で、新人の頃は「宴会などでは面白いのに、放送面白くない」とよく言われたという。法律相談番組小唄番組などに回され1968年には番組宣伝部に回されそうになったこともあった。その後ラジオ番組『トヨタ・ミュージック・パトロール』のパーソナリティオーディション合格して番組担当し初め自分ペース話せる番組持てた」と思ったという。 大沢勤務していた時期TBSラジオ・テレビ兼営局で、定年退職後2001年4月1日からTBSテレビTBSラジオによる分社体制移行したが、本人在職中から「テレビは嫌い」と公言。その一方でラジオ番組への愛情こだわり強く、「クリーニング店BGMとして流したり、鼻歌交じり聴いたりする『友達のようなものなので、(番組パーソナリティ任されるからには)どこから聴き始めても気にならない存在じゃないといけない」とも語っている。 テレビで生涯唯一の冠番組に当たる『ゆうYOUサンデー』は、毎週日曜日午後12時から55分間わたって全国ネット向けに放送されていたが、ラジオパーソナリティとして人気とは裏腹にわずか半年で終了終了後は、『アッコ古舘のゆうYOUサンデー』を経て、『アッコにおまかせ!』が35年以上にわたって放送されている。本人曰く、「『ゆうYOUサンデー』はワイドショー走りのような生放送番組で、コーナー時間帯が完全に構成されていたので、他人から強制されながら原稿を読むことが嫌いな自分の性に合わなかった」とのことで、「アナウンサー人生汚点」とまで述べている。 『ゆうYOUサンデー終了翌年1986年昭和61年)には、TBSアナウンサーありながらテレビ朝日9月14日放送の『題名のない音楽会』にゲスト出演番組関係者が(当時ラジオテレビ兼営であったTBS現職アナウンサーにもかかわらずテレビ番組にほとんど登場しない大沢面白さラジオ番組知ったことによるもので、出演に際してラジオ番組風の演出為された民放局正社員であるアナウンサー他局の番組出演することも、ラジオ風の番組テレビで放送することも異例であったが、本人自分の顔が視聴者知られることで生じデメリットを『ゆうYOUサンデー』の担当間中から痛感。「テレビに出ると顔は有名になるけど、街を歩くだけで(周囲人々に顔を)振り返られても、チンパンジー同じような(珍しさによる)ものでしかない振り返られたところで(アナウンサーとして尊敬されているわけではないので、勘違いするな」という戒め言葉を、部下アナウンサーへ頻繁に投げ掛けていたという。フリーアナウンサーに転身してからも、「顔を出してまでテレビ番組出演しない」という方針貫いているが、雑誌では2015年4月10日発売の『クロワッサン』、書籍では『開局70周年 TBSラジオ公式読本』(2021年リトルモアから刊行)に「顔出し」を伴うインタビュー応じた模様掲載されている。 TBSラジオでは、放送中同局コールサインである“JOKR”をコールすることが(放送開始終了時除いてほとんどないが、大沢は『ゆうゆうワイド』の番組内時報直前に「まもなく時報なります。ちょっとお手元時計合っているかどうか確かめ下さいTBSラジオです。J・O・K・R」と、唯一コールサイン読み上げる(尺により言わない時もあるが)ことで知られる大沢TBS社員経て現在はフリーであり、放送局属さない出演者コールサイン読み上げることも異例であるといえるまた、このときにTBSラジオ周波数出力案内もすることがある。 『ゆうゆうワイド』では高齢者対す配慮から、問い合わせ先電話番号などを読み上げるときは、とてもゆっくり、2度3度繰り返すまた、高齢者には難しく思われそうな英単語なども、放送では極力使用避けている。いずれも自分ポリシー」によるとのことだが、「本当スケベ話(『お色気大賞』でのトークなど)は、(根が)真面目だからこそ出来る」との考え持ち合わせている。 『ゆうゆうワイド』などでの共演者リスナーからは「悠里さん」、番組ラジオCMでたびたび共演している毒蝮三太夫からは「悠里ちゃん」と呼ばれている。『ゆうゆうワイドシリーズ長年わたって大沢アシスタント務めているさこみちよは、大沢について「心のどこかで師匠のようだ思ってるかもしれないとのことで、公の場で「大沢さん」と呼んでいる。その一方で、「喋り声は極めてハト派だが、顔は思いっきりタカ派大沢悠里と言われているほか、『ゆうゆうワイドの裏番組に当たるラジオ生ワイド番組長らくパーソナリティ務めていた高田文夫から「下駄モミアゲ」という表現風貌揶揄されたことがあるTBSラジオ1986年4月からレギュラー放送されてきた『ゆうゆうワイド』を、平日版スタートから36年目(2022年3月末)で終了させることを決めたのは、「今後いつ調子体調)が悪くなるかも分からないので、(自分と同じ年代高齢者自動車運転することへの不安や限界などから)運転免許証を(所轄都道府県公安委員会自主的に返納するように、(リスナースタッフの)皆さんから心配されないうちにマイクTBS返納したい」という自身意向よる。2022年1月8日土曜日版終了初め発表した際には、「月 - 金曜日に『ゆうゆうワイド』で4時間半(の生放送への出演)を30年続けた節目で(ラジオパーソナリティを)辞めようとしたら、(平日版リスナーなどから)『ぜひ、また、ちょっとでもいいから続けて欲しい)』という(要望相次いだ)ので、土曜日午後に(週1回ペース生放送の)パーソナリティ務めることになった。(このような経緯で)土曜日版始めてから(2022年の)3月で丸6年、(TBS入社してからの)アナウンサー生活が58年になる。もっとも、内心では『(ラジオパーソナリティとしての)賞味期限がそろそろ切れ始めている』と感じていて、(パーソナリティとしての)自分引導を渡すことを1年前(2021年)からずっと考えていた。お世辞でも『まだ(パーソナリティを)できるじゃないかと言われているうちに(パーソナリティを)辞めた方が良いとの結論至ったので、その旨TBSラジオ伝えたところ(『ゆうゆうワイドシリーズ終了の)了解得られた」と述べている。さらに、同日放送終了後に『スポーツニッポン』から電話取材受けた際に、「フェードアウト」(土曜日版終了に伴うアナウンスナレーション第一線からの勇退)の意向があることを表明東京オリンピック最初に開かれた1964年TBS入社したことを背景に、2020東京オリンピック開催をもってアナウンサー生活に終止符を打つことを開催決定時点2013年9月)で決めていたことや、(新型コロナウイルス感染症流行の影響による1年延期経て開催控えていた)2021年4月時点で『ゆうゆうワイドシリーズの終了TBSラジオ申し入れていたことも明かした

※この「ラジオ人として」の解説は、「大沢悠里」の解説の一部です。
「ラジオ人として」を含む「大沢悠里」の記事については、「大沢悠里」の概要を参照ください。

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