ブレイン・バースト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 17:16 UTC 版)
「アクセル・ワールド」の記事における「ブレイン・バースト」の解説
ニューロリンカー用アプリケーションで、正式名称《Brain Burst 2039》。略称は《BB》。正式名称にもあるように、2039年4月に正体不明の製作者によって東京都心在住の小学一年生100名に配布され、時折アップデートも行われている。以後の配布はユーザー間でのコピーによるもので、コピー元のユーザーは《親》、コピー先のユーザーは《子》と称される。ただし現在はコピー回数制限がかかっており、1人のユーザーが《子》にできるのは原則として1人のみである(あるユーザーの《子》が別のユーザーの《親》となることは可能)。そのため、ユーザーは《子》を慎重に選ぶ傾向がある。 インストールするとソーシャルカメラの映像から再構成された加速世界で現実を舞台にした対戦格闘ゲームが出来るようになる。インストールするには適合条件が2つあり、生誕後まもなくからニューロリンカーを使用していること、大脳応答に適性を持っていることである。この条件から、2031年4月以降に産まれた者にしか適性がない。1から10までのレベル制で、レベル9まではバーストポイントを消費することでレベルを上げることができ、レベルアップ時にはステータスが上昇するだけでなく、ボーナスが発生する。バーストポイントを全損するなどして、一度システムから強制アンインストールされると二度とインストールできなくなり、自らがこのゲームに参加していた記憶さえも完全に消去される。イベントや新エリアの実装の様なアップデートは現実世界の記念日などに由来することが多い。システムの穴が発見されると驚異的なスピードで無効化されることから、管理者はAIだとも言われている。 1000倍に加速した環境下での高速戦闘で、デュエルアバターのアイレンズの動きに合わせた映像を作っていてはごくわずかにタイムラグが生じるので、システムは一瞬先の未来を予測し、その映像を見せている。《ディティール・フォーカシング・システム》の発展系とも言えるイメージ制御系の信号をもとにした未来予測は、恐るべき精度で、間違うことは基本的にない。 またの名をトライアル#2といい、#1の対人戦メインの高速シューティングの《Accel Assault 2038》(アクセル・アサルト:AA)と、#3の対エネミー戦メインのハックアンドスラッシュの《Cosmos Corrupt 2040》(コスモス・コラプト:CC)というものも存在したが、ホワイト・コスモス曰く「#1は過剰な闘争で満たされ」、「#3は過剰な融和で満たされて」いたために、既に廃棄されている。 2011年1月、原作者が攻略wikiサイト『BrainBurst2039Wiki』を開設した。
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