フィクションに登場する加速装置とは? わかりやすく解説

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フィクションに登場する加速装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 19:11 UTC 版)

加速装置」の記事における「フィクションに登場する加速装置」の解説

サイボーグ009以降多くSF作品ガジェットとして登場している。 フィクションに登場する加速装置の詳細表示するには右の [表示] をクリックしてください仮面ライダーシリーズ・スーパー戦隊シリーズ 『サイボーグ009』作者である石森1970年代東映特撮ヒーロー原作務めており、スーパー戦隊シリーズ第2作ジャッカー電撃隊』で加速装置使用されている。主人公桜井五郎(彼もサイボーグである)が「加速装置!」と叫んで自動車走って追い抜く場面低速度撮影表現されている。準主人公のダイヤジャックにも加速装置施されておりメンバー内で2人だけ加速装置使えるのは『サイボーグ009』オマージュである。 後の仮面ライダーシリーズでも相当技術を利用する作品多数存在する『仮面ライダー555』登場する仮面ライダー555は、「ファイズアクセル」を使用することによって10秒間だけ通常の1000倍の速さ(約マッハ50)で行動できる『仮面ライダー龍騎』アクセルベント『仮面ライダー剣』の「マッハジャガー」は加速のために特定のカードを使うなど「戴宗」の概念に近いが、カードリーダーなど、機械補助受けている。 『仮面ライダーカブト』登場する仮面ライダーは「クロックアップ」を発動させることで高速行動できる。敵も同等能力有しており、敵味方双方クロックアップすることで、周囲動き止まった状態で戦う演出多用された。また、カブトライダーキック基本的に回し蹴りであるなど、先述した演出上の問題への配慮がされていた。ただし(番組製作都合により)場所移動するときに行われるすれ違い交差しながらの戦闘という表現中は、普通に飛び跳ねながら移動している。強化型のハイパークロックアップは、実質タイムマシンである。 『電脳警察サイバーコップ』 1988年特撮番組主人公の仲間1人、マーキュリービットに加速装置装備されており、高速高機動力優れているという設定『特捜エクシードラフト』 1992年特撮番組強化服の足に付け追加装備「ターボユニットW」が設定されている。これは足首噴射装置設置してマッハ1で走るもので、厳密には(神経系反応速度全体上げる)加速装置ではない。作動中の演出バイオニック・ジェミー後述)同様、スローモーション表現された。 『新加速剤 The New Accelerator』H・G・ウェルズストランド・マガジン1901年12月初出肉体思考加速効果を及ぼす「新加速剤」を服用した教授主人公体験描いたSF小説には副作用はなく、高速運動による肉体へのダメージもないが、持続時間は(加速してない世界で)1秒。また教授反対効果を持つ「減速剤」の研究行っている。 『エイトマン』『サイボーグ・ブルース』平井和正桑田次郎) 『エイトマン』は劇中で「スーパーロボット」と称される人格移植した完全な機械体と設定されているため、超高速機時のモード切替描写してはいない。神経伝達速度人間1000倍である為、人間よりも1000早く行動できる設定されている。「決闘」では同様の性能持った機体人間の脳搭載したサイボーグ登場するが、こちらは超高速での機動生身の脳は耐えられないため遠からず自壊する事が示唆されていた。 原作者による小説『サイボーグ・ブルース』では、主人公は脳を残しており、高速機時に補助電子頭脳によって高速運動中の機体制御精度確保しているため、補助電子頭脳キャッシュできる情報量時間的な制限となる。この作品では主人公体感描写などからも、実質上「加速装置搭載したサイボーグ」と見なすことが出来るが、サイボーグ体の強度低く加速中の衝突致命的であるから、主に「窮地脱して敵の背後を取る」為に使用する『600万ドルの男』『バイオニック・ジェミー』 高速移動時やアクションシーンでは、スローモーション特徴的な効果音によって高速運動演出している。 『時間救助隊タイマー3』能田達規) 「SS(スーパースピード)スーツ」は、装着者の動作思考速度100倍にする機能と、重力加速度10倍にする機能「Gブースター」を持っており、加速時でも通常と同じ様に行動できる事について説明がされている。また「Gブースター」だけを止めることにより、加速時体感重力10分の1にすることもできる『リターナー』 未来の道具として、体感速度20倍に高めソニックムーバー登場している。 『銃夢』木城ゆきと) 脳の処理速度アップすることによりサイボーグ体の性能極限まで引き出モードしきものがある。前述加速中の制動についても描写されており、作中ではプラズマジェットを噴射することで姿勢制御行っている。 『奥歯のスイッチを入れろ』山本弘特殊な形状記憶超合金による人工筋肉用いたサイボーグSSS(スーパーソニックソルジャー)」が登場出力調整が困難である為、重たいサイボーグ体を人間並み速度パワー動かせる細い人工筋肉から、フル性能発揮できる太い人工筋肉へと切り替え同時に脳の処理速度1000倍に上げることで加速モードへと突入する効果時間主観30分ほど。理論的に音速まで達する。 『009』描かれているような加速中の戦闘シーンから発想得ており、『変身サイボーグ』『エイトマン』『600万ドルの男』など過去作品へのオマージュ描写されている。 『アクセル・ワールド』川原礫心臓から脳へ送られるパルス増幅することによって思考1000倍に加速しネットワーク上の仮想空間アバター操って戦うゲームソフトブレイン・バースト」が登場現実肉体100倍加速させるコマンド存在するが、強化されていない生身の体を強引に動かすため激痛を伴う。 『ブレット・ザ・ウィザード』園田健一) 「魔法」によって加速状態を得る。加速中は視界光量減少する空気粘性帯びるといった描写がされており、慣性の法則から急に向き変更したりすると肉体負荷に耐え切れず骨折などを起こすまた上述のように自由落下速度変化しないことの描写もあり、ストーリー上、重要な事項となっている。 HEROES (テレビドラマ) アメリカ合衆国NBC放送されテレビドラマシリーズ超能力者テーマにしたSF番組であり、シーズン3登場した「ダフニ・ミルブルック」という女性キャラ加速装置のような表現高速移動 (Super Speed)の能力有していた。高速移動中は他の能力者の使う時空間制御での時間停止中でも平然と動くことができ、大人2人程度なら抱えている人間一緒に高速で動くことができる。彼女以外の人間にとっての高速移動中は風圧が辛いというだけで、他の作品のような空気との摩擦熱燃えるという設定本作には無い。

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「フィクションに登場する加速装置」を含む「加速装置」の記事については、「加速装置」の概要を参照ください。

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