マキナタの住人達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 13:13 UTC 版)
「ハクメイとミコチ」の記事における「マキナタの住人達」の解説
マヤ 声 - 緒方恵美 港町アラビの積み木市場にある喫茶店兼呑み屋「ポートラウンジ小骨」の3代目マスター。33歳の女性で、出身地はヒノチ。先代のマスター(声 - 渡辺明乃)は彼女の母親。丸メガネにバンダナ、襟元にスカーフ。ミコチはこの店の常連。 シナト 声 - 内山夕実 田楽・炉端焼きの店「呑戸屋(どんどや)」を妹のミマリと共に営む28歳の女性。出身地はケイ。 ウェーブがかった長髪に三白眼。頭巾がトレードマーク。男勝りで姉御肌。喫煙者で煙管を愛用している。酒好きだがあまり強くない。ハクメイとは博打仲間。 ミマリ 声 - M・A・O 「呑戸屋」を姉のシナトと共に営む22歳女性。出身地はガダイ。出身地がシナトと違うのは、シナト誕生後に一家が引っ越した為。 外はねベリーショートにヘアバンド。礼儀正しく、暴走気味の姉のフォローに回ることが多い。泳ぎが得意でシナト曰く「アメンボより早えぇ」。語尾が「ッス」。 ジャダ 声 - 新谷真弓 美容師。30歳の女性。出身地はハルハン。 ダチョウの卵の殻で出来た美容室「翡翠の卵」を営んでいる。黒髪のくせっ毛でベリーショート。腕は良いが、少々気まぐれで、気分とやる気次第で営業していない時がある。何故かモヒカンが好きで、どの客にもとりあえずモヒカンを勧める。母親伝授のリモンチェッロを自分で作ったところ不味かったため、ミコチのアドバイスでレシピを改良して作り直している。 店である卵の殻は地面にネジ留めして直立するのを保っていたのだが、ある日の暴風が原因で卵殻が割れて崩壊、たまたま通り掛かったイワシが崩落した荷物に埋まっていたところを救助し、リフォームを手がけて修繕された。そして、そのお礼にと、イワシが剃らないタイプのモヒカンにされている。 ウカイ 声 - 岸尾だいすけ なんでもありの集合住宅「蜂蜜館」の初代主人の男性で、既に故人。享年57歳。出身地はカナンカ。酒で財をなした富豪で享楽家。死ぬまで楽しく生きるために蜂蜜館を作って美術家や無法者を囲い込んだ。 ヒガキ 声 - 竹内良太 蜂蜜館の館守(やかたもり)で2代目主人。最古参の一人で72歳の男性。出身地はカナンカ。ウカイの残したミント・ジュレップのレシピの再現をミコチに依頼する。口髭も埋まるほど豊かなくせっ毛の持主。若い頃は一人称で「僕」と言っていたが、館守になってからは主に「私」と言うようになっている。 旋毛丸(ツムジマル) 声 - 諏訪部順一 蜂蜜館の住人で、トカゲ(レインボーアガマ)の35歳男性。出身地はヒノチ。ウカイを知る数少ない古参の一人。同種の爬虫類にはまるで萌えず、毛がフサフサの動物ほうが好きという変わった性癖。 ミキ 声 - 手塚ヒロミチ 蜂蜜館に店を構える「ミキ八百屋」の店主。23歳の男性で、出身地ヒノチ。 買い付け能力や、品物の鮮度、希少価値などは優れているのだが、宣伝の少なさ、悪立地、強気な価格設定といった理由からほとんどの商品を売れ残させてしまっており、貴重な果実を買い占めた上に無駄にするため同業者からの評判は著しく悪いが、商品に関しては「こいつらは食われてなんぼ」とは思っていたため、ミコチの提案により、ミコチの仕事である保存食作りの原材料の仕入れ先として契約する。 ライカ(雷火) 声 - 小松未可子 コンジュの隣人の24歳の女性。出身地ムカク。 同年代のコンジュとはそれなりに親しい隣人としての付き合いがある。昼間は郵便局で事務の仕事をしている。歌姫としてのコンジュの大ファンだが、隣人として彼女と親しんでも、ファンとしては一線は踏み越えたくないという思いがあり、彼女の歌を鑑賞するために、色々と葛藤しながら試行錯誤している。 シュンカ 蜂蜜館の最下層、「金」層の中央に有るバー「いかさまハルツ」のオーナー兼バーテンダーの女性。 若いながらも蜂蜜館の最古参であり、店名は当時の館主から贈られたもの。新参・古参とも彼女には頭が上がらないため、館内において数少ない安全地帯となっている。 キアン マキナタ図書館の司書。37歳の男性で、出身地はハルハン。地元ハルハン特産の耳飾りを付けている。 図書館と書物をこよなく愛しており、仕事ぶりも優秀。ハクメイとミコチが訪れた際、本の捜索でハクメイにことごとく先を越され、以来彼女に一目置いている。 トレモ 声 - 竹内栄治 マキナタ市街の雨乞い通りにある古着屋【リ・ルナ】の店長。キイロマングースの37歳男性。出身地はカナンカ。 アイテムセレクトや接客もこなすワンマン経営。ファッションブランド「ナイトスネイル」のファン。 各国持ち回りで開催されるファッションコンテストがマキナタエリアで開催された際は審査員であったが、コンテストにエントリーしたミコチを応援する。 アニメ6話に登場したときは、「古着屋店長」とクレジットされていた。原作でも章間のコラムで明かされているだけだったが、本編57話で名前を初めて登場人物に呼ばれた。 カーネリアン 旅劇団の役者。30歳、男性。美容学校でジャダの同期だった。 人好きのする性格で学生時代からジャダに話しかけ続けていたが、ジャダからは「やけに絡んできてすっごい苦手」と思われていた ジャダが店を出したと聞きつけ、マキナタ講演の際に来店する。顔を合わせたくないジャダは「弟子のジェダ」を名乗り変装してヘアカットをするが、最終的にはバレていた。 観念したのか「いかさまハルツ」で二人で飲んでいる姿が、コミック欄外に描かれている。 ミソニ&デンガク 宿無しのドブネズミ兄弟。双子で、ともに19歳。男性。サングラスをかけている方がミソニ。 その日暮らしで、コビトから詐欺同然の手口で食料を巻き上げるなど、チンピラのような生活をしているが、悪人になりきれない性格のためか、ハクメイとミコチには許されている。 とはいえ身に染み付いた風来坊のためか、目先の利益のために直前の約束を忘れるので、信頼はできない。 暗森の声(クラモリノコエ) 7年に一度マキナタで行われる「樹鎮の夕べ」という催事で祀られる、木を守る悪魔とされる人物。ミコチとハクメイが住んでいる大楠に棲んでいた。 暗森の声に扮した大人が子どもたちを脅かして回り、子どもたちが折れた斧のおもちゃを掲げるとお菓子を置いて逃げ出す、という行事だが、ミコチの作ったケーキが美味しすぎたため、ハクメイ、コンジュと3人で子どもたちに追い回される羽目になった。 実際にはマキナタ開拓当時に開拓団と抗争になり、一人で開拓団を壊滅に追い込んだ現地住民。最期は木こりに斧で討ち取られたとされる。
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